トランプさんがかすり傷程度で済んで何よりでしたが、犠牲者が出てしまいました。


ちょうど2年前の7月、息子と安倍元総理の献花台に花を手向に行った時のことを思い出します。自民党本部には若い人達、赤ちゃんを抱えた女性など多くの人が並んでいました。


政治主張に関わらずあのような悲劇は起こってはいけなかったし、SPや警察の対応、報道姿勢を含めて日本ならではの特殊的弱腰が今回の件で再び対照的に際立ち思い出されます。分析を好むがリアルな対峙は苦手。


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今回の旅のテーマには私の英語リハビリがあったため、様々な局面で前に出て、電話も問題ない心境になりました。しばらくすると魔法がとけて萎んでしまうでしょうけど。


息子も同感ですが、米国ではなめられないのが一番大事。ケンカ腰でもなく必ずしも流暢な英語という訳でもなく、対等なコミュニケーションをとるべきと思わせる自然なオーラを身に纏う。個人的にその一環として厚底のスニーカーやサンダルも持参しました笑 レディガガも厚底靴履いているといいますし高さは強さかも。その甲斐もあったかどうか、完璧な英語ではないけれどコミュニケーション面で特に怯んだ場面は一度もなかったです。


息子は昔からスーパーに行けば率先して袋を持ってくれたり、後ろの人のためにドアを押さえたりするような子でしたが(アメリカかぶれの私の教育方針)、高校の交換留学で磨かれ、大学生活でさらにそのジェントルマンぶりに拍車がかかっていました。


車のドアを開けてくれるのはもちろん、必ず道路側を歩き私を内側にしてくれます。3人座席で端が女性の時のみ私が真ん中に座るよう促し、心得てるなと。


そして”毎晩”1時間はロビーや別室に行きgfに電話していました。マメですね〜。どうしても時間がなく、Uber内で「ちょっと電話していい?」とかけた時、開口一番「How was your day(今日はどんな日だった)?」と声がけしてましたよー。毎日話してるならそうなると笑っていましたが、なんとういうジェントルマンだと感動してしまいました。話を聞く限り、飾らず気の合う仲で何より!ご実家には何回か訪れていてとても良くして頂いているそうで有り難いです。


キャンパスで久しぶりに友達に会えば握手する。Uberのドライバーさんには、Hiと名前だけではなくHow are you?までつける(定型だけどあるとないとでは違うと感じました)。


途中下車するために乗合シャトルの後方からドライバーさんに、「Sir」と呼びかける→”ちょっとすいません”の英語版がわからず息子に任せたのですが、なるほどと思いました。後日とあるシチュエーションでThank you ma’amと使ってみました。


必ずしもアメリカを全肯定している訳ではなく日本大大大好きな息子ですが、文句もありつつ郷に入っては郷に従えるアメリカンな振る舞いを身につけていました。どこに行っても、在米ではないとかインターナショナルスクール出身ではないことに驚かれるとのこと。日本人アイデンティティマックスの日本人は意外と周囲には皆無なようです。


改めて日本史を学び直したいなど、海外に出たからこそ母国をより知りたいという心境になるのでしょう。


唯一息子に怒られたのは、道にヒラヒラ落ちていた1ドル札をつい拾った時。「なんで拾うの!?どんなトラップがあるかわからないんだから。信じられない🤷🏻!」。現物カードを公共の場で出したりスワイプしたりも避けるよう言われました。


Googleマップ見ているのになぜか見当違いの方向に向かっていく私と異なり、タイムズスクエアのような圧倒される新しい場所でも、優れた方向感覚とデジタルを駆使して我が街のように闊歩できる息子をたくましいと感じました。負けないで良しウインク