進むしかない③【大アルカナⅩⅣ 節制】 | Mahouのささやき

進むしかない③【大アルカナⅩⅣ 節制】

https://note.com/mahou308/n/n437918381334

 

みなさん、こんばんは。
今宵はどんなお話をいたしましょうか?

【50代女性 離婚 子ども高校生】

 

 

まとめの回になります。

 

このシリーズのを読み進めた皆さんは、他人事だと割り切ればきっと適切な感情を
持つことが出来ると思います。

 

『相談者の彼女が』ではなく、人は誰でも自分のことはわからなくなってしまう、
そんなものなのです。

 

彼女が自分の子どもと同世代のアルバイトスタッフとともにパートをしている
コーヒーチェーンの仕事に固執するのは、
「実家に帰りたくない」の一心です。

 

これもまた、同じような感情を持つ人がたくさんいる問題ですので
気持ちはわからなくはないのです。

 

ですが、問題は
コーヒーチェーンの減らされたシフトが、たとえ「フルタイム」になったとしても
生活費には程遠い、と言う現実を直視できずに、この仕事に執着をしている、

と言う事実なのです。

 

実家には帰りたくない、と言う気持ちは理解できますが
それは「実家からの援助を受け続けながら」自分でパートをして
「今の生活を維持したい」と言う願望なのですね。

 

これは離婚をしたい女性にもありがちな話ですが
「夫からの援助を受けつつ、離婚をしたい」と言う話とほぼ同じ思考回路です。

 

「帰りたくない実家、一緒に生きていきたくない夫」から
(ざっくり)一生援助がもらえて当然、と言う考え方が、鉄壁のようにそびえたっています。

 

側から見ると、すでにヒビの入ったガラスの壁なのです。
ですのでMahouが『その援助は、当てにならない』と言ったところで
「なんで?」と純粋な疑問と、劣化の如く怒りの感情にすり替わります。

 

事実、相談者の彼女は、
帰ってこない娘(相談者の彼女)に実家の方から援助金も減らされているのです。
悪いスパイラルに入っています。


実家も代替わりをして、兄弟がメインの組織にになる日も近く
そうなれば、、、どうなるか?は誰でも推測可能でしょう。

 

帰ってこない相談者の彼女に、こんなに役員報酬を渡していたのか?
渡す必要があるのか?と実権を握った子ども(相談者の兄弟)に指摘された時
彼女の両親は、そこまで彼女を守り切れる(役員報酬手配)かどうか?


しかも彼女は実家に対して協力的でなく、50過ぎても反抗的な態度を貫いているのです。

 

だからこそ、相談者の彼女も現実を見るのが恐ろしく、
とにかく「今の周囲の人たちが自分のことをどう思っているか?」と
「子どもの将来」に『執着』し鑑定を続けるのです。

【大アルカナⅩⅣ 節制 原因と結果は同等】

過去を悔やんでも何も変わりません。
未来を見つめるのみ。


判断が遅かった事実を実感しているのならなおのこと
『今』から出来ることにチャレンジしていくしかありません。

 

筋トレや、ダイエットと同じで
『結果』は全て『自分』が作り出しています。

 

今の自分の生活を維持したいのならば、どうすればいいか?に集中しなくてはなりません。

 

奇跡はね、、、、簡単には起こらないのです。
自分の『欲望』を我慢するのは『努力』ではないのです。

 

上手く生きられない人たちの多くは
『自分の欲望を我慢することを努力と勘違いしてしまう方』が多い。

それはね、一歩も進んでいないのと同じなのです。

 

『出来ないことを無理にやれ!』と言っているわけではありませんが
生活はね、そんなに容易くもありません。

 

狩に出て、獲物を捉えられなければ、お腹は満たされないのです。

 

豊かさは、人によって価値観がかなり違うので、一概に物を言うことはできませんが、

出来ない自分をそのままにして、周囲が自分の思うように動かせられることはまずありません。

 

出来ないことをやるしかない、のが生きるモノのさだめです。

 

2025年の7月に地球が滅亡する、みたいな陰謀論が巷を闊歩しています。
ノストラダムスの予言のように、本当に何が起こるか?は、わかりかねますが

そんな日付よりも
日々毎日しっかり生きていく方が大事だとも思っています。

 

助け合って生きていくことはとても大切です。
が、その前にまず自分でできる限りの生きる力を身につけて、からの
助け合いです。

 

前を向きましょう。
そして確実な一歩を進みましょう。

 

それが生きとし生けるもののさだめです。

 

タロットMahou