おしゃべりの相手【Wands 10】 | Mahouのささやき

おしゃべりの相手【Wands 10】

https://note.com/mahou308/n/nd97b19e43a35

 

みなさん、こんばんは。
今宵はどんなお話をいたしましょうか?

 

昨日のブログの続きとも言えます。

 

 

 

自分の話をする相手がいないと、ある瞬間ずっと自分の話しかしなくなってしまう、

というテーマでした。

 

相談者の彼女は、早めに自分の異変に気がついて鑑定できたので
「今後意識的に自分の話ができる場所や人を作っていく」という目標が定まりました。

 

それでは、今回は、
【自分の暴走に気が付かずに距離を取られてしまったケース】
を考えてみてみましょう。

 

とある女性の相談。
随分前に一緒に旅行をした人がいました。


たまたまその時期に開催されていた展示会に行こうと思ったら
「私も行く」という話になり、旅は道連れよろしく、一緒に1泊しました。

 

ところが、道中がかなり厳しい。
展示会なので、順路というものが存在するのですが、
同行した方は、順路を守らず隙間があるとそこへ行ってしまう。

 

「〇〇さん、こっちが空いてるよ!」と
『気を使って』声をかけてくれているようですが、
周囲から見れば『割り込み』でしかありません。

 

周囲の空気感をご本人は全く気が付かずに、大きめの声で話しかけてくるので
致し方なく「私は、順番通りに見ていくから、△さんは自由に見てね」と
返答しました。

 

「こっちの方が早いのに。。。」と△さんは言いながらも、
それ以上は無理強いをしなかったので、彼女はほっと胸を撫で下ろします。

 

「1人で来れば良かった」と△さんを責めるのではなく、
自分の判断を何度も心で反省をしたそうです。

 

その後、数回△さんと顔を合わせるものの、殆ど話すことはありませんでした。
それは、避けていたわけではなく、もともと「話す共通項がない人」だったからです。

 

そんな記憶が薄ら残る程度の年月が経った先日、
突然△さんからメールが入りました。
「ご無沙汰!元気にしてる?久しぶりに電話で話さない?」

 

外出中だった彼女は、
取り急ぎ『外出中のため今は無理ごめんね」とだけお伝えしたそうです。

【Wands 10 エもしれぬ圧力】

相談者の彼女は、いつ何時△さんから連絡が来るかもしれない、という恐怖感から
鑑定の予約をとってしまいます。


他人事だと「何もそんなに?」と思えますが、
鑑定、、、というよりは、Mahouさんに話を聞いてほしい、という気持ちの方が
強かったのでしょうね。

相談者の彼女が、ここまで△さんに恐怖感を抱いてしまうのは、旅の印象と
それ以降の交友関係が築けていないのが理由でしょう。

 

現代的には、忙しい日々をみなさんが送っているので
わざわざ電話で話すということは、何かしら「目的」があると思いがち。
特にネットワークビジネスなどのお誘いを想像するのが妥当です。

 

すでに「話しの共通項」がないと相談者が認識してしまっているので
余計に怪しまれてしまいます。


例え、話す内容があるとするならば、そもそもメッセージの時点で
要点を送ってくる可能性の方が高いですよね?

 

ここまでくると相談者の方の心の整理は少し難しい。
タロットも「自ら近寄る必要はない」とはっきり出ました。

 

では逆の立場から考えてみましょう。
△さんは、気がついているのでしょうか?

 

おそらく通常の生活の中で、何かしらの寂しさを感じた△さん。
自らの努力の一環として、昔馴染みの人に連絡をとり始めたのではないか?と
タロットは推測します。この行為自体は悪いことではありません。

 

相談者の彼女は、結局その後△さんへ折り返しの連絡はしていませんが、
△さん本人は他の方にも同じように連絡をとっているようです。


相談者さんのように連絡が取れない人が殆どだとタロットは言いますが
おそらく数名は話すことができて、△さんはとりあえず気が済んでいる模様。

 

全て推測にしかならない鑑定ではあります、が
もしこれが当たっていると仮定するならば、△さんは「誰でも良かった」のかも
しれません。

 

そのこと自体が、結局△さんの人間関係の作り方なのだろうと、
相談者さんとMahouはまとめました。

 

こういう相談を聞く度に
「友達づくりをする」ことよりも
いくつか所属するコミュニティを持っておくことの大切さを
実感します。

 

家族の他に3つくらいふわっと所属するチームがあるといいですね。
まずはそこからかな?

 

タロットMahou