「どうしよう?」と思ったら、易のサイコロを振る。

 

今日の得卦は「雷山小過62、2爻変」でした。
雷山小過62、とは




卦辞
小過、亨。利貞。可小事。不可大事。飛鳥遺之音。不宜上、宜下。大吉。
(読み)
⦿小過はとおる。貞(ただ)しきに利(よ)ろし。小事には可なり。大事には可ならず。飛鳥之が音ネを遺す。上るに宜しからず、下がるに宜し。大いに吉なり。


(ポイント)
1.小事には良いが、大事は良くない。
2.身の程を知る時(小さなものが過ぎる)。
3.良いことはオーバーなぐらいにやる。
4.積極的な行動は慎む。
5.大坎(詮卦)。

⦿何事もムリがある時ですから、上がるには良くない。そのムリが一層大きくなります。下がるのは良いです。引っ越しは家賃の安いところへ、受験は第2志望を本命にするとか。結婚も少し条件をゆるくする・・・等々。


⦿この卦が出たら、少し恭(うやうや)しすぎるぐらいに低姿勢で 過ごすことがポイントです。
たとえば、葬式では少し悲しみすぎるぐらいに、日常のことも節約にすぎるぐらいに、いいことに対しては少しオーバーにやるぐら いがちょうど良い時なのです。勉強も少しやりすぎるぐらいにしましょう。
またこの卦は、卦象をよく見たらおわかりのとおり、上卦と下卦は背を向け合う形です。
仲間同士、身内同士の離反やいさかいに注意しなければなりません。
少し過剰なくらいの愛と思いやりをもって低姿勢で進みましょう。

「運勢」
〇小事はよいが大事は悪い時です。
〇とかく背伸びをし望外の行動に走りやすい時でそのために進退がきわまることがあります。
〇人間関係もすんなりゆかず互いの意思が通じないときで、人間関係に断絶が起きて反目が起きます。
〇できるだけ消極的に、控えめに事にあたれば、 良いことがある。今は、無理するときではない。

「願いごと」
〇小さい望みはかなう。

 

*********************

 

得卦は雷山小過62、2爻変でした。




六二、過其祖、遇祖妣。不及其君、遇其臣。无咎。
六二:その祖を過ぎて、その妣に遇(あ)う。その君に及ばずして、その臣に遇う。咎なし。

●控え目に行動し、目上の人を尊重する時です。直接当たるより代理人に当たったほうがうまくいく時です。
●小事は叶います。謙虚さや遠慮が必要です。年輩者の助言や力添えが有効です。

⦿常にへりくだり遠慮しているからなかなか進みません。 半吉。
 

物事は慎重に進めないと、マズそうです。