臨床心理士 資格の取り方

 

 

 

 

臨床心理士

認定機関:(財)日本臨床心理士資格認定協会

・臨床心理士とは、臨床心理学の知識や技術を基に心理的なことを取り扱う心の専門家で、公立学校スクールカウンセラーの資格要件になっていたり、医療機関でも臨床心理士を資格要件としているところが多い。

・1995年に旧文部省管轄で臨床心理士の資格認定制度が設けられた。
臨床心理職の国家資格化に関する議論が、旧厚生省や国会で議論されたが立法化実現には至らず。
・「臨床心理士」養成に関しては心理系大学院の修士課程を卒業する事が必須であり、 その後、臨床心理士の資格試験に合格して「臨床心理士」資格が取得可能。

 


【臨床心理士資格審査に合格する】
指定大学院や専門職大学院を卒業後、「臨床心理士資格審査」に合格することで、臨床心理士の資格を取得することができる。
この試験は年に1回東京で実施される。
一次試験は筆記試験(マークシート+小論文)、二次試験では面接が行われる。
合格率は平均で60%前後。

 

 

【資格認定後の進路】
資格認定された臨床心理士は、病院、保健所、大学、研究機関、児童相談所、警察関係機関、

また一般企業にいたるまで、さまざまな領域で活躍の場がある。
※なかには臨床心理士の資格がなくても活躍できる場もあります。

臨床心理士の資格を持っておくことで、信頼度は大きく上がります。
しかし、臨床心理系の仕事は、たとえ資格を取得したとしても正規雇用での採用はかなり希少なのが現状です。
 

 

 

 

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認定心理士

【認定機関:日本心理学会】
日本心理学会は、1994年(平成6年)9月文部省から社団法人認可を受ける。2011年(平成23年)4月から内閣府の認定を受け公益社団法人となる。

【認定心理士資格申請の種類】*認定申請のみ:認定試験なし
(A)認定申請(大学卒業後の申請)
認定心理士の認定申請は、大学を卒業した後で資格取得希望者が個人の資格で申し込むことが原則。4年制の大学を卒業し、その在学期間に取得した単位を認定単位として申請します。大学卒業後、他大学で履修した単位をあわせて申請することも可能。

(B)仮認定申請(大学卒業前の申請)
卒業前に「仮認定」を受けて条件付きの「仮認定証」を受領できる「仮認定制度」がある。
仮認定制度は、「申請書どおりの単位が卒業時に修得されていることが認定委員会で確認できた段階で認定心理士の資格を授与する」ということを卒業前に保証するもの。
「仮認定審査」の申請の手続きができる者は、申請書提出時に卒業見込証明書が発行される、在学中の学生に限る。
なお、認定単位として申請する単位はすでに取得した単位に限られる。仮認定の場合は申請時点までの単位取得を証明するために成績証明書と卒業見込み証明書の提出が必要。

(C)日本心理学会会員の優遇措置
申請時現在まで日本心理学会に5年以上連続して正会員として在籍し、本務校において心理学関連科目を担当する大学等(四年制大学、短期大学、高等専門学校、専門学校)の教員は、所定の手続によってこれらの事項を認定委員会へ届けることによって、資格審査を受け、資格認定を受けることができる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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