前回の記事をアップロードしたら、会計検査院が西日本のダムメンテナンス手抜き工事や地震対策やっていない問題で動いてくれたのと同じように日本人の生活保護受給の審査にあたり、精査した上で扶養の義務の大半を外せるよう関係省庁に掛け合ってくれることになりました。どうやら政官も扶養の義務・親族に生活保護受給の書面が届くと知らなかったらしい。(なんてこった、政官の法律顧問が機能していないから、こうした事態になります。だけどうれしー。ありがとうございました。)



(リアルタイムなはなし。CIA長官は収容所に送り込まれただって?いやいやふつーに出勤しています。米国国防総省はCIAの情報収集の予算を停止した?もともと情報収集の予算をつけているのは国防総省ではありません。アメリカ軍がCIAに情報提供するのはやめた?いやいや、逆でCIAがアメリカ軍に対して情報収集・分析・提供しているのであり、米軍はCIAに対して提供していません。正統派アメリカ人に成り済ました中国軍の工作員がメディアとサイバー空間を通して毎日新しい嘘を数個ずつ出しているため嘘だらけになって何も信じなくなったアメリカ人。)

・・・
(長文になるがネイサンと私の馴れ初め)
また起こった。社内で死傷者が出た。米国の連邦政府から呼び出され、技術流出により会社は刑事罰で罰金刑。しかも流出先は米国と国境添いのメキシコの国際マフィアで中国軍と同盟を結んでいる犯罪集団だ。このエリアには様々な欧米日企業の技術が流出しており、メキシコのマフィアと中国軍は大量破壊兵器や武器をジョイント開発・製造しているので経済界にとっては悩みの種だ。

(この国際マフィアの不法入国・密輸を封じるためにトランプは国境の壁の建設を開始した。国境添いにはアメリカ海軍特殊部隊SEALSの作戦基地があるが、SEALSとCIA諜報部員は何度もマフィアの壊滅に向けた隠密作戦にシフトしたが成功したためしがない、兵士は殆ど生きたまま帰ってこない。人類最強の犯罪組織だ。不思議なのは、なんでトヨタはこのエリアで自動車の製造を行いアメリカ輸出できてんのか、てこと。日本では学術会議が問題になったが、散々中国に日本の技術を流出させた学術会議を背後で操ってきたのがトヨタで、学術会議とトヨタをひいきにしたのが安倍前総理だ。このメキシコの国際マフィアと中華マフィアを語れない人間は世界の力関係を語ることは決してできない。)

いったい何度メキシコの国際マフィアに狙われるんだナナ社。当社を狙う担当が中国からメキシコへ交代している気配を感じた。しかも今回の罰金刑は日本の中堅企業とジョイント開発し、その中堅企業は海外進出したことない。当社とのジョイント開発を皮切りに輸出を始めたが、全てのコーディネートは技術商社と当社であり、国際特許には中堅企業と当社の名前とあり、米国からは特許の2社に対してレターが届いた。しかし、海外進出したことない企業を連れていくわけにはいかないので当社だけで対応することになった。

問題はそれだけではなかった。メキシコの国際マフィアは米国にも拠点があり、罰金刑の後、危害を加えて来たのが、このアメリカの連中だった。当社がアメリカ合衆国に情報を提供したから?いや、その程度の次元ではなかった、しかし何が起きているのか、なにゆえしつこくつきまとわれているのか、なんで社内で続けて死傷者が出るのか、決定的な理由が分からない。(ブログでは敵意の理由は伏せます)

もちろん日本の警察は動けないので、日本駐在中の大使館・アメリカ軍・NSAやCIAやFBIや様々な国の警察機関にも相談したが、とにかく事件が発生した場所(国籍)が問題だった。どこの国も手を出せない。メキシコの国際マフィアの摘発なんて、どこの国も報復を恐れ捜査協力を拒否した。

私が社長を辞めたとしても会社の問題は片付かないので意味ない。米国が当社に対して罰金刑を吹っ掛けてくるのを見てて、日本の理工関係の世界企業は言った。アメリカ連邦政府機関がナナの会社をよく見ているから、技術流出すると刑事罰・罰金刑を食らいまくってんだよ、本来は外資系に対してここまで配慮しない、米国としては罰金刑が続けば、マフィアはナナ社はアメリカ連邦政府機関の監視下にあり危険だと察して離れていくと踏んだのだろうと。だけどメキシコを避けて米国で事業拡大するのは不可能に近い。

そこでボスたちは言った、抵抗可能なイギリスへ行けと。当社の関係法人が纏まった金額をナナ社に支援するから不動産を購入し、本社機能を東京とロンドンに2つに分けろと。法人格から法人格に支援する行為は免税になり合法なのでうまく利用した。

ロンドン郊外の治安の悪い場所に広めのレンガの建物を購入した。夕方になるとタクシーも入らない危険地帯だ。元々再開発の情報を入手した日本企業のリクエストの地だ。建物自体は伝統建築で工事をやるにしてもイギリス版の文化庁の許可が必要でセキュリティは甘いままだった。

