ダンテの不思議な旅天国編 Ⅸ最終章 天を追われた天使 3癒しの歌 | kabanai00maxのブログ

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《天空を書ける、大いなる風より》

ダンテの不思議な旅天国編 Ⅸ最終章 天を追われた天使 3癒しの歌
〇第九天 原動天(マホーレスト)
「セラフィム、ケルビムどの九大天使を始め主な天使たち
 が控えていた
マホーレア「諸君遂に我が天国円が宇宙を統べるときが来たのじゃ」
 「おおーおお」
   憑いたような目で気勢を上げる天使たち
  「騙されてはなりません」
  そこに甲高い声が響く
ベルゼブ「やはり来たか」
   ダンテとカトレナがやってくる
マホーレア「現れたな 時空犯罪者カトーレア、お前たちには
  特別なプレゼントを用意しておいた」
 パチン
セラフィム「ウォオオオ、コレハ」
ケルビム「イッタイ ドウシタコトダ キュルルルルル」
 グワーン
 九大天使ばかりではない その場にいた主な天使たちが 悉く
 マジングァと言う機械獣に変化していった
 ビアンカ「ぉおおおおお、いったいどうなってるんだよ」
 ミーナ「シーぃ、二人に任せたんだから 私たちは
   ここで見守っていればいいんだよ」
  隠れていた岩陰から言うミーナとビアンカ
 ダンテ「これは 手応えありそうだな」
   バーン
   空間から聖剣スサノオを引き抜く
カトレナ「いえっその必要はありません」
  ババー
 衣服が飛び散り裸になる、しかし彼女は上空でステップを
 踏みながら踊り始めた
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癒しの唄 詩:Kabanai
ある日 太陽系で月は生まれた 

その光によって地上は満たされた
 火は灯り 風は自然を呼び 

歌い上げる巫女の華麗な舞は
 宇宙全体を癒すーうゥ
貧しい者達も 人をさげすんだ者達も 

悪口や 意地悪言って
 手柄横取りしてた狸たちもみんな 生まれたままの澄んだ
 心取り戻し 本来の自分に立ち返る
 太陽が朽ち果て 宇宙は死に絶えて滅びの時が来るとしても
恐れるな ためらうな
 「夢見たことが実現できるように さあ祈れさあ笑え
 いつだって自分を振り返ることは大切さ
 さあ歌え 私と一緒に踊りあかそうじゃないか
そうすればきっと 誰もが失った何かに 気づくはずだ
 エんヤラャー、ヨッタセーのホイホイホイ
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   カトーレアはステップを踏みながらすべての生き物
   達の心を癒していった
ケルビム「おおーオオオー」
 すると あぁー何という事でしょう?機械獣変化した
 天使たちはみな 元の姿に戻っていく
マホーレア「ウォおおお、こっこんなバカナー」
  するとマホーレアの姿とカトレアの姿が入れ替わる
ダンテ「きっ君が本当の大天使マホーレアだったのか」
セラフィム「こっこれは さては貴様 我々を謀っていたな」
真のカトレナ「おッホッホッホッホッホ、今頃気が付くとは
 愚かな奴らめ ミーは時空犯罪者カトーレア 騙されて
 くれたかい」
   大天使マホーレアと姿を入れ替えていた 本当の
   カトレーナがそう呟く
  スー
ダンテ「生憎 悪が栄えた試しはないんでね」
  グアー
 スサノオの剣でその胴体を貫く
真のカトレーア「天使たちを利用して 宇宙制服をやろうとする
  この計画が失敗するとは  グアぁ・・・・」
  シュウゥゥウ
 火花となって消えていく
  黒く淀んでいた原動天輝きを取り戻す
  ミーナとビアンカが 幽閉されていたベアトリーチェ
  を連れて 雲の中から現れる
ミーナ「終わったね ダンテ」
ダンテ「ああー」
  ブチュウゥ・・
 唇を交わす二人だった

 さて今夜の宿で・・・