手を差し伸べると はにかみながら貴女は私を見つめ
そっと手を添えてくれる。
僕は貴女に隠していることがあります。
それでも 貴女の瞳を見ていると決心が鈍りそうで。
「信じてます」
僕の言葉に、貴女はまだ言いたい言葉をぐっと飲み込んで
笑顔を見せてくれましたね。
貴女の笑顔にどれだけ救われたことでしょう。
貴女の言葉にどれだけ闇が払われたでしょう。
幼い頃出会った貴女を見たときから
僕の気持ちは決まっていた。
君の幸せ 君の望むべき未来。
君の笑顔 君の歩む道。
それを夢見て共にいたのですから。
珠紀さん・・・・。
貴女は誰よりも愛おしい人。
貴女は最愛の人。
「僕はたくさんの嘘をつきます。
それでもこれだけは本当です。
貴女を愛しています」
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あとがき
卓さんって・・・。結構難しいですね。
初めて書いてみて実感しちゃいました。