昨日は第27期麻雀マスターズ本戦でした。

会場はじゃん亭さん。観戦可能だった頃のグランプリや十段戦の観戦以来で、選手としては初めてでした。

じゃん亭会場
13卓52名

主な参加プロ(連盟)

瀬戸熊直樹p・HIRO柴田p・前田直哉p・刀川昌浩p・山田浩之p・古橋崇志p・客野直p・石渡正志p・奈良圭純p・齋藤豪p・石川遼p・日吉辰哉p・清原継光p・ガースp・吾妻さおりp・安田麻里菜p・山脇千文美p・高宮まりp


この日のシステム↓

半荘4回戦終了後、得点プラス者+αが5回戦へ

5回戦終了後、得点上位51名がトーナメントへ

トーナメント1回戦 56名による半荘2回戦(28名が勝ち残り)

最大7半荘で、230名から28名へのサバイバル。


1回戦
客野直プロ(連)
平野良栄プロ(連)
海老澤稔プロ(最)

上手く育ったホンイツと789三色の2回のチャンスを紙一重でアガれ、オーラスもテンパイ・ノーテンで順位が変わるので、積極的に形テンとれてトップを死守し、結果・内容と共に最高のスタート。


2回戦
山田浩之プロ(連)
五十嵐毅プロ(協)

東1局1本場、南家と北家の2軒リーチに対して、5巡目に両者の現物の⑨を切ったら、親にロンと言われ、ヤミの国士に刺さりました。「点棒お借り致します。」と平然を装いましたが、気持ちは終わったという感じでした。この時点で1回戦の貯金はおろか、一瞬で▲40まで転落。山田浩之プロには「気付かなかったです。⑨あったら誰でも切るし、事故ですよね。」と対局後に言っていただきましたが、これは日頃の行いなのか、準備不足なのか、勉強不足なのか。この後、崩れることなくポイント維持できたのは諦めてないから粘れたのか、相手にされてなかったのか・・・。


3回戦
清原継光プロ(連)
水瀬夏海プロ(協)

あと2回戦で▲40を返す戦いになるのだが、めくり合いに2連敗して万事休すで、このまま沈んでラス。これもツキの問題云々ではなくて、行かなきゃいけない状況を作った自分が悪い。最終戦に持ち越す選択肢もあっただけに、攻めてしまった3回戦にまだ経験不足という未熟さを感じた。


4回戦
石渡正志プロ(連)
石川遼プロ(連)
崎見百合プロ(協)

対局前のポイント開示で、石渡プロが私のポイントを見てプッと笑って、崎見プロは大丈夫で、僕と石川プロの争いねと言われて、このポイントを作ったことがとにかく悔しかった。石渡プロのこの言動は正直アマチュアへの配慮はないけど、言ってることは全く間違ってないし、こういう状況を作った自分が悔しくて、当たりどころがない悔しさで非常に辛かった。石渡プロは会場内で後輩のポイントを聞きに回って励ましてたりして、後輩想いだったので、言動よりもこのことを優先的に捉えるようにします。2者の争いとは言え、私は北家なので最後まで諦めずに普通に打ちました。2着。


1442
4回戦で敗退しました。


2回戦の国士が事故だから負けたのか。いいえ、他に敗因はたくさんあります。事故で片付けたら、大事なところを見落として、また繰り返して負けます。

3回戦のめくり合いに負けたからツイてなくて負けたのか。いいえ、これが麻雀ですので敗因になりえません。見えてもいないツキを語る前に、まず目の前に露呈している自分の実力とよく向き合いましょう。

これが終了後に自問自答した内容です。準備はこれでもかとしたつもりでしたが、マスターズに関しては結果が全てです。結果を受け入れて、準備と同じくらいこれでもかと反省をしました。


開始前に、刀川昌浩プロ、安田麻里菜プロ、前田直哉プロと談笑したんです。気付いていただいて、とにかくアマチュアに優しいです。どこか気持ちに余裕があって、さすがだなと思っていました。3人ともこの日は最後まで残り、ベスト28に行きましたし、こういう振る舞いもこれぞトッププロでした。


その他にも開始前に吾妻さおりプロが1卓~全ての卓に挨拶していたので、やっぱりさすが吾妻プロだなと思いました。久し振りにお会いできて挨拶できて、とても嬉しかったです。


あとは、対局前に協会の水瀬夏海プロが名札を出して自己紹介したこと。あちこちで見る光景ですが、これは良いものですよね。水瀬プロを知らない人がいるわけないですけど、礼儀正しいし、素晴らしいなと思いました。GPCで私も面識ない方に名札出して挨拶しようかなと思いました。


客野プロにマナー・所作面は全然問題ないと言われて、コンプレックスの塊なので救われました。そして、本戦でも問題なくできると自信がつきました。


平野良栄プロの手帳には、ぎっしりメモが書かれていて驚き。かなりの研究熱心で、私のメモ帳は研究も勉強という言葉もまだ使えないレベルなのかなと冷や汗でした。


齋藤豪プロには開始前の挨拶だったり、合間の会話や、帰りに新橋駅まで一緒に行っていただいたこと、ブログに対しての感謝の言葉とか、もうポイントが上がらないのに好感度満点でした。私がお金持ちだったらスポンサーにでもなりたいのに、100円のチョコボールぐらいしか差し入れできないのが申し訳ないぐらいです。


運営の瀬戸熊プロ、増田プロ、天音プロには集中して真剣勝負ができる環境を作っていただき、安心でスムーズな進行をしていただいて、感謝しています。


またこの場所に挑戦できるようにチャンスがある限り、最後まで諦めずに頑張ります。


バンガーナーさんや齋藤豪プロにブログが楽しみという声を掛けていただきました。私はネガティブなので、読んでいる人なんていないし、読んでいても批判的に読まれてると思い、今年からヤル気が無くなってしまいました。でも、文量を減らしてでも、ちゃんとやらなきゃと勇気が湧いてきました。こんなブログのことでお声を掛けていただき、本当にありがとうございました。