私の留学時代の友人の恋人がロンドン市警にした。(いまは国際犯罪捜査担当の検事)彼は元イギリス海軍特殊部隊員で上司がネイサン・同僚がダグラスにあたる。ロンドン市警の彼は怒った。恋人から友人の警護の依頼を受けたのはいいが、よりによって日本人女性はとんでもない地域に不動産を購入したからだ。レンガの建物にはテナントが1つ入ることになっており、まだ決まっていなかったので、彼はロンドン市警に持ち帰り引っ掛かったのがネイサンだ。

ネイサンは怪我により除隊したが、数々の勲章と女王から総額1000億円の山など不動産とイギリス軍の軍事システムのパイロット版を献上された。除隊後は幹部候補生として世界ダントツトップの民間軍事会社に入社し、並行して自分の民間軍事会社も立ち上げた。私と出会った頃はまだ一般社会に出て半年でオフィスを探していた。

ネイサンの第一印象は最悪だった。初対面なのにいきなりレンガの建物の電子ロックを自分で解除してロックが甘すぎると威嚇した。ネイサンは軍人一家育ちなのでイギリス軍ベースキャンプの暮らししか知らない。大卒だけど海軍に入隊するための進学なので、私と出会った頃の彼は一般社会の初心者で何も知らなかった。

私の会社はイギリスの政官財軍の仕事を請け負っていたが、あくまでも日本企業傘下のポジションで、イギリスからは直接契約の話も来たが荷が重く断っていた。ロンドンオフィス→レンガの建物の事業→イギリス法人の表向きは子会社の事業からスタートした。ネイサンは思っていた、ナナ社の日本人たち、アジアの極東、発展途上国の日本からロンドンまでやってきて頑張っている健気な日本人の出稼ぎ労働者たち。イギリス軍の兵士たちは経済では日本がイギリスを追い抜き、東京はニューヨークに次ぐ経済都市、ロンドンは足下にも及ばないとは知らなかった。

事件が起こった。夜レンガの建物に侵入者を確認した私はネイサンの電話を鳴らした。ネイサンに殺害された侵入者。ネイサンから通報を受けてやってきたロンドン市警。ロンドン市警の彼(友人の恋人)はキレた。俺の友達に何かあったら許さないからな!!なんでネイサンに助けを求める前に警察に通報しなかったんだ!!

ロンドン市警の彼はこの時の一言を15年以上後悔する羽目になった。不審者を確認した一般人が真っ先に取った行動が警察通報ではない時点で何かあると察してやらなきゃいけなかったのに。

ネイサンは、ひとまずナナは疲れているからホテルに連れていく、明日警察の事情聴取に応じさせるとレンガの建物から連れ出した。私は当社のスタッフにメモを渡した、東京幹部に連絡してくれと。レンガの建物を出てほんの数秒間の出来事だった。銃弾がレンガの建物の壁に当たった。メキシコの国際マフィアは実行者の殺し屋をレンガの建物に送り込み、屋外にはその実行者(証拠)を殺害するための殺し屋を配置したが、予定は狂い直接私を狙ったと思われる。しかも射程距離はレンガの建物から2キロメートル以上だ。ネイサンは屋内で二人目の殺し屋の存在を確認し、私を連れて屋外に出ると遠視・暗視ゴーグル無し・裸眼で、月明かりの中2キロメートル以上先にいる殺し屋を銃弾1発で殺害した。

ネイサンは私を連れて身を隠した。そこには世界屈指の軍事技術の集大成が揃っていた。しかしネイサンにとっては兵士現役時代から馴染み深い軍事機器と武器だった。

翌朝、ロンドン市警の彼は電話先のネイサンに対して、ナナをどこにやったのか、連れて来いと怒り狂った。レンガの建物の侵入者を情報管理システムの顔認証で確認したら、アメリカ連邦政府機関から、なぜその人物を検索したのかと問い合わせがあった。夜の間に管轄は検察へ、米英外交レベルの捜査へ引き上げられた。(いまのはなし。日中の顔認証技術のスペックは当時の英国より低い。英国の技術は軍事技術なので非公開だが、日本人は見えない恐ろしさを想像することが苦手だ。)

二人は私に説明を求めたが、肝心な私は何も話さない。それでもアメリカ・イギリス・メキシコの権力に潰されるだけじゃすまない残酷な結末になるから話せ、そしたら力になるから、と言って聞かせようとした。

ネイサンは私に1つの方針を隠して準備した。それは二人分の偽造IDを用意して国外逃亡、本物のIDは死亡したことにして逃げることだった。ネイサンは言った、10年経ったらデザイン建築くらいならやらせてやれる、それまでは静かに生きよう。

