発行者の月読です。
今回は特別企画『八坂神社の青龍石』の道中記その4です。
二日目の早朝の5時、貴船神社の奥宮に向かう所から仕切り直します。
月読の泊まっている宿から貴船神社の奥宮までは約800メートル、時間にして徒歩で15分ほどなのですが、宿から奥宮に着くまで全く誰もおりませんで、もちろん奥宮での参拝中も月読の貸し切り状態でした。
お天気も良く朝の清々しさを感じながら、ゆっくりと参拝出来ました。(感謝!)
もしかしたら丑の刻参り帰りの人がいるかも?…と、ドキドキしていたのですがそれも杞憂(きゆう)に終わりました。(笑)
さて五年ぶりの貴船神社の奥宮ですが、あの頃と変わらずに神聖な雰囲気でした。
奥宮の御社(おやしろ)の下には龍神様がいる…との情報を強く意識しているせいか、何となくですが龍神様の気配(けはい)が感じられまして、その気配を感じながら代理参拝と代理祈願をさせていただきました。
なのでかなり強く手応えを感じられましたよ。
30分ほど龍神様の気を浴(あ)びた後に御礼の挨拶をして宿に戻り、朝風呂と美味しい朝ごはんをいただき、10時の少し前にチェックアウトです。
チェックアウト後は二日目のメインイベント、鞍馬山での怪異の検証です。
これは以前にも御話ししましたが貴船神社から鞍馬山の山越えをいたしますと何らかの怪異が起こるといわれているのです。
月読の友達のMさんは、そうとは知らずに山越えをしてしまい、本人曰く『タヌキに化かされた』んだそうです。
うらやましいですねー!
そこで月読、前日に買った『からあげくん』をリュックの後ろにぶら下げまして山越えをいたしました。
こうすれば、その唐揚げ欲しさにタヌキくんが化かしに来ると思ったからです。
じつは月読、その数日前に右膝(ひざ)を痛めておりまして、登山どころか普通に歩くのも、やや困難な状態でした。
(現在はだいぶ回復しております。)
なので登山用の杖を両手に持ってでの山越えなのです。
その杖のおかげ様で山越えは出来たのですが、その山行(さんこう)は、さすがに苦行そのものでしたね。
さてタヌキくんは化かしに出て来たのでしょうか?
月読の膝はどうなったのでしょうか?
このつづきは道中記その5のお楽しみに!
※次号は4月22日(月)に行います特別企画『田無神社』の御知らせになります。
道中記その5はその次の号で配信いたします。