借金返済残金【Pentacles 5】

みなさん、こんばんは。
今宵はどんなお話をいたしましょうか？

【４０代女性　バツイチ】

何年も前に結婚していた頃、自分のクレジットカードから、

当時の夫がキャッシングをしました。

無一文に近い状態での離婚。

きちんと公正証書は作成しましたが、当時は気が回らなく、

元夫から返済が届こうった場合の約束事を決めなかったのです。

つまり、毎月5万円の入金約束は公正証書に書き込んだものの
もし入金がなかった場合は、こうする、ということまで書かなかったため
入金がなく、それを公的に責めるには、毎回裁判を起こすしかないという
抜け道があったのです。

結局なしのつぶて。
しかも、風の噂で、倒れたらしいとも聞こえてきます。

倒れたからって、自分は今だに当時の夫がキャッシングをした借金を返す日々。
回り回って流れて来た写真には、これみよがしに「ヘルプマーク」をバックにつけていました。

『Mahouさん、これって理不尽すぎますよね』

本当にそう思います。

自分で作った借金を返さずに、飲み会に行っている場合ではありませんよね？
ヘルプマークをつけているからといって、借金はなくなりませんよね？

もちろん、社会は厳しいですから、公正証書を作成する時に弁護士を入れなかった
彼女の落ち度を責めるでしょう。
キャッシュカードを当時の夫に貸してしまった自分の甘さを責めるでしょう。

でもそれはね？
当事者じゃない人は、なんとでも言えるんですよ。

大切なのは「姿勢」「心」です。
どんなに苦しくても、かつては愛して結婚した奥さんが、

自分の借金を今でも返しているんです。

5000円でも1万円でも、その姿勢を見せることは必要だと思うのはMahouだけではないと

思います。

身体が動かない、心が落ち込んでしまう、と言い訳ばかり言って
現実から目を背けるから、本当に倒れてしまうんです。

タロット鑑定は、良い結果ばかりを目にするわけではありません。
悲惨な涙無くしては語れないストーリーの方がたくさんあるのです。

今日も前向きに仕事をしている彼女の笑顔を見ると
きっと幸せになれると確信めいた気持ちが湧き上がります。

今日現在、借金をしている方は、自分の生活を見直して、誠意を持って返済してください。

情にほだされ、お金を貸してしまった方は、あげるつもりとうっすら思いながらも
自分の大切なお金を返してもらう努力も惜しまないでください。
そしてもう2度と自分以外の人にお金を貸してはいけません。

借金は借りる方も、そして貸す方も、悲しみしか残らない記憶になります。

タロットMahou

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