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 「Never give up 鳥人間コンテスト2023」


2023年9月2日、土曜日の夜、鳥人間コンテスト2023 を観覧。

放映は8月30日(水)だったけれど、読売テレビのサイトから見る。

コロナ明けの大会となったので、いつもの鳥コンが復活した。

1977年にはじまって、今回で第45回、鳥人間コンテスト2023。


人力プロペラ機部門の王者、

BIRDMAN HOUSE 伊賀のパイロット・渡邊悠太(36)氏によって、

 

歴代最長記録、6万9682.42メートルの飛行距離を達成する。

完全制覇70キロエリアまで、あと、18メートルだった。

 

完全制覇を達成できなかったのは、残り3キロ地点からの強い向かい風の中、

速度が落ち、2時間31分のフライトで体力の限界を超えたようだ。

 

60キロ完全制覇の時は、まだ、体力的には余裕だと豪放していたけれど。

琵琶湖の湖上の風は、特に午後に入ると強くなる傾向にある。

人力飛行機は、速度が遅いので、追い風だと失速の危険が伴う。

そして、強い向かい風だと、飛行速度もかなり落ちる。

最初スタートした時、時速35㎞/hで、最速を記録。

今回は、全般的に風が強くて、機体が真っすぐ飛べなかったのも、

体力の消耗の限界を速めたようだ。

今回は、飛ぶ前から引退を示唆しており、

競技終了後のインタビューでは、来年への挑戦を聞かれて、

「もう勘弁してください」と、笑顔での返答であった。



 


滑空機部門では、13回の優勝を誇り、ミスター鳥人間の称号を持つ、

大木祥資(53)/Team 三鷹茂原下横田が優勝する。

大木氏は、26歳から鳥人間コンテストに参加しており、

最高齢の53歳の参加者でもある。

番組の終わりに映し出されたダイジェストでは、

 
 

 

始 < 大木祥資のコメント・テロップ >

 

ぼく 飛行機が好きというよりは
鳥人間が好き

ぼく 空に全然憧れていない

よそのチームの仲間であったり

この限られた環境の中

みんなが一生懸命
遠くに飛ばそうとしている

同じ方向を向いて
一生懸命がんばっている

この鳥人間が好き

とにかくあきらめたら終わりです

もう俺 ダメだ 無理だって思ったら 終わりだと思う

 

 

完 < 大木祥資のコメント・テロップ >

 


 

 

Never give up!

 

だから、私は諦めない。

 

 

   < 匠が創る生活空間 > 
   アトリエまほろ@橋本完

 

 


 


 

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< Iwataniスペシャル 鳥人間コンテスト2023 >

   https://www.ytv.co.jp/mydo/birdman/

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『鳥人間』完全制覇70キロわずか及ばず“69682.42m” 

絶対王者・渡邊悠太パイロットが劇的ラスト飛行

 

2023年08月30日 21:38 ORICON NEWS

https://www.oricon.co.jp/news/2292926/



 読売テレビ制作、日本テレビ系『iwataniスペシャル 鳥人間コンテスト2023』が30日に放送され、「人力プロペラ機部門」で「BIRDMAN HOUSE伊賀」(渡邊悠太パイロット)が優勝した。完全制覇70キロにはわずか18メートル及ばずも、死力を尽くしたフライトが感動を呼んだ。

 「BIRDMAN HOUSE伊賀」は、同部門で2017年に40キロ、19年に60キロ完全制覇を成し遂げた絶対王者。同チームと渡邊パイロットの登場により、21年から琵琶湖を南北2ルートを旋回する、最長70キロの新コースが設けられた。21年は飛行禁止区域に着水したため失格して以来、2度目の挑戦となった。

 会社員として働きながら、体を鍛え仕上げてきた渡邊パイロットは「今回でラストの鳥人間に」とし、飛び立った。途中、機体トラブルに見舞われ、水も飲み切りながら、必死にペダルをこぎ続けた。

 自身の持つ大会記録60キロを塗り替え、70キロ目指し、さらに飛んだ。65キロを越え、完全制覇の雰囲気が高まったころ、風を受け、機体が不安定に。ギリギリまで粘り、70キロ付近に着水した。

 果たして、70キロ到達と認められるか、ブースから見守ったナインティナイン矢部浩之は「このドラマなに?スゴない?」とうなった。渡邊パイロットは「もうなんか、出し尽くしましたね」と声を絞り出した。

 結果は、69682.42メートル(69キロ6824メートル)で、70キロが認められるエリアまで18メートル足りなかったとアナウンスされた。タレントたちは「なにをちゃんと測っとるねん!」とツッコミながら、渡邊パイロットをたたえた。

 来年については「もう勘弁してください」と笑い、引退示唆。「お疲れさまでした」「感動をありがとうございました」「かっこよかった!」など、ねぎらいの声が次々とかけられ、感動のエンディングとなった。