自分はこんな人間、と自分で思っていても、そうではない自分も居る。
そうではない自分に、気付かない。
それは、自分の嫌な面を沢山持っている。
ネガティブ自分、みたいな影の存在。
 
 
人の事を心配したり世話を焼いたりしているつもりでも、実は、点数を稼いでよく思われたいという気持ちが潜んでいたり、自分を認めてもらいたいという気持ちが潜んでいたり、誰かの事や何かを忘れるために、誰かを好きという気持ちにすり替えていたり、自分がちゃんと扱われていないという思い込みでいっぱいになり相手の事を信頼していなかったり、自分の欲求ばかりに気を取られて、実は相手の事なんて何も思いやっていなかったりする。
 
 
表に出してるのは建前で、自分の本音は別にある。
自分も建前に騙される。
自分の本音に気付くと、ネガティブ自分を見ると、
「え、これがわたし?」って、すごいショックで、すごい認めたり、受け入れたりするのが、辛いし、苦しいし、逃げたくなる。
 
 
でも、そんな自分を受け入れて、愛して、癒さなければ、どこにも行くところはないし、どこにもたどり着けない。
大変で、地味で、孤独で、無限プチプチを一個一個つぶしていくような、そんな作業を越えた向こうにあるのは、どんな世界なのか?
わたしにもまだ完璧に見えているわけではないのだけどその先の世界を信じる事が出来る。
そこに行ってみたいと、心から願う。
 
 
幸せ、というのは、誰かが居るからとか、何かがあるからとか、お金があるからとか、ステータスがあるからとか、自分でない物によってもたらされるものではなく、自分の心の状態の事を言うのだと思う。
自分の人生を幸せにすることに、責任を持ちたいなと思う。