私の希望で、急遽中学受験をすることになった息子の(私の)第一志望は現在母校となっている学校でした。


ほんの数ヶ月の受験勉強だったので高みを目指す発想はなく、立ち位置もよくわからなかったのですが、絶対にここなら息子はどう転んでも最高の6年間を過ごすだろうと、通学路を含めたマイ☑️リストを唯一コンプリートしたダントツに親が惚れ込んだ学校です。唯一といっても他をほとんど見ていませんが。


特待枠が第一志望でしたが、一般であっても、途中で一般となっても通わせたい熱望校でした。全日程そこだけという珍しい組み方。


1月に入りなぜか偏差値が高い学校群の過去問をどんどん解けるようになった息子(算数だけ)。世間知らずなのにそこで親の欲目が出て、もっともっと偏差値が高い有名校を受験させてみたい気持ちもよぎりました。


•大チャレンジ校に奇跡的に受かったら通わせる!→一般的


•もし受かったらすごい👍😤→でも進学先は変えないという我が家。


息子の学校は上位群からみたら二番手、三番手、またはそれ以下で、失意のうちに入学してきた子達も多かったかもしれませんが、息子はもしかしたら数少ない?堂々の第一志望入学でした。


成績による特待生のステイタスは毎年更新して頂きました。これは米大受験で大いにアピールしました。アドミッションオフィスは、まず置かれた場所での差別化、地域、国と広がっていきます。今のところ日本の偏差値一覧はそこまで浸透していないのではないかと推測するため、十分同じ土俵で勝負ができます。


また、課外活動等の場でも、どうしてそのようなレーダー下の学校で(インターでも帰国子女クラスがあった訳でもない)、どのように英語力をつけたのかとポジティブな反応を頂いたことも少なかったようです。


同級生達とは切磋琢磨して、多くは現役で難関国立大学に合格していました。失意の上で入学した息子の親友は第一志望に行っていたらきっと受かっていなかったと言っていたそうです。


A big fish in a small pond. 

アメリカでも良く言われますが、小さな場所で大きな魚になれと。これは本当に一理あると感じます。


とはいえ、海外大への意識が高い学校、偏差値が高い学校は、まさに優秀でユニークな生徒さん達との切磋琢磨や、学校が提供して下さる経験の差は確実にあり、総合的にはそのような学校の強みは大きく、長い目で考えると目指す価値は大きいと思います。


結果が読みづらい米大受験においては、知る人ぞ知るような素晴らしいsmall pond を組み込めれば最高ですね。意欲のある学生には積極的に様々な機会やメリットスカラシップ、州内生授業料などで報いて下さると思いますし(レジュメに記載できる)、教授スタッフの方々も様々なコネクションをお持ちだろうと思います。


大学院での出身校はあまり関係ないのはリサーチ済み。となると、幅広く豊かな体験ができるsmall pondにはよりメリットはあるかも!専攻により違いはあるかもしれませんが。