人は彷徨える旅人だという
『お願い・・・・・』
『自由にね』
俺に振り返り、微笑んで告げた君は『君』と同じだった。
そして『君』は『君』の大切な人の腕の中で儚く消えていった―――
「俺は・・・・取り戻す」
目を閉じれば思い出す。
君の声
君の笑顔
君の温もり
「どんな事があっても取り戻してみせる」
それは、俺の真実―――
僕と『君』の未来への道だから―――
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あとがき
うん、久しぶりに『ツバサクロニクル』を読んで
何となくイメージしたお話ですね。
君と『君』。
同じじゃないけど同じって事を書きたかったんですよね・・・。
出来ているかな?