固まる【大アルカナⅩⅡ 吊るされた男】
https://note.com/mahou308/n/n3dab7fc5b5e0
みなさん、こんばんは。
今宵はどんなお話をいたしましょうか?
先ほど起こったお話。
Mahouは出勤のために電車に乗りました。人はまばらでしたので、タイミングよく着席できました。
すると?おもむろに隣に座っている男性が、見ていたスマホをバックの中にしまいます。
そして、いきなり両手を掲げて、手印を組みはじめました。
(!!!!)一応びっくりしますよね?全身が緊張で固まりました。
隣に座った途端ですよ?Mahouに邪気を感じたのでしょうか?
すっごい流し目で隣の男性の様子をチェックします。
すでに瞑想状態の彼は、『しっかり』目を瞑っています。
朱印の形からして、『防御』とか『攻撃』用のものではないのは見て取れます。
あえて言うなら、『自分のオーラを強化し、周囲のエネルギーの侵入を防ぐ』みたいな感じでしょうか?

隣の男性は、見た目は『一般的』な方です。
あえて言うなら中年太りが一切ないので、ヨガのような鍛錬をしているのかもしれません。
何故なら手印の組み方や、その腕のキープする角度、姿勢がとてもよろしい。
スマホで調べて思わずやってみた、レベルではないことは伝わってきます。
それにしてもMahouが隣に座った瞬間に開始するのは、なんだか妙な感じもします。
一緒になって同じ手印を組もうか?とも思いましたが、おもっただけで留まりました。
でね?Mahouが「青山一丁目」の駅で下車をして、振り返りその男性を再度チェックしたら、
手印をやめて、またスマホを見ているのです。
決してMahouのその後の動向をチェックしている様子は見受けられませんでしたが、このタイミングよ?
前日にお寺に行っていたので、悪いものはついていないと思うんだけどな?
スッキリとしない気持ちにはなりましたが、たまたまでしょうし、
何かしらの意味が後からわかるのかもしれません。
前日もお寺の皆さんとお話をしてきましたが、
『修行』って簡単に口に出してしまうものですが、なかなか続けられないものです。
お寺の修行に参加されても9割の方が途中で脱退してしまうそうです。
仕事があるから、家庭があるから、と言う理由で続けられないのだとお寺の方は言います。
それはそれで致し方はないですし、責めることでもありませんが
「修行」はそもそも「言い訳」が存在しないものだともおっしゃっていました。
確かにそうだ、とMahouも思います。
出来ることをコツコツ続けることが大事ですが、
辞めないことがそもそもの前提だという価値観を再認識したところでした。
ちょっと異様な光景ではありましたが、
前日の話を再度脳内で思い出しながら考えることができたので、
考えるためのきっかけをくれたのかもしれません。
タロットMahou