上手い話④ | Mahouのささやき

上手い話④

https://note.com/mahou308/n/n64d9e31dd9b4

 

みなさん、こんばんは。
今宵はどんなお話をいたしましょうか?

連日続くMahouの(回帰)怪奇シリーズ。


10万を貸して欲しいと言ってきた当時の知り合いの真実とは?

共通の知り合いとお茶をしていて(この方も借金彼女にお金を貸した経験あり)
驚愕の事実を聞かされました。

 

当時Mahouは子どもがいましたが、まだ小さかったので、高校生界隈の事情を知りませんでした。

 

「高校の修学旅行には積立金のシステムがあって、一度に10万も払うことなどないし、そもそも10万も旅行代金にかからない。(当時公立高校)」


確かに?言われてみれば、一気に10万徴収なんてありえないよな?と聞いた当時も気がつきました。
だからきっとその「修学旅行に行かせたいから10万貸して欲しい」と言うのは、明らかにまほりんの情に訴えかける「嘘」だったのだろう、と言われました。

 

さらに、彼女の旦那さんは、確かに独立企業はしているものの、夫の実家もその地元に住んで長い家柄なので、お金は持っていて、敷地内の自宅も実家に建ててもらったいるらしい。とのこと。


嫁姑問題があるとはいえ、実家に頼めば子どもの教育費は問題ないらしく、夫と不仲な故に、自分で直接夫の実家に(同じ敷地内)資金援助をお願いに行けないくて、周囲のママ友からお金を借りまくっているのではないか?


もしくは、教育費はすでに実家や旦那さんから出ていて、借金グセのある彼女自体が、何かにお金を使用しているのではないか?と話を聞きました。

 

ここでMahouは身に染みて経験するのです。
『人は嘘つきな生き物だな』と、そして『拗らせるとややこしい生き物だな』と。
さらに『自分より立場が弱い人に言いやすいんだな』と。

 

数年後、思わぬ形でその借金彼女と再会します。
Mahouが利用しているスーパーのレジに、その彼女が立っているのです。


彼女が暮らしていた家は、車で10分離れていた同じ市内。
一瞬目が合いましたが、彼女が目を逸らしMahouの買い物かごの商品のレジを打ち「〇〇円です」と言われ、代金を支払いました。

仕事帰りのスーパーで彼女の姿を見るのは一度ではなく、明らかにこの周辺に住んでいるのであろう、と推測できました。


離婚、、、もしくは実家と仲違いをして、夫の実家の敷地内の自宅からこちらへ引っ越してきたのでしょう。
なるべく彼女のレジの列に並ばないように心がける日々でした。

 

それでもまだ神様はいたずらな瞬間を用意します。


駅前の床屋さんに行こうと、休日歩いていると、私服姿の彼女が歩いてきます。
『やば!』と心の中で気がつくMahouでしたが、逃げようのない道幅1メートルしかない裏通り一本道。

 

すれ違う時に声をかけられました。
「久しぶり!元気?この辺に住んでいるの?」
彼女からかけられた言葉です。

 

Mahou渾身の演技力で、びっくりした顔で立ち止まりました。
渾身の演技力で(再度言います)身動き一つしないでいました。

 

すると彼女は
「あ、、、間違えました、すみません」と言ってすれ違っていきました。

 

その時彼女は何を思ったのでしょう?
本当に人違いと思ったのか?
ぴくりとも動かないMahouの姿に『意図』を読み取ったのか?
今となっては、知る術はありません。

 

その後しばらくすると、そのスーパーからも彼女の姿を見ることはなくなりました。
何度か彼女のレジを打っている時に名札を見ようか?とよぎりましたが、最後まで見ませんでした。

 

お金の話がなければ、話しかけられる関係でいられたのにと思うと
人に気楽に頼んではいけないのが「お金の貸し借り」なんだなとリライトしながらも思い強めます。

 

困った時はお互い様。
だからこそ、謙虚に、真摯に相手に伝える必要があるんだと思います。
都合よく相手を使うことは、距離を取られる、嫌われることに直結しますね。

 

自分自身の過去を思い出す時は
何かからのメッセージだとMahouは受け取ります。
今夜は心静かに、過ごしたいと思います。

 

自分を省みるきっかけにしましょう。

 

タロットMahou