嘘がつけない① | Mahouのささやき

嘘がつけない①

https://note.com/mahou308/n/nf7ca1062cde4

 

みなさん、こんばんは。
今宵はどんなお話をいたしましょうか?

【50歳女性 国家資格者 既婚 子ども成人済】

 

あらゆる苦難を乗り越えてきた相談者さん。
ようやく自分のやりたいことが出来るようになれそうな環境。
そこでMahouの鑑定に行きつきました。

 

彼女の人生を振り返ると、涙なくしては語れないものですが
今回はその先のテーマ「今後の生き方」です。

 

国家資格をお持ちなので、就職には困りませんが、苦労した人生のせいか?
無理難題を押し付けられても引き受けてしまいます。

 

年齢も相まって、身体が悲鳴を上げ始め、自分なりに「これではいけない」と考え
今までに何度もいろんな人から言われてきた
「直感を生かして他人を助けてあげたい」気持ちを土台に

「占い師」を目指し始めたそうです。ある占術はすでに3年以上も学んでいらっしゃいます。
しかし実践はまだしてない。

 

タロット占い的アドバイスと、占い師の先輩としてのアドバイスが絡み合った
鑑定時間となりました。

 

鑑定的に見ても、占い師業は向いている仕事の一つとして言えるでしょう。

 

とはいえ、一番最初に解決しないといけないのは、現職場での対応です。
国家資格があるからこそ、責任は重大で、その割には賃金が底辺。
休みも休まらず、いつ電話が鳴ってもおかしくない立場。

 

担当医からは「いつでも診断書が書ける状態」とアドバイスを受けつつも
「今辞めると周囲が困る」という推測から、いまだに上司へ「辞職の意向」を
話せずにいました。

 

タロットはズバリ『今すぐ辞めた方が良い』と出ます。


でも、責任感の強い彼女は、職場から離れたMahouのオフィス内だとしても
「うん」とは言えず、黙り込みます。

 

そこでMahouは話をずらし、「占い師への夢」を語ってもらいました。

「自分の経験値が、人の役に立てるなら、そうしたい」

彼女は、先にも述べたように、人生大変苦労をしました。


今この歳になると、当時の自分の悩みが、もう少し視点を変えるだけで
もっと楽に生きられるのに、と重ね重ね思い出すのだそうです。

 

「あの時、誰かが自分のアドバイスをくれたら、もっと生きやすかったかも
しれない」


昔を振り返ると、その思いが強くなるそうです。

過去には戻れないけれど、あの時のように悩んでいる人に、
今の経験値を積んだ自分がアドバイスできるなら、
もしかしたら、今現在悩んでいる人の生き方が楽になれるかもしれない。

その思いが原点で、占いの勉強を始めたそうです。


素晴らしい原動力です。

 

Mahou自身も、楽な人生ではなかったからこそ、
相談者の彼女と同じような気持ちになったものです。


『こんな辛い思いは、私だけで十分だ。他の女性がこんな思いをしてほしくない』
若かりし頃のMahouもいつもこのような考えがあり、それが心の支えでもあり、

願いでもありました。

 

鑑定の最後に、相談者の彼女は
「辞める決心がつきました。次回会える時はその報告をしたいと思います。」
そう言って、帰路に着きます。

 

そして、その夜にも1通メールが届きます。


「帰宅するなり、吐いてしまいました。
仕事場のことを考えていたら、いきなりです。
悩んではいたけれど、そんなに仕事が嫌だなんて思いもしませんでした。
身体が嫌がっていると、よくわかりました。」

 

数週間後、再度また相談者の彼女から予約が入りました。

続きます。

 

タロットMahou