アメリカとイギリスは立件へ。別件と合わせ裁判へ向けて証拠の提出と共に証言を要求した。私は日本のボスたちの言う通りイギリスは強いと思った。しかしナナを引き渡せと詰め寄られたネイサンは断固反対した。そんなことやったら絶対に殺される。だけど私は断り証拠をアメリカとイギリスに提出し証言すると言った。私の身柄を引き渡す瞬間まで説得を続けたネイサン。ネイサンは私を引き渡すと海軍時代のお付き合いを生かし、私を追いかけまわしたマフィアの幹部が潜んでいる場所を特定し殺害した。その背景では、日本では会社の幹部から日本企業、次に政官へ。

その証拠とはオウム事件から始まり日本の数々の国策の国際犯罪の証拠だった。日本人はペーパーカンパニーなるものがオウム真理教から始まったとは知らない。オウムの麻原は日本政府の手引きで基幹設計の数々を契約し、それを中国軍傘下の台湾・中国企業にまわした。オウムは台湾と中国でサリンやVXガスなどの原料や資材を入手し、日本で精製、次々とテロを繰り返した。私は政治家の誰が中華と結託してオウム事件を企てのか知ってた。そして私は後にアメリカ連邦政府機関の協力を得て日本の基幹設計を取り返しにいくのだけど、(次の記事、スノーデンが出てくる)

「オウムサリン事件発生直後、警察は記者会見に袋に入った押収したサリンを持ち込み説明した。サリンは無色透明だが、精製があまいと褐色になるの。不純物が多いとサリンだけどサリンじゃない。医療現場ではサリン前提でアプローチしても治療の成果は出にくい、不純物の成分を特定した上で医学的なアプローチが必要だった。だから私は警視庁に言った。警視庁と私の大学は直ぐに対応したけど、警視庁には中国の工作員がたくさんいた。私は奴らの犯罪の一部始終を確認した。」

私は日本の公安と警視庁に言った。いまのアメリカはサリンを開発していないから、アメリカに応援要請しても無駄だとね。案の定、米国に問い合わせると昔の資料しか出てこなかった。戦後、大量破壊兵器関係は欧米諸国が手分けして開発・解毒剤やワクチンを開発しており、アメリカの担当にサリンはないから。なんでそんなこと知っているの?プラント技術は医理工の心臓部の技術で、そのプラント技術で世界ダントツナンバーワンは日本で世界権威の学者が私の先生だ。日本のプラント技術がないとまともに製造できない、私は日本の警察が押収したオウムの化学兵器から原料の入手先を特定した。同じ成分でも製造元によって若干異なるので、アメリカ連邦政府に照合してもらうだけでよかった。

それだけではなかった。タービンは戦闘機などの熱機関のキーパーツの1つでもあり、タービン入り口温度をどれくらい高くできるかで熱効率が決まる。高温・高圧に耐えられる素材と冷却技術が重要で、初期のジェットエンジン(ガスタービン)では、タービンの破損事故が多発し、タービンラインを引いて注意喚起したりしている。中国はタービン技術が低いので熱効率(出力)を上げられない、耐久性がない。派手に宣伝し威嚇しているが、戦闘機の開発が今1つで、ずっとエンジンはロシア頼りで、自国エンジンの開発が形にならないのはタービン技術が低いからだ。図面を盗んでもタービンの合金をそのまま再現することは中国には不可能だし、タービンブレードの製造技術(方向性結晶や単結晶鋳造・空気冷却のための精密加工・セラミックコーティング)は技術的にコピペするのは不可能だ。このセラミックのコーティング技術の一部が私の会社に関係していた。

私はアメリカ留学から戻ると今の自分の会社立ち上げの準備に入った。まだ高校生で、急遽、米国からの指名で日米を繋ぐ金融システムのバージョンアップの件でセーラー服を着て財務省や金融庁に行ってた。まだ法人登記も完了していない頃、私は日本政府と麻原の動きに不信感を持った。大学受験を経てスタートしたと思ったら地下鉄サリン事件が発生して会社では死傷者が出た。(サリンではない)あれからずっとだ。セーラー服を着た私はあちこちで聞いていた、ねえ、ねえ、オウム真理教ってなに?日本社会のことは何も分からない素人な私はしくじりまくった、脇が甘すぎた。いまならそんなことやらない、もっとうまく立ち回るのに。

ロンドン市警は唖然とした、これを公表したらアジア大戦・アメリカ・メキシコ大戦・日本はまた金融取引規制・貿易規制・戦争、今度こそ滅亡するぞ。

上層部の話が纏まった。裁判はやらない、立件しない。メキシコの国際マフィアの最高幹部としては組織ぐるみでナナ社と衝突したのではなく、幹部の1人が衝突したが、その人物は殺害された。組織としてはナナ社とは関係ない。よって手を引くから、アメリカとイギリスも手を引いて欲しい。(また中国が私の会社を攻撃するようになる)

