文字を感じる【Wands 2】
https://note.com/mahou308/n/n46d2b4bb97c5
みなさん、こんばんは。
今宵はどんなお話をいたしましょうか?
先日、上野国立博物館で開催されている特別展『本阿弥光悦の大宇宙』を見て参りました。
イチオシは、国宝『舟橋蒔絵硯箱』になりますが、本阿弥光悦は多彩であったため
多くの書も残しています。
みなさんも博物館へ行って、昔の方が書いた『書』をご覧になったことがあるかと思います。
美術品と呼ばれるような作品の前に立つと、
何だか?『エネルギー』みたいなものを感じませんか?
Mahouは特に『書』の前に立つと、何かを感じるような気がします。
昔の字になりますので、読むことは出来にくいのですが、その文字が読めなかったとしても、
やはり文字の形になっていると、意味合いというのでしょうか?
意思が倍増されているような気がして、物凄くパワーを感じてしまうのです。
鑑定する時も、初めての対面の場合、相談者の皆さんに『自筆』で
お名前と生年月日を紙に書いてもらいます。
もちろん、予約申し込みの時にも打ち込んでもらいますから
先にデータはいただいているのですが、『自筆』には沢山の要素が含まれるので、
そこから色々と分析ができます。
リアルな書は、何百年という時を超えて、
私たちに直接何かを詳しく語りかけてくれるのです。
心の中で、『書』の前で数秒立ち止まります、作者と会話をする瞬間です。
昔は、文字を書ける人が少なかったのを、それを書に残すことも選ばれた人だけ。
その書が美術的な価値を持ち、優雅に優美に表現されています。
書は『道』なんです。だから『書道』。
とても奥が深い。
Mahouも出来るだけ美しい字を書くように毎回意識しています。
流石に筆で書く頻度が減ったので、練習しようと、『写経』をやったりやらなかったり。
般若心境を筆で書くと、筆先の圧力の掛け方が慣れないと、圧が強すぎて
半紙が真っ黒になってしまいます。筆使いには筋肉が必要です。
美しい字を書くには、全身の筋肉がついていないと、
正しい姿勢でバランスよく描けないものです。
それを体感しているからこそ、美しい文字を書ける人を尊敬します。
沢山の書物を一つ一つ丁寧に見ると、『どっぷり』疲れます。
『糖分が足りない』そう自覚をし、すぐさまロイヤルミルクティーを飲みました。
その甘さに悶絶。美術館が大好き。ただし体力が必要。
今回は、特別展『本阿弥光悦の大宇宙』のみ。
今は同時開催で『中尊寺金色堂』も開催しているので、近々行ってこようと思います。
みなさまも、是非文字からエネルギーを感じてくださいね。
タロットMahou