家族旅行という名の登山

 

今年の夫の目標は、3000m峰を制覇する富士山

 

国内の3000m峰は、全部で21座あるそうで、夫は、2019年7月に、アルプスデビューしてから残り5座になり、なんとしても達成したい炎と勝手に計画しておりました。

 

*乗鞍岳と富士山

*仙丈岳

*涸沢岳と御嶽山

 

富士山と涸沢岳は、息子も行きたいと言う事で、家族で登頂することに。(私は、外してくれていいのよと言ったけど、即却下タラー)

 

富士山に登る為には、高度順応が必要と、前日乗鞍岳に登山し、車中泊して翌日富士山に登頂し、その日に下山し和歌山にえーん

普通は、富士山にある、山荘で一泊してゆっくり登頂するのにガーン

 

仙丈岳も朝から登山し、その日に下山えーん

 

涸沢岳は、涸沢ヒュッテでテン泊して美しい紅葉を見て、のんびり過ごす予定だったのに。

穂高岳山荘の予約が取れた事により、何やら夫の様子がおかしい。

夜な夜な、山と高原の地図を眺め何かを画策しているニヤリ

 

出発2日前に、西穂高岳からジャンダルムに登頂して奥穂高岳に行き、山荘で一泊して、翌日涸沢岳に行こうと言い出したガーン

 

登山初心者の私でも、ジャンダルムは登山者の憧れで、上級者だけが登れる、非常に危険な場所って事は知ってます。(夫は、登頂済みで、非常に楽しかったらしい)

 

家族で行くには、あまりに危険な計画に、出発前夜にこんこんと言い聞かせ、何とかジャンダルム計画を白紙に戻させました。

やれやれ、困ったもんだチュー

 

そんなこんなで、上高地に向けて出発!

木曜日の仕事が終わってから、ちょっと仮眠して23時に夫の運転で、あかんだな駐車場に。

途中、運転を交代しながら仮眠。

 

あかんだな駐車場は、以前は4時じゃないとゲートが開かず、ゲートの前で車が何台も待っていましたが、今年から終日ゲートが開くようになり便利になりました。

 

朝4時にあかんだな駐車場に到着し、6時始発のバスに乗る為少しの仮眠と登山の準備。

バスの順番待ちの為、5時30にはバス停に。

それでも、長蛇の列びっくり

無事、2便目に乗れ上高地に出発。

 

朝日がのぼり、澄んだ水面にキラキラ反射し美しい景色に、テンションがあがります。

あ~、登山じゃなく観光ならどんなにいいか。

 

 

さぁ、登山開始⛰

 

夫の計画は、上高地から岳沢を経由して前穂高岳→奥穂高岳→穂高岳山荘(泊)→涸沢岳→北穂高岳→涸沢ヒュッテ→上高地の周遊コース。

 

ジャンダルムを避ける事ばかりに気を取られ、このコース自体もかなり厳しい、険しい道のりだと知ったのは後の祭りでしたガーン

 


天候に恵まれ、空の青さと山の美しいに感動ですラブ


 

目指す奥穂高岳は、この稜線の先ガーン

ここ、紀美子平までも大変な道のりだったのに、これから吊尾根を越えるなんてえーん

 


無事、奥穂高岳に登頂し、ジャンダルムを眺む。

あまりにも、荒々しく神々しい山姿に、登らなくて良かったと胸を撫で下ろしました。

 

 

穂高岳山荘からの夜明け

山荘で、美味しいご飯を頂き出発です。

 


涸沢岳登頂。

夫の3000m峰制覇まで、あと1座。

 

 

奥壁バンドガーン

これも登山って言うの?

看板には、滑落事故多発エリア注意

慎重に通過して下さいって書いてあるガーン

家族旅行にしては、ハードすぎやしませんかムカムカ



昨年、登頂した槍ヶ岳が。

えっ⁈

私、アルプスデビューしてまだ1年しか経ってない

それなのに、こんなハードコースガーン

 

 

無事、北穂高岳登頂

槍ヶ岳とヤリポーズ


 

涸沢ヒュッテに到着し、カンパーイ生ビール

本来なら、この場所でのんびり登山だったのに。

例年なら、紅葉🍁が見頃なのに、今年は色づき始めたばかりでした。(2022.10.1)


その後、バスの時間に間に合うように、長〜い道のりをひたすら歩き、無事家族旅行は終了。

なわけも無く、最後の1座。

御嶽山へ続くアセアセ