(ま、そうなるでしょうね。)
私が証拠と共に裁判で証言するといえば、メキシコ・中国・日本は態度が変わると思ったし、アメリカとイギリスはそこを狙ってくるに違いないと踏んで、私は敢えて裁判に出廷すると言った。

アメリカとイギリスは中国とメキシコと開戦する準備がないから、諦めるしかないことは分かり過ぎてた。何度も、何度も、諦めて。それでもイギリスの検察の強さは圧倒的だった。私の会社はアメリカとイギリスで本格的に事業を拡大し積極的に参加することができるようになった、そのための準備を、イギリスの政府機関は引き受けた。

私はアメリカの連邦政府機関に言った。日本の防衛システムを台湾と中国から奪還したいから協力して欲しい。(↓↓↓次の記事)

ネイサンの干渉は酷くなるばかりだった。パスポートは取り上げるし、当時としてはずば抜けた技術GPSを搭載した端末を持たせたり、私が東京でタクシーに乗るだけで怒り狂い、怒るために何度も来日した。しかも私の了承もなく発信器を身につけさせた。これが決定的になった。別れがやって来てネイサンは言った。権力の背広組もいいけど、頭脳的にも、肉体的にも優れた男たちを味方につけろ、そしたら国際法も何もかも振り切ってどんな手段を使ってでも力になってくれるから。 

ナナのためなら命なんて惜しくない男はいくらでもいるから。

それから10年以上レンガの建物を通して繋がっていながら二度と会うことはない、話をすることはなかった。

日本の官財B派はイギリス軍・ネイサンが幹部までのしあがった世界ダントツトップの民間軍事会社日本誘致の調整に入った。それとは別に私の夫がネイサンを呼び出した。(2016年1月安倍は渡英、日英は外交レベルまで引き上げられ決定。)

主人は中国の工作員を確認すると私と私の会社に民間軍事会社のセキュリティサービスを手配した。次にキャデラック(SUV)を大人買いした。仕様はマニュアル車(MT)なのに大金を負担してオートマ車(AT)に変更した。子供を乗せた私が運転するならATの方が都合いいだろう。

ところが私は中国の工作員と見られる自動車の尾行を確認すると、工作員の自動車をセキュリティサービスの自動車とキャデラックで挟みうちにしてPCなど端末をぶん取った。ナナはキャデラックを運転して、R(リバース)レンジに入れ左足をアクセルへ、シートからお尻を離しハンドル側に向け、上半身は運転席の背もたれと向き合わせにした。上半身はぐるっと振り返った状態で、左手をハンドルの頂上に置き加速した。しかもこの状態のまま時速70キロメートルまで加速しやがった。そりゃバック走行・時速70キロメートルで追い詰められたら工作員だってビビるでしょう。

東京都内でキャデラックを運転中。中国の工作員の尾行を確認すると気付いていないふりをして路肩に緊急停車、工作員の自動車が通り越していくのを確認すると私は発進、中国の工作員が運転する自動車を追いかけまわした。セキュリティサービスはナナに完全に振り回されまくり。手に負えないからネイサンにナナの警護を依頼したい。ネイサンなら日本の事情を分かっている。

ネイサンはナナに関する警護記録とパウロB派連合軍の記録を確認して方針を決定すると我が家にやってきた。彼が知っているナナはいつも泣いてばかり怯えか弱い二十代の女だった。

2016年ディエティ・マッケンジー事件では、肝心な情報は伏せた、部隊長のダグラスの指示に背いた、我が儘やりたい放題、いちいち逆らう。作戦部隊を欺き結果を導きだし、日本の官財B派の主導権を確保した。



(話は戻して、)
・・・
日本の官財B派にマッケンジーがエッケ・ホモ(ユダヤ教会がイエスキリストを強姦した)を探求し続けている、あの男の扱いは難しいと最初に助言したのはアメリカの財界だ。

私はマッケンジー財団が、女性は母になる、妊娠・出産・産後をサポートしていることは知っていたが、まさか本格的なサディストプロジェクトがあって簡単なテーマではない、てことは知らなかったので、ボスたちが米国の財界から受け取ったマッケンジーの資料に目を通した際は冷や水を浴びせられた気分だった。しかもマッケンジーに噛みつき反撃を食らった国や街の崩壊ぷりが凄まじく、マッケンジーの手から離れても間接的に彼の部下に常に絡みつかれ、また反対に戦わずして泣き寝入りした国の先も決してよいものとは言えなかった。

CIAの諜報部員の精神構造は大変複雑だ。お給料はものすごく悪く15年以上勤めあげないと年金は出ないし、万が一のセーフティネットは殆どないので副業は必須だ。ものすごく危険な仕事な上、他者から誤解を受けやすい性質を持つため、家族や友人や恋人と誇りにしている仕事を共有しにくい。もともとCIAの諜報部員やるなら、ネジは10個くらい外れ・お人好し・正義感、奉仕、この4つが備わっている人間じゃないと殆どの場合不可能だ。しかも超人的な強い意思による4つが備わっていないと任務を継続することはできない。ましてやマッケンジーのように子供の頃からKGBからCIAという偽物の人生と共に幾つもの時代を生き抜いたなら尚更だ。そこへエッケ・ホモ(SとM)となればマッケンジーが中途半端ではない攻撃を仕掛けてくるのは想像できた。

