本日、12月20日13時50分ごろ、土星が山羊座に入りました。
土星にとって山羊座は自分の王国。
王様の、29年ぶりの帰還となります。
これはかなり大きなことです。
2008年から山羊座にある冥王星と同座し、
2019年末には山羊座王国に木星も入ってきますので、
土星が山羊座を抜ける2020年末までの3年間は、
社会も、わたしたちの精神的な枠組みも大きく変わる時となりそうです。
土星が山羊座に入る瞬間の星の配置は、
この先3年間の山羊座土星時代を示唆します。
射手座の真ん中あたりから山羊座にかけて星々が密集しています。
日本においては8ハウスと9ハウス。
特に、月と冥王星が山羊座でぴったりと重なる状態で、
この配置には宇宙の大きな意図を感じずにはいられません。
強い決意というか、揺るぎない方向性。
月と冥王星の合は精神の部屋である9ハウスで起こるので、
ここから2020年末までの間、
「わたしたちの精神性の器が大きく入れ替わる」
ことを暗示しているように思います。
月は地球と最も近い天体。わたしたちの最も小さな自己です。
冥王星は太陽系の最も外側の星で、
銀河系宇宙と太陽系とをつなぐへその緒のような役目を果たします。
これらが重なっているということは、
土星が山羊座に位置する3年間で、
わたしたち個人が全く新しいものになることを示すのではないかと思います。
特に、精神性の面で、新しい領域に達するのではないかと。
これをスピリチュアルな言い方でアセンションというのでしょう。
何か宇宙にとって完成させたいレベルがあって、
そこにわたしたちを持ち上げようとしてくれるのかもしれません。
ただし、冥王星は容赦ないと言いますか、
0か100かというような面がありますので、
自分を偽り続けて変化を拒む人には厳しい時代になりそうです。
本来の自分の願いや本質的な生き方に向かうために、
大きな手放しや別れなども起こり得ます。
離婚とか、離職とか、病気とか、そういった三次元的な痛みというものは、
本質の自分に向かうための通過儀礼であり、
大きな気付きを得るためのものであることがほとんどなのですが、
それは冥王星的な変容のプロセスと言えます。
月にしがみつき、過去にしがみつくものには厳しい引きはがしに感じるでしょう。
蠍座に木星と火星が同座し、
月や冥王星と調和的な配置を取っています。
変容をなるべくスムーズに、かつ積極的に促す手助けをしているイメージです。
他者がその助けとなるでしょう。
人との信頼関係がいかに作れるかが大切です。
あなたの成し遂げたいことを多くの人が助けてくれます。
あなたの情熱の源泉は枯渇することがないでしょう。
理想を具現化するのに最高の配置です。
うまく行くと、あまりにも進みすぎて怖いくらいかもしれません。
理想を生き、本質を生きることを徹底的にやらされるともいえます。
先日の射手座新月でもそうでしたが、
射手座の後半領域と山羊座に入ったばかりの土星がそれぞれ、
小惑星キロンとスクエアという葛藤の配置を作る一方、
天王星とはトラインという調和的な配置を作ります。
これはすごく意味の深い配置で、
地球文明の傷を超えて、
新たなあなたとして目覚めることを促しています。
あなたのこれまでの枠を超え、
目に見えない世界と繋がり、
意識を宇宙大に広げなさい。
そんなイメージの配置になります。
皆様の土星が山羊座にある3年にたくさんの祝福がありますように✨
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引用元:【星使いの時刻表】土星が山羊座に帰還