当時の記事もすべて公開しました。アメンバー限定にする必要は全くなかったメモ程度のものばかりです😅 なんだかリンクだけ貼っているという本当にメモ扱いもありますが当時の生々しい思い出の一片として。


息子が高校3年生に上がる前頃から急に私に不眠症の症状が出始めました。夜間に急な血圧上昇や動悸も起こり、このまま振り切れしてしまうのではと息絶え絶えに2回ほど救急車を呼んだこともあります。更年期かと思い、いのちの母と養命酒をコンボで摂取した日の夜が最も症状が酷かったです。良い✖️良い🟰ダブル良いとは限らず。


処方して頂いた誘眠剤をやめてまあまあ落ち着いたと感じていた年の瀬、少し異変を感じて軽い気持ちで婦人科を受診したところ、そのまま総合病院受診(年明け)→精密検査(1月)→即手術(2月)となりました。


元来記憶力に乏しいのに、総合病院からの帰り道の風景は今でもよ〜く覚えています。珍しく大雪が降るなか、迂回するバスの中で頭が真っ白になりながら外を眺める。


その日の夜は闘病ブログを読み漁り朝まで眠れませんでした。この”症状から検索したり体験談を読む”ことは、後に看護師さんよりやってはいけないと強く諭されることとなります。メンタルがやられる。それに症状や状況は大きく個人差があります。


総合病院での精密検査は、息子の米国受験のRegular Decision 出願を過ぎたところだったのでまだ良かったですが、目の前に迫る共通テストなんて飛びました。息子の前では取り繕っていましたが宣告されていないのに自分の中では余命事案。


病院の先生方は当たり前ですが安易に結論づけません。婦人科は開腹手術を経て、1ヶ月後の生検結果をもって最終結論となります。1月中のCTとMRIなどの精密検査の流れは地獄。怖がり過ぎて担当医師にメンタルケア担当の看護師さんをつけられるお恥ずかしい始末。


手術3日前に入院して合計15日間入院していました。先生も看護師さんも非番なのに頻繁に様子を見に来て下さるぐらい要注意人物としてマークされていたかもしれませんが笑、その頃にはこれが最後かもしれないと正当化してウキウキ院内のコンビニに通ってスイーツを堪能して、すべての食事を写真に撮ったりなんだかんだ楽しく過ごしました。


手術は全身麻酔。深刻ならば最長7時間。コロナが猛威をふるっていた最中、入院前のコロナ検査は無事パス。手術ができたということは執刀チームの皆さんもパスした結果なので感謝しかありません。しかも、手術前後の段取りなど医療の進歩を身をもって実感しました。夫によると、手術時間は3時間もかかっていなかったとのことです。ちょうど冬のオリンピックが行われていてテレビ三昧、定期的に院内を歩いてリハビリと、ありがたい入院生活でした。1ヶ月後生検も病変ないとのことで無事終了しました。肥大し過ぎて摘出という類の手術でした。


そういえば摘出したら羊水のごとく大きく体重が減るからとコンビニスイーツを大量に食べていましたが、減るどころか増えたまま。先生によるとほとんど影響がない重さとのことで大きな勘違いでした。


もともとあったものを摘出したためか、気圧に連動するような軽い体調不良は今でも時々ありますが、手術前の酷い体調不良は治りました。


息子の合格の第一報は入院中に知りました。共通テスト利用で受けた日本の大学。アーリーが残念だったので本当に嬉しかったです!今だったら全く違うアーリー戦略を立てたと思います。明確に見誤っていたと思いますが現在地の方が明らかに息子に合っていると思うので結果オーライです。むしろこれをアーリーで出さずに吉。アーリーに寄り過ぎるは渋滞に突っ込むがごとし。


私の入院中、息子は夕食づくりをしたりサバイバルスキルが少し上がりました。


また、後からママ友達と話したら、私も、私もと似たような手術経験者がいて、先日は4人中3人!もう1人は別の手術とあまり珍しくないようです。


これからはお読み下さる方々に少しでも参考になるようなことを中心に書いておきたいと思います。