BAD-呪われし仮面ー 第三話「パンアーケス人の伝承」 | kabanai00maxのブログ

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僕は詩人なので 好きな詩や小説を
中心に書いていこうと思ってます
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《天空を書ける、大いなる風より》

*ヒッポリトスはキガンデス(巨人族)たちとの戦いを描いた

【キガント・マキア】に出てくるキガンデスの一人です

〇前回の展開
「ユリウスたちはセイレーンたちの島を
 逃れたが 再び漂流し スケリアの王女
 ナウシカアに助けられるのだった」


BAD-呪われし仮面ー 第三話「パンアーケス人の伝承」
 〇謎の庭園
  ユリウスは深海にある謎の庭園で目を覚ます
ナウシカア「気が付きましたか?」
ユリウス「あなたは と言うより ここは」
ナウシカア「申し遅れました 私は ナウシカア、そしてここは
  ネプチューン王が納める海底王国 アトランティスの外れにある
  海の楽園スケリアです」
  そう言って笑う、王女ナウシカア
(1)パンアーケア人達の伝承


〇風の草原

  ナウシカとユリウスが、追いかけっこをしている
ユリウス「待てよーナウシカア」
ナウシカア「ダメダメ、そんなんじゃああたしを捕まえられないわよ」
  バタン
ユリウス「おおっと」
  足を絡ませ、転ぶナウシカ、それに釣られ ユリウスもこっろぶ
ナウシカア「ウフフフフフ」
ユリウス「アハハハハハ、ここはいい島だなあ」
   そう言って笑う、ユリウス
ナウシカア「四方に風がいき通る、この大地に祖先が移り住むように
  なったのは、この国を揺るがした あの戦いが始まりでした
    遠い目をし、一族に伝わる伝承を話すナウシカア
〇キガンデスの戦い
N「両足が大地につく限り、そこから無限のエネルギーを売る事が出来る
 キガンデスの巨人たちは 農作神クロノス(サターン)が天空神
 ウラノスの陰部を大釜で刈り取った時、それが海の方に飛んでいく

 過程で地面に血がしたたり落ち、生まれてきたのだった、一時期は
 神々さえも 犬 猿 雉 馬 糞 昆布 薄 蜂などに変化して
 逃げ出すほどであった(脱げる途中で雌馬に変化していたデーメテルを

 鉄郎でもハーロックでもなく牡馬に変下したポセイドンが強姦)

 が 程なくしてダルダロス(冥府の底)からクロノスに飲まれた兄弟たち

 を助け出した ゼウスをはじめとする大決戦が行われたのだった」

キガンデスの一人は,不思議なカプセルであらゆるものを

 石化する能力を持っていた
ヒュッポリュトス(文献上の名)「はっはっはっはっはっは、お前たちの
 エース ヘラクレス(ハーキュリーズ)を石化してヤッタぞ、残る
 者たちもわしが順に始末してやろう」
ゼウス(ジュピター)「ムムム、どうしよう」
ポセイドン(ネプチューン)「兄者、ここは俺に任せろ」
 ピーと指笛で合図を送る


ポセイドン「怪鳥神ロブロス、空をとべ」
ロブロス「キエーぇ」
 「わしは海を行くからおまえ(妻 ロディム)は黒豹に変身して地を
  かけろ」
ロディム わかった、タタタタターッ」
ヒュッポリュトス「オノレーポセイドンめ」
   三俣(さんまた)槍で挑発するポセイドン、その挑発に乗った
   ヒュッポリュトスが現れたとき、岩陰に隠れていたポセイドンの息子
   トリトンが ギリシア内で撮れる鉱物 オリハルコンで作られた
   剣で攻撃する


トリトン「貫けぇオ・リ・ハ・ル・コーン」
ヒュッポリュトス「オノレぇ、ポセイドンめぇくやしいくやしい
 くやしい」
  最後には倒れて悔しがりながら溶けるヒュッポリュトス、残った
  巨人たちは アテナや復活したヘラクレスが 得意の島投げで
 やっつけたのだった


〇戻る 草原
ユリウス「ふーん、そんな戦いだったんだ てっきりウルトラの父が
 出てくると思った」
ナウシカア「ウルトラは知りませんが 勝利したポセイドンはキガンデス
 の王に 残った者は助けてやるから お前の娘をよこせと言い
 王の娘と海神ポセイドンとの間に誕生したのが私の祖先パンアーケス
 人なのです」
    そう語るナウシカアの目は祖先が残した翼を持った船で海や
    空を滑空し、王女としてやがては神としてスケリアの民たちを
    導く強い決心があった
ユリウス「強いんだな、君は」
    そう言いながら ユリウスは「これが吟遊詩人と謡われ民たちに
    慕われたナウシカアか」と思っていた
ナウシカア「ユリウスさま」
    ぶっちゅう
  二人徐々に近づきキッス、その後は 草原の上で
   ズコズコ・バッコバコズコズコ・バッコバコ
  「あッあんァァーン、ナウシカアイッチャウ イクイクイクイク
   イクぅぅ・・・」
 〇海岸沿いに止めてある船 マークン号の中
ケリィー「なんや、キャプテンよろしくやって春で」
  双眼鏡で様子を伺うケリィー
船技師イサム「ほんまや、なら事らも」
   ズッコズコ、バッコバコ
ケリィー「やっやめてよこの体制であふ~ん」
イサム「そんなこと言うなって、子猫ちゃん」
  パンパン ドスンドスン パンパン
ケリィー「やめ・・ん・・・あぐぐぐ」
  熱い夜は深けててゆく