仮面ライダがオートバイに乗る理由や改変について | kabanai00maxのブログ

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僕は詩人なので 好きな詩や小説を
中心に書いていこうと思ってます
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《天空を書ける、大いなる風より》

仮面ライダーがオートバイに乗る理由や改変について
Qオートバイのコンセプト
「公式では東映は《仮面》と《オートバイ》と言う2つのコンセプト
 は東映から決められていたとなってるけど実際は、最初の企画
 会議の時 原作者として呼ばれた石ノ森章太郎は
「近い将来仮面物が流行する」と力説していた その会議には
メインライターの伊上氏も参加していて、後に石ノ森氏との
対談があった その時 石ノ森が「東映から 仮面を被るのと
オートバイに乗ると言う二つのコンセプトがあった」と切り出すと
伊上氏は「いやいやそもそもオートバイのアイデアは石ノ森先生が
発信だった」と言い出した それは最初の会議の時「何故主人公は
 スカーフ(マフラー)をしてるのか」と質問が合った時 石森が
「例えば主人公がオートバイに乗ってこっちの崖から向こうの
 ビルへジャンプしたとき スカーフが靡いて ブラウン管の
 向こうで見ている 視聴者(子供たち)に風を体現(かんじ)
 させることが出来るんじゃないか」と言った時 その場にいた
 平山亨以下スタッフたちがその言葉に大いに感銘を受けたと言う
 それがきっかけで 《仮面を被る》と言うコンセプトに加え 
 《オートバイ》に乗ると言うコンセプトも加えられたと言う」


Qスーツやマシンの改変とシリーズ化の切っ掛け
 「シリーズ化の切っ掛けは2つある 一つは第二話の 恐怖蝙蝠男編で
 黒っぽい蝙蝠男とライダーが夜間の戦いで闇に塗れて見えにくかった
 この対策として元々2クールで一本ラインが付いたスーツと改造サイクロン
 が元々本郷猛様に用意されていて それがたまたま藤岡弘の事故と
 重なったと言う しかしこれはスーツやマシンの対策であって もし
 藤岡弘の事故が無かったとしても おそらく予定通り2クール位で
 終わっていたと思う なのでシリーズ化の切っ掛けとなったのはやはり
 藤岡弘の事故の方であると思う」

Qテレビの仮面ライダーに関する石ノ森先生の考え」
「昭和46年4月3日にNET(テレビ朝日)で放映が開始された
 テレビ作品について石ノ森章太郎は「仮面ライダーは悪の組織が
 怪人たちを使って悪さをするんだけど それをやっつけちゃう
 勧善懲悪の物語です 我々大人の社会は必ず正義がまかり通る
 とは限りません、でも子供達には善と悪がはっきり分かれていて
 最後には必ず正義が勝つと言う事さえわかってもらえれば
 《仮面ライダー》はそれだけで成功したと思えると述べた」

〇藤岡弘がライダーに共鳴した瞬間

「栄光の七人ライダーで終わったストロンガーの打ち上げパーティーの時

 本郷猛役の藤岡弘が石ノ森に駆け寄り「世界中に悪の脅威があって

 戦う仲間たちがいて、いざとなったら集まって助けに駆けつけてくれる

 石ノ森先生 自分はこう言うのをやりたかった」と作品に共鳴した