2019年4月に、「人類初のブラックホールの撮影に成功」というニュースがありました。
また、先日のＮＨＫスペシャルのシリーズスペーススペクタクルでもブラックホールについての放送がありました。
この撮影の方法やいきさつ、その後の研究結果によって見出された、
ブラックホールの様々な新事実が伝えられていました。
わたしはこれを見て感動。
今日は、録画した番組を見直しながら、ブラックホールについて語ります！
ブラックホールは、実は光に包まれていた。
重力が大きすぎて、光すらそこから出ていけない。
あらゆるものを飲み込む真っ暗な天体と思われていたブラックホールですが、
実は、ブラックホールの重力に引き寄せられた大量のガスをまとい、まばゆいばかりの光を発しているんだそうです。
たしかに、銀河系の画像などを見ると、その中心部が光に包まれています。
この銀河の中心の光の更に中心がブラックホールだったんです…！！
ほぼすべての銀河の中心には超巨大ブラックホールがある
そして、銀河のほとんどすべての中心には超巨大ブラックホール（クエーサー）がある。
銀河の成り行きや仕組みにはこの超巨大ブラックホールが関係している。
宇宙が始まった138億年前の様子を、100億光年先の宇宙を観測して明らかにしようという取り組みも始まっています。
そうしてわかったこと。
宇宙が出来上がったころの超巨大ブラックホールは今よりも更に質量が大きく活発だったのだそうです。
そのブラックホールの大きさは、2019年4月に発見されたブラックホールの10000倍の明るさだったそうで、
モンスターブラックホールと言っていいくらいの激しい活動だそうです。
宇宙が誕生したころの方が、宇宙がガスや塵に包まれていたからだろうとされています。
わたしたちは、宇宙のチリからできている
そして、ブラックホールは更に、吸い寄せたガスや塵を大量に放射していました。
※番組の一部を撮影しています
ブラックホールが放出するガスは5000光年もの距離にも及ぶそうで、ジェットと呼ばれるそうです。
銀河系の中心には超巨大ブラックホールがあって、銀河の星々を誕生させていた。
吹き出されたものの分析も進んでいて、その元素の中身はどの銀河系でも同じような比率だったそうです。
その比率は、わたしたちの身体の中の元素と同じ構成とのこと。
わたしたちの身体は、この頃に放出された宇宙のチリからできている。
宇宙誕生の源
超新星爆発によって星々が粉々に
ブラックホールが塵を吸い込み放射することで、元素をかき混ぜる
沢山の銀河系が誕生する！
グレートセントラルサン
銀河系の源は「グレートセントラルサン」と呼ばれます。
わたしたちの住む天の川銀河の中心部にはいて座Ａと呼ばれる超巨大ブラックホールがあります。
いて座Ａは太陽の400万倍の質量だそうです。
これが、グレートセントラルサンのことなのだろうと思います。
そして、ブラックホールという名前よりも、グレートセントラルサンの方が、
その本来の役割を表しているように思います。
銀河の中心の太陽。
源。
膨大な光に包まれた星。
宇宙を知ることは、自分を知ること
2019年は巨大ブラックホールについての探求が進みました。
実際の出来事とわたしたちの意識の進化はシンクロします。
わたしたちの意識が銀河系の中心部を捉えた。と言えるのではないでしょうか。
それがどういうことで、わたしたちの在り方にどう影響するのか、
とても関心を持っています。
解説者の村山斉氏が、番組の最後にこう言っていました。
「宇宙を知ることは自分を知ること」
わたしのミッションと一致していて、なんか悶えた（笑）
天文学も、もっともっと学んでいきたいなと思いました。
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