特別企画『大甕神社と泉神社』道中記 | ☆魔法力学☆

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おはようございます。

発行者の月読です。

今回は先日(3月12日)行いました特別企画『大甕神社と泉神社』の道中記です。

月読の家の最寄りの駅から始発電車で出発し、大甕(おおみか)駅に着いたのが8時20分。

その日は晴れときどき曇りの暖かい一日…と、申しますか、少し暑いぐらいの一日でした。

大甕駅から最初に向かったのは『大甕神社』です。

駅から徒歩で15分ほどの距離でした。

この大甕神社は今から2683年前の紀元前660年に創設された古い神社です。

主祭神は『武葉槌命』(たけはつちのみこと)様という女神様でして織物の神様です。

一説によりますと、七夕で有名な織姫様と同一人物(同一神物かな?笑)だといわれております。

その神様が『天津甕星』(あまつみかぼし)、またの名を『天香香背男』(あめのかがせお)という神様を封印した大石の上に建つのが大甕神社です。

悪神とされる天津甕星を平定するために先ずは香取と鹿島の二柱の神様が向かったのですが、その二柱の神様を持ってしても武力では平定するコトが出来ませんでした。

つまりそれだけ力の有る強い神様なのです。

力でかなわないのならばと、ハニートラップにはめるために次にやって来たのが武葉槌命様です。

その作戦は見事に成功しまして、天津甕星は大きな石に封じ込められてしまいました。

武葉槌命様は金属製のくつを履いておりまして、そのくつでその大石を蹴り割ったと伝えられております。

ちょっと性格悪いですね!(笑)

それとも仕事とはいえ自分のタイプでは無い天津甕星をハニートラップにはめるのがよっぽどイヤだったんでしょうね。


事前の調べによりますと、この大甕神社に「オハヨー」と人間の言葉を発するカラスが出没するんだそうです。

たぶん雛(ひな)の頃は人間に飼われていたのがカラスが大きくなって飼いきれなくなり、捨てられたカラスだと思われます。

地元では『オハヨーカラス』と呼ばれているんだそうな。

そしてこの大甕神社には(たぶん)日本一大きなおみくじがあるとのコトでした。

これはおみくじそのモノでは無く、ガラガラと振って数字の書いてある棒を振り出すための筒状の入れ物の大きさのコトです。


↑大甕神社のツイッターより拝借した画像です。


この大甕神社に参拝した目的は特別企画の参加者の『悪縁切り祈願』と大石に封じ込められた天津甕星の『気』を持参した隕石に移して持ち帰るコトです。

先ずは拝殿にて御挨拶をした後に悪縁切りの祈願をさせていただきました。


この大甕神社はまだ観光化されていない神社ですので、たまに地元の老人が参拝に来るぐらいの静かで良い感じの神社でしたので、かなり集中して縁切り祈願をするコトが出来ました。

その次は天津甕星を祀る奥宮に向かいました。

その奥宮は大甕神社の境内に在るのですが小高い岩山の上に御座いますので、その急な岩山を登らなければいけません。

その岩山にはクサリが下がっていますので、それを頼りに上まで登って行くのです。

※これを『鎖場』(くさりば)と申します。

まあ、ほんの2分もかからずに頂上にたどり着けるんですけどね。

その奥宮には大石に封じ込められている天津甕星が祀られているのですが、その奥宮の建物にはその名前は書かれておりませんで『大甕神社』とだけ書かれておりました。





天津甕星は天孫にさからった悪神とされておりますので、その名前は徹底して隠されたんでしょうね。

奥宮の社(やしろ)の前で天津甕星に御挨拶をした後、持参した隕石を社の前に置きまして、この隕石の中に宿って下さいと祈りました。

するとですね、胸の中にドンとショックがあったあと、両手の手のひらが急にジンジンし出しました。

それはかなりの熱を持ったジンジンでして決して不快なモノでは御座いません。

その両手の手のひらで持参した隕石を包みこみ、そのジンジンが隕石の中に染み込むようなイメージをしてみました。

そのジンジンは5分ほどで収まりましたので、もう一度その隕石を社の前に置いて御礼をいたしました。

これで天津甕星の『気』は隕石の中に移されたのです…と、月読は勝手に思っております。(笑)

じつはこの作業は1時間はかかると思っていたのですが、ほんの5分ほどのマッハの速さで終わってしまいました。

大甕神社での用事が済んだ月読はそこから徒歩で20分ほどの場所に在る泉神社に向かいました。

大甕神社から10分ほど歩いてから気づいたのですが、オハヨーカラスはいませんでしたし、日本一大きなおみくじも引いておりませんでした。

今さら引き返すのも大変なのでそのまま泉神社に向かいましたが、じつは大甕神社には毎月一日のみに分けていただける天津甕星の特別な御守りが御座いますので、いつかその御守りをゲットして大きなおみくじを引くために再参拝を決意するのでした。

待ってろよオハヨーカラス!


泉神社は今から2065年前の紀元前42年に創建された神社でして主祭神は『天速玉姫命』(あまのはやたまひめのみこと)様という女神様でして、その正体は大甕神社の天津甕星と同じく隕石です。

天速玉姫命の御名前の『速玉』の部分は猛スピードで飛んで来た玉(隕石)からきていると思われます。

その速玉(隕石)が衝突したショックで湧き出した泉の近くに建てられた神社が泉神社です。

その泉には弁財天様が祀られております。

この泉神社に参拝する目的は特別企画の参加者の『良縁結び』と『金運アップ』の祈願と、御希望の方の『御名前の音読による奉納』をするためです。



先ずは拝殿の前にて御挨拶をした後に良縁結びの御祈願をさせていただきました。


悪縁切りのすぐあとに良縁結びの御祈願をすると、その御利益は絶大なモノがあるのです。

この泉神社も観光化がされていない神社ですので、かなり集中して良縁結びの御祈願をするコトが出来ました。

泉神社の本殿の中には地元の人たちが大勢集まっておりまして、何やら神事をなさっているようでした。

そのための祝詞(のりと)の奏上(そうじょう)もされておりまして、その中で良縁結びの御祈願が出来ましたのはラッキーでしたよ。

良縁結びの代理祈願が終わったあとは境内に御座います弁財天様を御祀りしている泉に向かいました。



その日は60日に一度の己巳(つちのとみ)の日でして弁財天様の御縁日です。

なので参拝客がいっぱいいるんだろうな…と思っていたのですが、金運アップの代理祈願と御名前の音読をしている30分ぐらいの間は全く誰もまいりませんで、かなり深く集中して実行するコトが出来ました。

それはきっと泉神社の神様が人払いしてくれたモノと確信しております。

有難う御座いました。(^^)


その日は観光は一切せず、食事もせずにそのまま帰宅をいたしました。

なので午後のけっこう早い時間に無事に帰宅出来ました。

帰宅後、持参した隕石を無意識の内に『甕星』(みかぼし)と呼んでいる自分に気づきました。

間違い無くこの隕石の中には天津甕星の『気』が込められていると思えるのです。

その隕石がどんな奇跡を起こしてくれるのかが今から楽しみです。


特別企画の参加の御申し込み時に禿(は)げ増しの…いや(笑)、励(はげ)ましのメッセージをたくさんいただきました。

この場を借りてお礼を申し上げます。

有難う御座いました。(^^)