「やっと会えたね」
対峙する男はうっすらと笑みを浮かべ亮司を見つめる。
暗い部屋に守護者たちと男。
ひんやりとしていてどこか陰湿な部屋の中。
「僕が来た意味を知っているね」
「ええ。知っていますよ」
顔色を変えること無い男に亮司はいつもと違う冷たい瞳に
他の守護者は何もいえず黙ってみているだけ。
「あなた方の大切にしている姫のこと、でしょう?」
「回りくどい言い方はしません。彼女に何をしました」
「聞きたいの?」
失笑し、男は腕を組み亮司を見つめ残りの守護者へ視線を向けた。
「彼女は元々僕のモノだった。だから彼女にわかって欲しかっただけだよ」
「なん・・だと?」
「彼女を僕のモノにしたのさ・・・。彼女は本当に美しいかったよ」
男の発した言葉に、誰かが息を呑んだ気配を感じる。
「抱いた体は甘美なものだよ。甘くてやわらかくて」
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あとがき
次回はアメンバーのみ限定です。
18禁が含まれますので・・・