世界は少女が流した涙の一滴から生まれた

世界は少女が流した涙の一滴から生まれた
　　ーアンジェイラ・レイの孤独世界ー
　ある時何もない世界を見た、少女は

　　さみしいと悲しみの涙を流した

　その涙は川になりやがて大海となり

　大地と出会うことで多くの生き物たちを育んでいった

　悲しみを補うために　レジャーや施設などの

　様々な設備が出来、世界は潤い始める、しかし

１《自分の偏った意見以外は受け付けない自分世界》

２《民衆の意見を取り上げずに税金を貪りつくし
　栄華を極める　政治家や官僚たちによる、腐敗世界》

３《他人の手柄は横取りし、自分の過ちを

　　　他人のせいに書き換える　隠ぺい世界》

４《空き缶やごみを捨てたり　汚し放題の汚染世界》

５《振り上げた拳を下ろせない　変なプライド世界》

６《苛めや煽り行為をやめない、認めない異常集団世界》

７《肌の色や宗教間の違いを理由に争いあう　差別世界》

８《事件や犯罪を無かったことにしようと画策し、変な
　主義、主張を繰り返す　頭お花畑世界》

９《何かと集団で一人を叩くヒステリーによる、野次馬世界》

１０《嫉妬や野心に忠実で　不倫や枕で乱れる

　　　　　芸能界を含む一般世界》

   そう言った困った人々によって、世界は段々濁っていった

  悲しみの中から生まれた世界も　結局はそれを倦める事は

 出来なかった、涙を一杯に満たした少女は　いつしか

人々の記憶からも消えていき、哀れみだけが残ったという

　　　　　　　　完