相談ごとは・・・何?
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気になることが有るなら、易に聞きましょう。
ヒントをくれます。
易のサイコロを振ります。
得卦は「雷山小過、5爻変」でした。
「小過」は少し過ぎるという意味があります。反目の象でもあります。
★進み過ぎると失敗します。何事も控えめに進みましょう。
★仲間同士、身内同士の離反やいさかいに注意が必要な時です。
その5爻変です。
六五、密雲不雨。自我西郊。公弋取彼在穴。
六五、密雲あれど雨降らず。わが西郊よりす。公、弋ヨクして彼カの穴にあるを取る。
(意味)
「弋」は矢に糸をつないで鳥を捕らえる道具のこと。
西郊より原に雲がおおってもまだ雨が降ってこない。公が糸のついた矢を放って穴の中に潜む獲物(六二)を獲るように、良い家臣を探し当てる。
六五
密雲雨ふらずというのは、雷気が山の上のずっと高い所に在り、一向に雨が降りそうにない状況です。つまり五爻は君位に在りながら、陰柔であるために、その徳が国民に行きわたっていないのです。
そこで穴にもぐり込んでいる人材を引っ張り出して使えという訳です。
その穴には掘り出し物があるかも。
爻辞に「矢の尻に糸を付けてたどれるようにしておく」とあるので、十分な用意をしてかかりましょう。
(対処法)
何事も、思い通りに運ばず苦労が多い時です。
隠れた人材をあの手この手で探し出して協力を求めることです。