「始まりは事件と共に」2絆
〇新潟２０１８ 某野外コンサート場
その後 チームは 2つに分けられ、加藤美南がNIIIの
キャプテン、そして山口あほがチームGの副キャプテン
に選ばれ それぞれ違う場所でライブをしていた
あほ「名残惜しいのですが そろそろライブも終盤に近付いて
来ました、では最後に私たちの絆の曲聞いてください
《進撃のローレーライLorelei）」
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進撃のローレライ・Loreley 詩：Kabanai
「今、少女達の青春をかけた戦いが始まる」
一番
辿りつける未来まで
舟を漕げ諦めるな！
忘れかけた夢を探して
前を向いて突き進め
Loreley、私達の希望
幾千年の時を渡って、育まれてきた一滴の愛
その日を堺に、世界は突然墜落し始めた
龍が舞い、宇宙（そら）を暗黒に染め上げてく
まるで、人の心の裏表を見通すように
時代を解き放て、着飾った衣脱ぎ捨て
海原に乗り出し、自分の中の恐怖に
打ち勝つ時が来た、勇気を持って
さあ立ち上がれー
旅立ちは、始まったばかり
二番
乗り越えられると思っていた
闇を纏った、一人の少女
寄り添う事もなく、真実は 埋もれていった
誘（いざなう）儀の神と誘（さそ）う
身の神に寄って、作られた不毛のこの世界で
◯ラップ
総てを脱ぎ捨て立ち上がれ
躊躇いなんかはいらないさ
心の底から湧き上がる感情を
一つに・集めて 解き放て
（CLAP・CLAP・CLAP）
警鐘を鳴らせ、世界の終わりが迫っていると
愛も国境も超えていけ、僅かばかりの欠片集めて
希望へとつながる未来へＧＯー
「人が歩む道に、誤りなんてないんだー」（叫ぶ）
オオーォ イェー
例え平和が脅かされても、終わりの瞬間（とき）が
近づいても 諦めず前だけを向いて戦ってくれた
あの戦士たちのようで有りたい
何億光年先の未来で
君が待ってることを信じて
望む方向へ舵を切ってさあ、進撃せよ
Loreley 自由なる翼で
「いつか悲しみが君の力になる」と
言ってくれた人、交差する過去と未来
孤独纏った仮面
・・・Loreley 私達の希望
失った時間が自分の心だと・今 気づいたんだ・・
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お日なた「ありがとうございました」
あほ「チームG最高、また会いましょう」
ワーアア ワーアア＾
こうしてライブは無事に終わりみんなは マイクロバスで
寮代わりにしているマンションへ帰っていく
〇 某マンション あほの部屋の前
あほ「あーぁ今日も疲れたな」
そう言いながら マンションの階段を上がり、自分の借りてる
部屋の前で立ち止まり 鍵を取り出すと中に入ろうとした
あほ「んっ」
しかし ドアを閉めようとしたとき残ってた右手を
誰かがつかんだ そしてドアの押し合いがしばらく続いた後
男が口を押えようとして伸ばした手が あほが動いたため
誤って こめかみ辺りに アイアンクローのように炸裂する
あほ「ぁあああああ」