今年度の御三家K成高校の海外大進学実績が発表されました。


ここ数年で最小。。どう贔屓目に読み取っても挑戦者自体の減少傾向は明らか。米国は恐らく1名。アーリーでコロンビアに🌸で以上、ではないかな。UCはアーリー発表前に前に締切なので同じ人だと思います。


確かつい最近、新聞で「生徒の1割(40人)は海外大学を視野に入れている」との校長先生のインタビューがありましたが。。


独自のサマースクールの繋がりがあり、TOEFL100を超える生徒も1割という。。TOEFLクラスも開講しているとか。


これほど、こうあって欲しいという期待値と実態の乖離がある期待値バブルな学校も珍しい気がします。


“東大一辺倒なんて古い”みたいなキャッチコピーでのメディアでの露出度も高く、グローバルシフトだと強く思われてる節はあったでしょうから。


日本からの多くの挑戦者は大学や財団の奨学金が必須でありながら、資金の目処もたたないのに米国大学に特攻するというスタイルをとっているのではないかと推測します。受かっても資金的に行けないことはあるという未来も飲み込んで。上手くいかなかったら翌年は国内だけにするなどざっくり決めて(我が家)。


そのような若さゆえの無鉄砲さ?がなく、不透明要素を避ける慎重さや賢明さなのか、先輩方の話を聞いた上で米国大学に全く魅力を感じていないのか。最優秀層のこの笛ふけど踊っていない状況の真相が気になります。


勝手ながら、彼らのようなトップ層にも米国大学に食い込んで欲しいと思っていますが。


もちろん株価と一緒で、過去から未来を予測することは出来ず、来年には急増している可能性もあります!  


もう一つ、海外大学は注目バブルの情報バブルではあるということ。比較は無用、淡々と着実に自分のできることを重ねていくことが思わぬ未来に繋がるような気がします。


帰国子女やインター生、母校よりずっと偏差値の高い学校の生徒さん方が集まったり、時代的にも過去の結果からも女子生徒さんが有利だろうと密かに感じていた課外活動、準備が整った40人ほどのK成生と同じ土俵になるのかと思っていた米国入試の状況も、蓋を開けると意外な結果。事前の思い込みは全く当たっていませんでした。


早々に高1でTOEFL100、高2で110と、息子よりずっと先をいっていたK成に匹敵する学校の息子のと友達は米国はすべて残念で東大に進学していきました。そこが米国のマッチングのユニークなところ。


ただし、息子の大学に交換留学や院生でくる東大の人達はものすごく優秀とのことです。優秀であることと18歳時点の合否が必ずしも一致しないだけですね。