マッケンジーは事件後米国に移送され米国とロシアの聴取を受け、情状酌量、正式な米国国籍と住民登録が与えられ、公式的な自分の名前を手に入れた。米国の政官財軍では常にマッケンジーは旧ソビエトの工作員の残党なのではかと噂は絶えなかったが、実際のマッケンジーは米国と米国国民に対する貢献度が高く評価され寛容な処置を決定し、財団は解体、それぞれ後継することになった。

(マッケンジー財団の偽造医薬品はベビーパウダーや塩など、人体被害は大きくないことから司法取引で完了した。)

日本でいえばマッケンジーは官財B派(正統派日本人)に対して朝鮮・中華・日本国内の権力者の記録や証拠を献上し、度重なる話し合いを重ねることで、マッケンジーは米国政府機関と契約、日本派遣され日本常駐開始した。(正統派日本人の味方)

私でいえばしくじったのがネイサンの対応だ。殆どを良い記憶で埋め尽くされたといってよいが、現実のネイサンは昔と変わっていなかった。高圧的ともいえる態度と言葉でねじ伏せようとし束縛を通り越して干渉・監視ともいえた。彼は私の話に耳を傾けようとはしなかったし、私は私で拒絶した。

事件後1つの節目としてイギリス軍とイギリス民間軍事会社は英国で報告することになったが、報告を受けた権力側は言った。結局ナナはネイサンとダグラスにも心を開かなかった。日本上陸早々いきなり信頼関係を築け、というのも無理な話だが、イギリス側の日本スタートアップメンバーは全員ナナの知人を用意したのに、このザマだ。

イギリスとナナの付き合いは20年になり、何度も運命を共にし厳しいミッションを乗り越えてきた。そこでイギリスはナナ社(登記簿上の本社と本社機能)をイギリスに移転してはどうか、幹部のイギリス永住権と住民登録の提供を提案したが一度も前向きな返事はない、それはアメリカも同じだ。

イギリスは日本の官財B派のボスたちがナナに2つの指示を出したことは知らなかった。1つ目、イギリス軍とイギリス民間軍事会社が日本上陸する際、ナナ社の国際犯罪対策課は日本ではなくイギリスの司法制度に乗っ取って動くことになるが最大限日本の司法制度を尊重すること。次に、CIAの元諜報部員が日本人に敵意を持ったこととアメリカとイギリスとロシアは関係ない、これは日米経済戦争の影響によるもので日本人が決着をつけるしかない、それが日本の官財B派の方針だった。ナナは実践者だ、作戦任務において情報を伏せることが如何に危険なことか、部隊長の指示に背くことが如何に危険なことか分かっているはずだ、それなのになぜネイサンとダグラスにさえ打ち明けることはなかったのか。

10年以上前、今回と似たような事態に陥った際もまた、ナナは心を閉ざしたのではないか、その時と今回の件は何か関係しているのではないか。その点についてナナとは話したのか?このままでは、ナナはネイサンよりマッケンジーとの方が動きやすいかもしれない、何でも打ち明けられる関係に。それはイギリスとしては困る、ナナがイギリスを警戒して心を閉ざしているなら、日本の官財B派はより深刻だ。これではうまくいくものもいかない。

ネイサンとダグラスは分かっていた。むかし、なにゆえネイサンが取った行動に対してナナは過剰反応を示し大胆な行動(証裁判出廷の意思)に出たのか。なぜマッケンジーの方が話しやすいのか。

私といえば、ダグラスともう1人、ネイサンの元部下・元ロンドン市警でイギリス国際犯罪捜査担当の検事は私に言った。昔のことネイサンと話したのか?話し合った方がいいんじゃないのか?肝心な私は微妙に乗り気ではないし、なにゆえネイサンとくだらないことまで衝突しているのか分からないでいた。そしてある時1つの取っ掛かりを見つけた。

10年以上の歳月を得て再会した二人の関係は違うものになっていたのに私は分かっているようで分かっていなかった。

いまのあたし、客なんだ、と。
ネイサンは仕事を請け負った側で、私は間接的に客なんだ、こうした場合、私は警護対象者なのだから従わなければならないのよね。(そうよね?)えっ?いまさら?いやまーそうなんだけど、なんか違うよね。そうじゃねーよな。

