「建国記念の日」って？
今日は、2月11日。
「建国記念の日」です。
法律では、
「建国をしのび、国を愛する心を養う。」と規定されています。
私たちが住む祖国、日本。
日本の「建国」について
どのくらい知っていますか？
私は今、
赤塚高仁さんの
「お父さん、日本のことを教えて！」
という本を読んでいます。
アメリカに留学していた赤塚さんの娘さんが、
ホストファミリーのお母さんに
「日本はいつ、誰が作ったの？」
そう聞かれたけれど答えられず、
「自分の国を知って愛せなければ、どこの国に行っても信頼されないでしょう。」と伝えられて悲しい思いをした。
聞かれた赤塚さんも答えられず、猛勉強したそうです。
そしてまとめられたのがこの本です。
この本には
日本の建国のこともわかりやすい言葉で、
丁寧に書いてあります。
「海面を見下ろしていた太陽の女神が、孫の瓊瓊杵尊（ニニギノミコト）を地上に降ろして、国を統治するように命じた。この地上とは九州。そして、瓊瓊杵尊のひ孫の神武天皇が日本の初代の統治者になった。」
この日が
西暦でいうところの
紀元前660年2月11日なのです。
ちなみに、
「太陽の女神」とは
天照大御神（アマテラスオオミカミ）、
「九州」と言っているのは
宮崎県の高千穂のことです。
ですので、
「日本は、紀元前660年2月11日に、
神武天皇が作った」ということになります。
だから、
今日が「建国記念の日」になる
というわけです。
「皇紀（和暦ともいう）」という暦では、
今日で建国2682年になります。
神武天皇から始まった天皇家は、
現在、第126代続いています。
天皇の血筋がずっと続いていくことを
「万世一系」といいますが、
日本は「万世一系」で続いてきた
世界に類を見ない国なのです。
今日は
家族で日本の建国について話してみたり、
日本地図を眺めて日本に思いを馳せたり、
日本の神話に触れたりしてみてはいかがですか？
神社参拝もおすすめです
