泣きたい【大アルカナⅩⅣ 節制】
https://note.com/mahou308/n/nb7f685051038
みなさん、こんばんは。
今宵はどんなお話をいたしましょうか?
お天気が不安定ですと、心も身体もフラフラと揺れ動いてしまいます。
今日の鑑定は『涙』が多かったなぁ。
「会いたい人がいるのに、会えない。」
「気がつけば一人ぼっち、このまま人生を1人で過ごすのか?」
「自分の生き方が間違っているとは思わないのに、自分と同じ価値観の人が
周りにいない。」
もう、全員何も悪くないのに、神様は穏やかな時間を与えてくれません。
鑑定をしていると、相談者の感情が流れてくるので
Mahouもうるっとしてしまいそうになります。
グッと堪えて、淡々とタロットを開いていきます。
富める時も病める時も、冷静にタロットを開くのがMahouの使命。
全ての鑑定が終わっても、すぐに椅子から立ち上がれません。
小一時間1人で過ごします。
色々と自分の感情にも向き合いつつ、思考の折り合いをつけます。
『なんのために生きているのかな?』
Mahouもみなさんと同様、こんなことを考えつつも
先日行った博物館で、土器や遺跡の象徴を見つつ、昔々のその昔から
命が育まれていたのだという事実を、感じます。
考えるよりも、例えレプリカだとしても、当時のエネルギーを読み取ることができます。
なんのために生きてるか?なんて、この時代の人は考えることすらなく
必死に毎日を生きていたのだろうと思いを馳せると
なんと贅沢な時代なのだと、思い直します。
「良い人間でいるのは、もう辞めたいと思う」
相談者さんの言葉は、深い深い気持ちが込められていました。
タロットも大いに賛成しています。
良い人間でないのと、悪い人間になるのは、同義語ではありません。
相談者さんの本心は、
「自分自身の分相を正しく理解し、自分を愛でることを忘れない」
と言うことでしょう。
目の前で流される涙が、少しでも楽になれるようにと
祈りつつ、静かな夜を過ごしてみましょう。
涙は感情を解放し、静寂は、心を整えてくれます。
陰ながらMahouも応援し続けます。
タロットMahou