3月20日 19時28分 春分です。
春分の星の配置は、次の春分までの1年を支配します。
黄径0度に太陽が達し、宇宙のエネルギーと地球のエネルギーがそろう、とても重要な日です。
この春分の詳しい星周りと、ここからの1年がどんな1年になりそうかは
「星使いの時刻表」の中でも詳しく書いています。(114ページから)
太陽の流れだけではなく、わたしたちの社会に影響する木星や土星、
更には神々(宇宙)の意志にかかわる天王星、海王星、冥王星の配置からも、
ここ数年~数百年くらいのことを読んで書いています。
こんな本は日本には絶対にありませんし、
ものすごい情報ですから、本を持っていない人は1年間損をしますよ。
自分で星を読める方は別ですが…。
さて、ここから1年の星使いの時刻表は、
「本を読んでね」でも済みますね(笑)
それくらいの内容を詰め込んでいますので。
でも、更にそれに付随することも書きます。
わたしがその時々で受け取るメッセージも変わりますから。
本には触れていませんが、この春分、
月と土星がぴったりと射手座の28度で重なっています。
本を書いていたときは、この意味がいまいちわからなかったのであまり触れていません。
他にも重要なことがたくさんありましたので。
でも度数があまりにもぴったりで、すごく気になっていました。
射手座28度「美しい(川の)流れにかけられた古い橋」というサビアンシンボルです。
美しい川の流れというのは、
意識的にも無意識的にも、わたしたちの世界の中で、
絶えることなく穏やかに流れつづけてきた宝物のようなもの。
古い橋は伝統的で実用的なものです。
なんというか、神話とか、伝承とか、言葉とか、慣習のような、
ずっと継承され続けてきて、わたしたちが何の疑いもなく使い続けているものというのがありますよね。
そういったものを象徴していると思います。
月と土星が重なっているのは3ハウス。
ここは「コミュニケーション、情報通信、学び」といったキーワードなので、
わたしたちに欠かすことのできない、長く継承され続けたことを学ぶ。
そういった発信や学習が大衆の間に定着していく。
ということなのだろうと思います。
今年から来年にかけてのキーワードに、
「古来から継承されたものの復刻」というのがあります。
たぶんこの言葉はこの後も何度も出てくるでしょう。
本にも何度も書かれています。
古い伝統的なものを表す土星が、
哲学、精神性、宇宙、世界、専門的な学習
などを表す射手座の後半にずっと滞在します。
同時に革新的でより自由なもの、新しい技術、などを表す天王星が、
これまた新しいスタートを表す牡羊座にあり、
この2つ星が、ずーーーっと調和的につながり続けています。
これはもう2016年に入ってからずっと、1年以上続いています。
土星は今年終わりには山羊座に移りますが、
あとを追うように、2018年の5月には天王星が牡牛座へ。
再度ここで、地の星座の調和的な配置が続いていきます。
これはとてもドラマチックです。
射手座と牡羊座間の調和は火のエネルギー。
志に火をつけて、広い世界をより良くしようと夢見ます。
情熱とともに、軽やかに突き進みます。
それが、来年の春以降は穏やかに着地する。
芽生えた志や獲得してきたものが、
この大地に深く根を張ります。
この流れをわたしはすごく大切に思っています。
つまり、
理想を生きる。
視野を広げる。
世界の役に立つ新しい道を考える。
同時に、古来の叡智を復刻させる。
志を継続させる。
そうして、新しい世界を築いていこう。
だからここからの1年は、
今に合うように復刻しなさい、学びなおしなさいと。
これを言っていると思います。
スピリチュアルの学校が増えているし、
これまでばらばらに活動してきた人たちが、
志を一つにして新たにつながり、
教育に力を入れ始めている風潮をすごく感じますが、
これもこの流れの通り。
今は神々もかなり動いていて、
古来からの伝統的な秘儀や魔術を時代に合った形で復刻させようとしています。
そうすることできっと、手放さなければならないものもある。
これまでの常識や習慣を見つめなおす。
当たり前にやってきたものの本当の意味に気が付く。
そして、月が土星と合だと、
場合によっては「制限」という読み方がされますね。
言葉を自由に扱うこと、自由に学ぶことを制限される。
それはつまり、個人的なわがままや、我欲、エゴの情報や学びは淘汰される、ということかと。
そうして、本質的なものが定着するのだろう、と感じています。
もう一つ大事なキーワードとして、
射手座意識から山羊座意識へ、
というのがあるような気がいしています。
射手座で的を絞り、専門的に学ぶ。
そしたらあなたは、いずれ土星が山羊座に移ったときに、
それを社会で発揮していくんだよ、とか、
あとは「宇宙意識」の定着ですよね。
射手座の後半部分といったら、
銀河系宇宙の中心部付近なんです。
土星が今年はこのあたりに長期滞在して、
2017年の12月20日ごろに山羊座に移ります。
銀河系宇宙の中心部付近ですから、
より大きな宇宙。
太陽系だけじゃない、より大きな銀河系宇宙に意識がアクセスしやすくなります。
「美しい川にかけられた古い橋」というシンボルも、
2つの世界の意識をつなぐ、とも読めます。
わたしは、今年もやれることが、
やらなければならないことがたくさんありそうです。
古代の叡智を現代に復刻する。
より大きな宇宙と地球をつなぐ。
今年はこれを頑張ります。
本当にやっていきたいことの的を絞って、
自分のものにしていきましょう。
21日の下弦の月を経て、
28日の牡羊座新月には、
2017年度の本格的なスタートがなされていくでしょう。
意識(空気)が一気に新しく軽やかになるのを感じられると思います。
禊を済ませ、太陽に手を合わせましょう。
心をそろえれば、意識は宇宙としっかり同調していきます。
ということで、わたしは春分の前日、
お伊勢様を参拝いたします♡
月の満ち欠けに合わせて星の情報を配信しています☆
引用元:【星使いの時刻表】2017春分~2つの世界をつなぐ橋を渡る