ダグラスはディエティ・マッケンジー事件の記録を再確認していくと思った。ナナは政府機関で訓練を受け様々な作戦任務を成功に導いてきた特殊部隊員や諜報部員の行動パターンを把握している。ナナはいつ、最高司令官としてネイサンとマッケンジーの行動パターンが同じだと気付いたんだ?いつ、実践者としてダグラスとマッケンジーの行動パターンが同じだと気付いたんだ?肝心なナナはその都度うまく立ち回っている。しかし、俺たちはいまのナナを知らない。もしナナが俺たちの計画を先々まで予想できるとしたら、手綱はイギリスではなく日本の官財B派にあるようなものだ。

イギリスはこんな体験をしたことがない。
ーーーナナは伏せているから手柄はイギリスだということになっているが、実際の手柄はナナと日本の官財B派じゃないか。



ネイサンはある時、ミイラの記事で何度も出てくる元閣僚さんに言った。
「あなたには関係ありません。俺たちが日本にいるあいだ、あなたはありとあらゆることで俺に圧力をかけてやろうと待ち構えているんでしょうけどね、俺は自衛隊の幕僚長のような腰抜けじゃない。あなたには俺の階級や部隊(組織)での地位や権限を剥奪する権利はない。だから、そこに手段をみつけようとしないでください。外交的な影響力に関していえば、俺の方が貸しのある連中を利用することだってできる。」

この時、元閣僚さんは実践者の恐ろしさを分かっていなかった。

ナナ「けだもの」
ネイサン「その悪口を聞くのは初めてじゃないが、俺はけだものじゃない。(十年以上前)女なら誰でもいいってわけじゃなかった。」

ネイサンは相変わらず自信に満ち溢れていた。
私はそんな彼にうんざりしていた。

「ほんとういやなひと、」
「いや、まだまださ。あの頃の俺はいかれていた。すぐにナナのもとからできる限り急いで逃げ出すべきだった。なのに突っ立って、それが、そんなに気に入らないのか?」
「あなたはいつも自分が完璧に制御できていると思っているんでしょ。」
「自分自身の世界はね、」
そこははっきりさせておきたいらしい。
「それが訓練と呼ばれるものさ」
「自由になるということよね。制御する力を与えられるということ。」
「制御する力を欲しいのか、ナナ?」
ネイサンは首を振った。
「君がそれを欲しがっているとは思えないな。もし欲しいのなら、もう何年も前に手に入れているはずだからね。イギリス海軍特殊部隊について1つ教えてやろうか。俺たちは強さを読み取るすべを知っているが、同時に弱さを読み取るすべをも知っている。もし日本の権力がきみを制御しているなら、それは君が望んでいるというだけのことさ。正統派日本人もそうだ。制御する力を欲しいだって?だったらボスは誰かを日本の権力に示してやればいい。イギリス海軍を引き下がらせる女になれよ。そしたら日本の権力は君が求めている尊敬を与えてくれるさ、」
「あなたはわかっていない」
「わかる必要はない。わかる必要があるのは君だ。どんな権力にも立ち向かえる成熟した女だ。日本の権力が望まないというだけで欲しいものが得られないのはおかしい。俺に分かっているのは、いま見えているものと、過去に君の夫が雇った能なしのセキュリティサービスたちから聞いたことだけだよ。」
「あなたに見えるものなんて、どうでもいいわ」
「俺にはひたむきに人を愛する女が見える。人の痛みや苦しみに敏感すぎて、愛する者たちに同じだけの尊敬を求めようとしない女が。触れて触れられることを渇望しているすばらしく情熱的な女なのに、それなしで暮らしているんだ。他者を傷つけないで済むように。誰と生きるかは自分の問題であって説明せずに済むように。正統派日本人だってそうだ。【【【いまの日本社会が殺伐としているなら、他者の苦しみに敏感なせいだ。決して悪いことじゃないんだ、分かるかい?】】】」

ネイサンは海軍の特殊部隊の時代、正気ではない、大半の隊員が避けるような危険を冒してきた。あまりに多くのことについて、世界を異なる眼で見てきたので、警戒心が周りの人たちを居心地悪くさせてきた。しかしもう多くのものを失った男性ではなかった。たぶん。

これ以上魂を侵す孤独とともに生きていくことはできないと分かっている男性だった。家と、愛と、頼りにできるパートナーが必要だと。常に向き合わなければならない危険をじゅうぶんに理解できるパートナーが。それは国家もまた同じだ。

イギリス人と日本人は出会った。
一週間前なら火遊び以上のものが欲しくなるとは思いもしなかったろう。しかし日本人はそれと、それよりずっと多くのものが欲しくなった。



・・・(ディエティ・マッケンジー事件のど真ん中、東京都内にて。)
1999年、ブッシュが最初に大統領になった大統領選挙期間中のこと。それまでのブッシュはテキサスの州知事で、大統領選と並行しCIAにブッシュ付きの部隊を結成し、テキサスと国境沿いのメキシコを経由して、(←トランプが壁をつくった国境のこと)米国に密輸を続けるメキシコのマフィア・中華系・朝鮮系・中国・日本(永田町・日本人に成り済ました朝鮮系・中華系)を監視下に置き、調査と内偵を開始した。ところが大頭領選挙の最中、候補者1人を巻き込んだ爆発事故(事件)が発生し、このCIAの部隊が全滅、(2000年1月大統領就任、)翌々年911テロの情報までは掴んでいたが、肝心な詳細を突き止めることができないまま未然に防ぐことはできなかった。

