こんにちは

まほろです

 

築95年の夫の実家をリフォームして

行ったり来たりの二拠点生活をしています

 

 

 






 

週末、本を読んでいました。


 

『鈍感な世界に生きる敏感な人たち』

 (出版ディスカヴァー・トゥエンティワン)


HSP(Highly Sensitive Person)と言われる

少し敏感すぎる気質の人についての本です

 




 わたしは繊細さん?



 

ここ数年、本や動画などで

繊細さんという言葉をよく聞くようになりました。



かくいう私も三年前の秋、

電車内の本の広告で初めて見た

 繊細さんというフレーズと

そこに書かれた特徴に

目が釘付けになりました。


繊細さんは


音に敏感だったり、

人の機嫌に影響を受けすぎたり

必要以上に人の気持ちを考えすぎて

疲れてしまう人。



え⁈それ、私のこと?!

という驚き。 


全部当てはまっていたのです。


そして、そのつぎに来たのは


え⁈みんな、そうじゃないの?

という疑問でした。




 自分を知るために​



そんな繊細さんと言われる人を

HSPと言います。


HSP気質の人は

人口の20%と言われています。


ですから本のタイトルにある「鈍感な世界」

の中の鈍感な人たち、

つまり、敏感すぎない人たちが

一般には普通なのです。



まずは巻頭の

HSP自己診断テストをやってみました。



48項目の設問に4段階の答えで回答していきます。


値が60以上ならHSPの可能性があるそうなのですが


私のHSP度は111点!



値はマイナス52から140の間の数字になるはずなので、私はかなりの敏感寄りです。

やっぱり‥。



で、数値はともかくとして

設問がもうすでに、あるあるでした。


例えば、


・毎日1人でいる時間が必要だ


・大量の情報や刺激にすぐに耐えられなくなってしまう(何かしている時に話しかけられるのはストレスになる)


・すぐにびっくりしてしまう 


・他の人が不快に思わないような音も、苛立たしく思うことがある


・大きな音、強烈な匂い、鋭い光をひどく不快に思うことがある


などなど。



家でも家族によく言うセリフ

「ちょっと音量小さくしてくれない?」


「いま〇〇してるから話しかけないで」 


〇〇の中には、文を読む、何かを考えるなどの、ちょっと真剣にする日常のことが入ります。ブログを書く、も。

 


悪いなぁと思いながらも

音の中にいるとイライラして

目の前のことに集中できなくなってしまうのです。


どうしてみんなは平気なんだろうと

思っていました。


あぁ、こんなセリフを言っていたのも

HSPだからなんだわ。納得です。





 ​HSP気質は、量より質で




本文に入る前の『はじめに』を読んだ時点で

HSPを応援してくれる言葉の数々に

味方を得た気分になりました。



私のようなHSPに向けてのアドバイスが書かれていたのです。




抜粋して引用します 



敏感な人の多くは、自己評価が低いのです。HSPの人たちは、自分とはまったく異なるタイプの人が評価される文化で生きてきました。


中略


あなたはありのままの自分に価値を見出せるようになる必要があります。


その第一歩として自分のことを「量」ではなく「質」で評価するようにしましょう。HSPは行動の質が高いので、ほかの人と同じようにたくさんのことができなくでもいいのです。量で劣っているなら質で取り返せばいいのです。


引用終わり



目から鱗。

胸の奥の方にスーッと入ってきます。


いつも、みんなに合わせないといけないと焦っていた訳がわかりました。タイプが違うんだって!




そして、先日書いた記事を思い出しました。

 





幼稚園時代、みんなよりも時間がかかってしまう私に先生がかけてくれた言葉。



まほろちゃんはゆっくりだけど丁寧なのよね



これこそ、量より質を認めてもらった言葉です。



私のゆっくりな部分と丁寧なのはセットなのです。


ゆっくりなのは欠点だとずっと思っていたけれど


早くしようとして丁寧さをなくしては

せっかくの長所を無くしてしまうことになるんですね。



つくづく自分のことを何も知らずに生きてきたなぁと思います。

もっと早く知りたかったわ。



でも今、この本に出会えてよかったです。



HSPを応援してくれる言葉を探しながら、これからまだ残り半分を読んでいきます。




この本、24言語に翻訳されているそうですから

世界中の繊細さん達を元気づけているに違いありません。






今日も最後までお読みいただき

ありがとうございます