こんにちは

まほろです

 

 

築95年の夫の実家をリフォームして

行ったり来たりの二拠点生活をしています

 

 

お盆休みに、

夫と2人でお磨きものをしました





 

古民家の料理屋さん

 

  

お仏壇の仏具を磨き上げた満足感で

夫と2人で向かったのは

滋賀県大津市の佳山さんです。

 


こちらは明治時代に建てられた古民家を改装したお料理屋さんです。

 


以前から、前の道を車で通るたびに

おしゃれな隠れ家風のお店が

気になっていました。

やっと来ることができましたー!

 


一階はカウンターのみ。

二階も限られた席数で

この時は私たちと、もう一組のお客様でした。

 


本当は義妹も一緒に行くはずでしたが

行けなくなって残念



 

 

異空間でお食事

 

 

二階の席に案内されて、まず目を引いたのが

梁の見える内装と、モダンに塗り分けられた土壁です。




 

置かれている家具も、年代不詳。

タイムスリップしたかのようです。

 

前の道に面した窓は、レトロな感じ。

階段の吹き抜けのランプがおしゃれです。

 





そして驚いたのが、電車の線路のすぐ脇なんですよね。






最初は電車が通り過ぎるたびに、

迫力を感じていましたが

いつの間にかすぐに慣れました。

 


線路の向こうは、

緑が涼しげな関蝉丸神社の下社です。

 





 

 

お料理を待つ気分​



ご褒美の会ですからね、

たまには飲みたい。

で、グラスで甲州ワインを頼みました。



コースの最初は

とうもろこしの冷やし茶碗蒸し。

梶の葉っぱが敷いてあります。

例えるなら優しい味の冷たいポタージュ。




いちじくの胡麻和え。

柿の葉をあしらって目にも涼しく

トロリとした口当たりです。



お椀は帆立のしんじょ。

じんわり味わい深い。




鯛の昆布締め。

ここで日本酒を飲みたくなって

滋賀県の松の司の大吟醸を半合照れ

ますます気分が良くなります





普段、家でお料理を作る側です。


供されるのを席で待つのは

本当に幸せ💕ですね〜


しかも!

そのお料理のどれも絶品なんです。



二階席は、下からトントンと階段を上がって運んでもらいます。


匂いも気配もないので、テーブルに到着するまで何が運ばれてくるのかわからないんです。


だから余計に、ただ待っているこの時間が楽しくてたまらない!爆笑


そして、食器とあしらいがまた

素敵💓なんです。



鱧の湯引き。



スズキの焼き物



鰊と茄子の炊き合わせ


 

揚げ物。

万願寺とうがらしの中はたしかエビでした。

熱々、ホクホク。


 

タコ飯、だし巻き卵、赤だしと

自家製の香の物。



もう十分お腹いっぱい。

満ち足りた気持ちで帰り支度をしていたら

デザートありますよ、と呼び止められて



 デザートと奥がお干菓子。


最後、写真は撮り忘れたのですが

お抹茶まで出していただきました。



最後まで心のこもったお料理に

心底満ち足りた気持ちになりました。




子供たちが小さい頃のお磨きもののご褒美と言えば、アイスや果物でしたが



大人だけになった今は、

こんなお料理をいただきながら

自分たちを労わるのも良いものだわ〜




たぶん来年も、そうすると思います。





今日も最後までお読みいただき

ありがとうございました