当時の爆発事故で生き残った元CIA諜報部員「(1999年)テロの計画を暗号化して安全な回線を使い、知らせて来た人間はシンガポールで殺された。テロの詳しいことは俺たちにも何となく見えてきて、犯行現場は(ブッシュが最初に大統領になった)アメリカ大統領選を知らせるメールを送ってきた直後に消息を絶った。送信されてきたメールの殆どは破壊されていたが、間近に迫っていることだけは分かった。全体計画の黒幕は誰なのか、情報提供者がいなくなって手がかりがなくなった。情報提供者を失ったので、我々はこの男の足取りを辿る必要があったんだ。俺はこっそり中国に入り、ぎりぎりまで上海にいた。CIAの専用機でワシントンへ戻ったが、公式記録ではシンガポールのチャンギ空港から日本の成田空港経由でワシントン・ダレス空港に到着したことになっている。到着後は上司が手配した隠れ家に向かった。情報屋は中国人民解放軍がCIAに工作員を送り込んでいると断言していたから、通常の指揮系統では動けなかった。CIAの中で(CIAの正統派職員に成り済ました)工作員だと考えられる職員をリストアップした。国家おろか人類社会に反逆する売国奴さ。ヒューはCIA秘密工作部の局長だ。大統領選中、立候補者を狙ったように見せかけた爆発事件の翌日殺された。俺は死体のそばに寄ることはできなかったから、どうやって偽装されたのかは分からないが、俺の知る限りヒューの心臓のどこにも問題はなかった。局長となれば、身辺警護は万全なのに。ヒューの部隊は爆発に巻き込まれて俺以外は死亡した。公式的には俺も死んだことになっている。(911で)政官財の幹部の多くが古い友人を失い米国金融市場から2兆ドルが消えた。ロックフェラー率いるアメリカの財界では名の知れた大企業が十数社消え被害は酷かった。かつては中流階級だった人たちが道端で物乞いしているんだ。その数と来たら。ごく最近まで教師・看護師・会社員としてきちんと働いていた人たちばかりだ。事件後に職を失い、新しい仕事に就けないんだ。経済的に困窮する人たちが余りにも多くたくさん出た。最大の損失は自分の国から最大の指導者が奪われたことだ。可能性を否定しきれない人の多さには愕然たる思いがしたよ。こっそりと内部監査を行ってきた。中国と台湾はアメリカと日本の吸収合併を目論んでいる。アメリカは民主党・日本は西の天皇家と永田町だ。中国人民解放軍総参本部61○○8部隊、表向きは技術部だ。普通の権力抗争には組み込まれておらず、独自の指揮系統を持っている。昨年に入ってからイー将軍が米軍を無力化させる極秘作戦を指示した。(テロの詳細は後述↓↓)人民解放軍はアメリカ本部を制圧することなく米軍を制圧するつもりだ。米国を指示するために必要なのは軍の付属物みたいな存在の61○○8部隊だけ。この秘密結社が計画を練った。この作戦だけでアメリカ連邦政府を支配できなくても、米軍には戦闘能力が残っていないようにできる。だから大規模な戦闘には発展しない。中国軍の本体が攻め込んでくるわけではないから、物理的被害は少なくなる。アメリカ人が気づかぬうちに、いつの間にか国が征服されていた、というシナリオだ。民主党・クリントン・オバマによってアメリカ連邦政府機関内に張り巡らされたチャイニーズのネットワークの支援を受けていることは間違いないんだがな。」

(2019年、911を食い止めようと動いていたヒューとCIA諜報部員が殺害された事件について、米国司法省は捜査を開始したと公式発表した。)

彼は息を吐くと自分の手をその上から重ねた。大きな手だった。彼はひどく疲れて見えた。心的外傷がどういうものなのかは私にも少しは分かっている。辛い記憶についても理解している。筋肉に刺さった棘みたいに、自然に皮膚の上に出てくるのを待つしかない。

