5月後半から始まる長い夏は終わり、二学期生制の多いアメリカの大学は、ちょうど新年度が始まるころです。


息子もこれから12月後半まで猛烈に忙しい日々を駆け抜けることとなり、連絡もほぼほぼ途絶えるでしょう。ただ、年を追うごとに専門的な過程となり楽しんでいるようです。とはいうもののこちらはほとんどわかりませんが笑


さて、受験以上に個人差があり、当事者からはほとんど語られない米国大学での日本人留学生のその後の進路。日本の就活でも大々的に公表する人はいないでしょうから同じですね。


同じ学部に日本人はいないようなので、院生や別の大学の先輩方から息子が聞いた話を、さらに断片的に聞いた程度での私はここで書けるほどしっかり状況をわかってはいません。


大学はHPやオンラインの説明会では就職先のことをアピールしていましたが留学生のことは含まれているのかどうか。。


息子の進路についてはこちらは完全に省エネモード。良きにはかって下さいの心境です。


息子には何を言っても仄めかしても右から左だから言うだけ気を揉むだけ無駄、「こっちが自分で決めるってわかってるでしょ笑」と、何事もこの言葉通り、自分で気持ちを固めたときが一番動くと身に沁みて学んでいるので、こちらは一切言及しません。決めたことを応援するのみ。


この夏は受験の年以来集中的に進路に向けて取り組んで自分のレベルを上げられたとのこと。去年の夏、「今しか遊べない」と一時帰国中の〜んびり過ごしたり遊んだりして、夫婦で陰ながらヒソヒソ、ヤキモキしていたのと大違い。あ〜本当にあの時間は無駄でした。


日本人留学生がインターンシップや就活をする場合のルートにはお馴染みのボスキャリや大学のリクルートフェアがありますが、知り合いからのリファーラルというルートもあります。リファーラル採用。


専攻分野で全米屈指の息子の大学とはいえ、条件の良いポジションはリクルートに来ないそうで、スカウトかリファーラルオンリーというハードルの高さ。それにリファーラルといっても入り口まで。実力が伝わらなければ普通に面接等で落とされます。


とはいえ、一般にリクルートしないところは入り口だけでもリファーラルしかなく、息子はGFのご家族からリファーラルが得られるかもしれず(積極的にリファーラルして下さりたいそうですが会社の判断なので)、入り口のチャンスだけはあるかもしれません。息子と同じ専攻のGFを含めてエンジニア一家のご家庭です。日本の場合は院生の先輩方がリファーラルして下さるようなお話もあるそうで有り難いことです。


息子が院進を希望するのかどうかわかりませんが、ネットワークという財産を考えた時の大学選びはどうしたら良いでしょうね。。


以下完全な私見偏見想像ですが。。

ハーバードやイェールとはいえ、ネットワークの需要の方が供給を上回る状況は変わらないような気はします。みなが自分に有利なコネづくりにだけ勤しむということがあるとしたら寂しいですね。こじんまりとしたリベラルアーツカレッジの方が良いのかしら。あとは、知名度が劣っても有名企業が立ち並ぶ地域の大学の方が良いなんて話もありますね。


または米国に進出する日本企業もますます多くなっているなか、海外大学生も縁の下の力持ちで貢献しているのでしょうか! 娘の大学の多くの帰国生やインター出身の友達は各企業や団体で活躍しているようです。海外大生の進路の事例をもっと知りたいですがネットではやはり多くは出てこないと思います。