様々な症状に辟易した私がたどり着いた数冊の本。
そこに書かれていたことをとりあえず文句言わずにやってみよう、と思った私。
まず一人でお風呂に入れるときに身体中にオイルを塗り込みそのまま湯船でタオルマッサージ。
そのときに以前見た映画の一節を思い出す。
「ちこさんはなぜそんなに撫でるように洗い物をしたり掃除をしたりするんですか?」
「うーんと、身体も触れられてないところって痛みが来るような気がするんです。目をかけてないというか。だから、優しく撫でるようにものにも触れてます」
『美味しいご飯』という大阪のゆにわを扱った自主映画。
ちょっと印象的な言葉やったから覚えてたんだ。
そっか、身体も触れてないところは調子が悪くなるんやな。
ということでタオルやら手やらで気になるところを優しく優しくなでる。
以前数カ月できれいに痩せた友人にどーしたの?と聞いたらお風呂で身体をなでただけ、と言ってた。
きっとそういうことだ、うん。
そして、ちゃんとオイルを使って会陰マッサージもする。
セクシャルな気持ちになったらそのままマスターベーションしましょうと書いてあったけど、なかなかちびっこいるとそこまでの気持ちにはならず、とにかく硬いところはないか、ゴリゴリしたところはないか、と観察するようにさわる。
本の著者はこれで直腸瘤や直腸ポケットを見つけて頑固な便秘も含めて自分で治した、と書いてある。
よし、腰痛にも良いはずだ。
普段のときも、とにかく気づいたら骨盤底筋をキュっと締めてゆるめて、の運動をし(おそそを鍛えるというらしい)、身体の触ってほしいと思えるところを触る。
特に私は頭が硬かったなー。
とにかく会陰の潤い、しなやかさが免疫力を左右する!と当たり前のようにフランスでは言う、デリケートゾーンを手入れしないのは自分をないがしろにしているのと一緒!と言われると。。
心臓の動悸でとにかく息苦しいとか、身体全体痒くておかしくなりそうとか、これで治るもんなら治してみやがれ、などと一種のケンカ売るような気分で続けること1週間。
毎日はやらんかったよ。
なのに心臓の動悸はピタッととまった。
身体全体のかゆみも激減した。
明らかに顔つきがマッサージの前とあとでは違うと気づいた。
こ、これはすごいな。
あ、ふれあい??
うち、パパさんは9時に寝る人ではるはもっと起きてる人で。
なかなかねー。
けど、フランスではセックスレスが一定期間以上あったら慰謝料取れるという法律がある、らしい。
夫婦円満で仲良くいられるところはシングルの人より統計的に長生きしてる。
男性の元からのデトックスのためにも、女性の免疫力向上や健康のためにも。
つまりは双方の健康寿命を長く保つために!
世界的にもカップルでの心地よいふれあいの必要性はかなり高いと認められているんだそうな。
知らんかったわぁ。
文化の違いはあるだろうけど、人間の身体にそう違いはないだろうし、日本人にまるきり当てはまらないってことはないんやろうな。
なーんて話をしてたら「忙しいとかその気にならんっていう日本人がおかしいんやね、ちゃんと時間を取るべきなんやな」とは真面目に言ってた。
もちろん9時には真夜中の人だからすぐに寝るけどね。
本の中では「食欲がなくて食べられない、睡眠の質が悪くて寝られないと言ったら心配しますよね?
性欲が無い、なんて平気でうそぶいている人は不健康だと言う認識を持つべきです。」と言ってた。
それを受けて「私には性欲なんてありません、チツなんてありませんことよ、そんなはしたないことは口が避けても言いませんわ、おほほ、何ぞとやってきた自分は、ちゃんとケアしてきた人と比べても身体はボロボロで女としても人としても完全に負けていた」と著者も書いていた。
ホントかよ。。
いや、でも、まぁ、40年以上生きて来て身体を大事にするという側面のアプローチはいろいろやったはずなのにスポンと抜け落ちてた分野を今回しり。
ちゃんとケアするとこんなにも違うんやなーとある意味仰天したのは事実。
海外のフランスとかの女性がいくつになっても美しいのはきちんとそのへん押さえているからだ、というのは今回初めて知ったし。
私も若くはないしさ、そのへんちゃーんとケアして内側からももっと美しくなろっと。
目指すは道を歩いていてもオトコが振り返る良いオンナ!!
そう叫んでいたら「え?そっちを目指すの??」とパパさんびっくり。
あ、いや、パパさんが全員分振り返ってくれても構いませんことよ、おほほ♥
ちなみに6人目は行かないからな、悪友の皆さん!!