予測不可能【R Wands ACE】 | Mahouのささやき

予測不可能【R Wands ACE】

https://note.com/mahou308/n/n4e30ab458dcc

 

みなさん、こんばんは。
今宵はどんなお話をいたしましょうか?

対人トラブルの中に
「思いもよらない言動をする人」と言う存在がいます。

 

全く同じパターンのトラブルが2件同時に舞い込みましたので
皆さんと一緒に考えていきましょう。

 

と、あるプロジェクトが進行しています。
一致団結して販売、成功に向かっています。

 

営業広告担当者が、気がつくと「周囲に何も相談なく」チラシを作成していました。
出来上がったものを見て、周囲はびっくり仰天。

どうしたことか?その商品を蔑むような文言が使われていた。と言う事態。

 

もちろん社内関係者が、こぞってそれを引き止めます。
が、担当者は逆ギレをして、会社を辞める!と言う出す始末。

 

ざっくりなあらすじですが、最初に言った通りに、2件それぞれ別会社の別商品のお話です。

このあらすじの中に、すでにいくつか問題点が含まれていますね?
みなさん推測してみましょう。

【逆位置Wands ACE 先が見えない】

一番わかりやすいのは、営業広告担当者が「周囲に何の相談もなくチラシ作成をしていた」と

言う事実ですね。

 

「何で誰にも相談しなかったのだろう」とまずは思います。
次に出てくるのは
「何で誰にも相談せずに自分の判断だけでOKが出ると思ったのだろう」です。

 

もちろん、担当者が素晴らしいチラシを作成していたのであれば、

問題にはならなかった可能性はありますが、それはミラクルであって、

会社の組織上は単独判断をOK出来る環境はさほどないかと思います。

それが組織、会社です。

 

しかも?作成したチラシは、会社内部関係者がびっくり仰天するくらいの文言。
商品を蔑んで笑いを取ったり、キャッチーに注目を集める手法。
いわゆる炎上商法のような文言でした。

 

こちらで取り扱う商品は、自分の会社が生み出したアイテムではなく、

他社との協力体制で、作り出した商品。
その商品自体は、こちら側の会社でなくても売り出せられるもの、
いわゆる『入札』を経て、販売権利をやっと勝ち取り、ここまできた流れがあります。

 

このあらすじをお伝えするだけでも、多くの方は
「その関係性で、この商品は炎上商法はやばそう」と想像していただけるか?
と思いますが、広告担当者は、そう思わなかったのでしょう。

 

会社組織になると、仕事が細分化してしまいます。
実際の商品開発に携わった人と、営業の人、販売の人、経費管理の人と
全員が全員、当事者と話し合いをするわけではないので、

どうしても肌感覚がドライになってしまいます。

 

とはいえ、せっかく勝ち取った販売権利。
商品権利を持っている会社からすれば、「自分の商品を蔑んだキャッチフレーズ」など

言語道断です。(先方が納得してくれているのであればまだしも)

 

実際は、商品権利を持っている会社との関係性で、これまでもこちら側に
売上利益が、かなりの良い結果をもたらしてくれています。

 

びっくり仰天した内部関係者にかなりの叱咤を受けた、広報担当者が示した態度は
「私はこの会社辞めます!」宣言でした。

 

一気に話が飛躍していきます。
それすらも周囲は、担当者の逆ギレ度合いが、目が飛び出すくらいのびっくり仰天。

社内を嵐が吹き荒れました。

 

落ち着いて考えましょう。


何故、広報担当者は逆ギレをしたのか?

ここには双方が全く違う価値観が存在します。

 

広報担当者は、
「商品は売れてこその実績、売れるためには炎上商法でも売上が出れば、
結果的に商品開発会社にとっても利益になる」

と考えており、さらには


「自分が1人でここまでチラシを一生懸命作ったのに、それを全部否定するのか?」と

いきなり自分の世界観に向かう承認欲求を爆発させます。

 

会社内部関係者は、上記の通り、
「今まで培ってきた相手の会社との関係性や、思い入れが入った商品に対して
尊敬の念を感じられないフレーズがOKが出るわけないのに、チラシを作成してしまって、

経費をかけてしまっている」ところを叱咤します。

 

『目的のためには手段を選ばない』
『目標として相手側の希望に沿ってさらに結果を出す方法を活用し、提案する』

 

似ているようで、方向性の全く違う論争が始まってしまいました。

続きます。

タロットMahou