何か迷ったら、易に聞け!


易ののサイコロを振れば、易がヒントをくれます。


サイコロを振ります。

 

 




得卦は「山沢損、初爻変」でした。

《山沢損とは》
山沢損の時は、物心両面ともに損失のある時です。「損」は損得の損ですが、商売などで損をするという意味とは少し違います。人の為に自分の持つ物を減らす、ということです。被災者への寄付などがそうです。人のために苦労をしたり出費があったりしますが、何かの形で将来自分にプラスとなる投資と考えることです。


★損して得を取る時。ボランティア精神が大切。
 

 

 

その初爻変です。

 

 

初九、已事遄往、无咎。酌損之。
初九、事を已ヤめて遄スミやかに往けば、咎无し。酌クみて之を損す。

(意味)
「事」は携わっている仕事のこと。
「自分の仕事をやめて速やかに奉仕をすれば災いはない。事情をくみ取った上で自分を損しても他を益する処置が大切である」。


【対処法】
出費や苦労を余儀なくされる時ですが今はぐずぐずせずにそれに従うことです。
一旦決めたらぐずぐずせずに取り掛かることが大事。あとでプラスになるでしょう。

人の為に、特に親や目上の為に惜しまず協力して吉の時です。但し事情を見て限度を弁えた上で無理のないよう行いましょう。気軽に人の援助要請を引き受ける事はやめましょう。


  



この卦を得た時の対応。

⦿自分の為でなく、人のための奉仕。

⦿速やかに行うこと。

 

 

★「縁談」
良い縁談なら躊躇しないで急いで纏めましょう。

不釣り合いの縁は見合わせましょう。

★「願望」:人の事を心配する時なので、自分の願望は後回しです。
★「失物」:すぐ捜せば見つかりますが、遅いと出てきません。