7月27日21時32分 蠍座で上弦の月です。

上弦の月は、月と太陽が葛藤や手放しの配置を作りますので、
自分の中の不要なものを手放したり調整していくタイミングとなります。

 

今回の上弦の月は、獅子座の太陽、蠍座の月、牡牛座の天王星が葛藤の配置を作るのが特徴的。

ゆるく見れば、山羊座終盤エリアの土星とも葛藤の配置を作っています。

 

自分の中の本当に守りたいもの、大切にしたいこと、拘りたいことを改めて確認する時です。

自分の中の守りたいプライドのような信念のようなものを再確認させられるようなことが起こりやすいかもしれません。
その一部を手放し、改めて強固な信念を作っていきます。

 

太陽は獅子座の5度で「絶壁の端にある岩の塊」

挫折から自身を省みる。
人生に人間を超えた力が働くのを垣間見て、
人生をもっとダイナミックなものにしたいという気持ちが芽生える。
ダイナミックな意識の視野の拡大。

 

月は蠍座の5度で「大きな岩場の海岸」という度数です。

個人の情熱で乗り越えられない壁。
変化への強い抵抗。
保守的な習慣。
安定した常識感覚。
小さなことには振り回されない。
感情の荒波に振り回されない地道な人。
じっくり腰を据えて長期的な展望に立つ。

 

どちらも海岸の岩についてのシンボルで面白いですね。

獅子座の5度については、他の岩とは切り離されて、
岩の塔のようになっている状況になっています。

岩の頑丈さというよりも、岩をも切り離す波の力にフォーカスしています。

 

対して、蠍座5度のシンボルは絶壁の岩ということで、
波では全く歯が立たない岩の壁をあらわしています。

 

似ているのですが、意味が真逆なんですね。

 

波というのは集合意識や感情の揺らぎを象徴し、
岩は揺るがない頑丈なものを象徴します。

この上弦の月は岩と波の戦いのような感じ(笑)

強固さと揺らぎとのせめぎ合い。

周囲の変化や状況に対して自分がどうしたいのかを問う。

崩れるものは崩れるし、
揺らがないものは揺らがない。

自分の中のそういった領域に光が当たりそうです。

 

また、現在ちょうど、火星が危なっかしい位置にあり、
この上弦の月でもエネルギーが強くなっています。
組織や家族の中での喧嘩に注意が必要です。

感情的になりやすく、口論が起こりやすい。

一見無謀に見えることにチャレンジしたくなりやすく、やり過ぎにも注意です。

楽観的に、発展的な方向を考えて話をするといいでしょう。

 

金星が唯一星の状態がいいので、「楽しい」を基準に物事を選択するのも今は大切かなと感じます。

 

連日雨続きですが、皆様にとってステキな1週間となりますように。



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引用元:【星使いの時刻表】揺らぐものと、揺らがないものと