「(爆弾事件)携帯電話は事件現場から100メートル離れないと使えなかった。混沌した状態で救急車の回転灯だけだった。台数が多くてね、生存者はもっと多くいると思ったんだろ。俺は姿をくらます必要にせがまれた。死んだ人間を探す奴はいない。妨害電話の圏外に出ると俺はヒューに電話した。ヒューは、911の証拠をつかんだ、黒幕の正体は分かったというので、隠れ家で落ち合うことになった。停電のせいで信号も消えていたから、道路はものすごく混んでいた。結局隠れ家まで暗いDCの街を俺は歩いて帰ることにした。4時間かかったよ。家に着いたが、いくら待ってもヒューは来なかった。あとで知ったんだが、爆発事件の直後、時間が経たないうちに殺されたらしい。実際には俺と電話で話した直後のようだった。心臓発作ということだったが、絶対にそんなことはない。検死はないし、病理解剖されないまま埋葬された。死体が発見されたのは爆発事件の2日後だ。ヒューがどこにいるのか誰も気にも留めなかった。警察もFBIも、すべての法執行機関が爆発事故の後片付けで大わらわだった。しかも街は停電中で、それどころじゃない。隠れ家に到着してヒューがいないことを知って、最悪の事態を覚悟したよ。死んだとしか考えられなかった。俺がヒューの近い部下であることは局内ではみんなが知っていた。生き延びたと知られれば、射撃の的を背中に貼り付けているのも同然だ。俺は諜報部員として優秀だと自負しているが、CIAに組織ぐるみで追われたら勝ち目はない。組織に潜り込んだ二重スパイが何人くらいいて、どういう地位に就いているのか分からないが、それでも偽造して爆発事件の実行犯に見せかけるくらいのは簡単だ。実際、これまで多くのCIAの(正統派アメリカ人)諜報部員が追われる身となった。(今回の大統領選挙の不正選挙でも起きている)そうなれば、有無を言わさず射殺する大義名分はできる。俺は信頼できるFBIとアメリカ軍の人間を用意した。陰謀に関わっていない奴らだということは断言できる。」

「・・君が悪いんじゃない、罪悪感を感じる必要はない。それで君たちはどういう関係なんだ?」

私「2011年、私は1999年の爆発事故とオウム事件、911と311との繋がりを感じ調査を開始しました。ヒュー局長の死因が気になったので検死報告書の公開を請求したの。そしたら却下された。こんなことは初めてよ。オバマの手先に、お前はアメリカ人ではないが日本政府に指示し、私のIDを偽造しアメリカ人てことにして愛好者法を適用して処刑してもいいんだぞ、みたいなことを、それとなく言われたわ。その足でヒューの遺族に会いに行き、遺体の検死解剖の許可を頂いたの。」

嗚呼、おまえ、墓を荒らしたのか?

「俺はそれをFBIから聞いた。」

「そうこうしているうちにアメリカ連邦政府の組織編成だとかで、オバマが検死局を解散させてしまい、中国の工作員が送り込まれたの。そして彼に出会ったの。」

(オバマはチャイニーズまたは親中派の国籍・民族に米国国籍と永住権を与え職員として採用し工作員として送り込んだ、しかも、ものすごくたくさん)

「民主党は知りたがる奴らを片っ端から殺してきたからな。」

「私は彼のIDを回復させるために手助けをした。」

(ちょっと長くなるけど何があったのか。)
2008年リーマンショック。
その背景では中国が大失敗した。リーマンショックの前、米国のブッシュ政権は何度も日本国民にメッセージを送った、日本国民よ立ち上がれ、経済界は何をやっているんだ、昔の勢いはどこへ行ったんだ?勇気を持って立ち上がり闘え。日本のマスコミも報道したが、日本人はなんのことを言っているのかさっぱり分からない。中国は、日本のバブル崩壊・大恐慌・二番底、財政経済破綻危機をよく知っており、後のリーマンショックで同じ事態になると確信し、そこへ中国資本が乗り込み、日本を丸ごと買収し植民地支配することを画策したので、ブッシュ政権は日本国民と経団連にメッセージを送った。しかし同じ失敗はしなかった。そして次に仕込んだのが311だ。

リーマンショックのあと、政権を取ろうとする民主党→鳩山は沖縄県普天間の米軍基地を辺野古移転→県外移設すると宣言した。しかし、反対に米国は(オバマ政権)グアム移転を決定して公式発表した。実際の日米政府間では今日まで一度も辺野古・沖縄県県外移転の話は出ていない。【日米間による辺野古移転の協議】は全て架空のもので、架空を劇場化して大騒ぎしたのが、日本の政治家・学者・評論家・マスコミだ。グルになってアメリカの見解や発表も揉み潰し辺野古移転と県外移転により混乱させ、アメリカ合衆国とアメリカ軍をひたすら非難した。米国は悪だと位置つけ日米の一般市民を衝突させるためにでっち上げまくった。辺野古は小沢が地域住民を説得して決定した場所だが、普天間の米軍基地の移転先ではなく中国軍のベースキャンプになると、小沢が中国と取り決めたことを私は中国から聞いて知っていたので、アメリカから公式発表あった際はほんとうだったんだなと解釈した。アメリカ軍普天間基地がグアム移転完了するのは2022年であり、こやつらが何もかも嘘をつき、国民を騙し続けたことが明らかになるのは目の前だ。

私は21世紀の情報社会でも、こうして多角から結託して劇場化したら一般人を散々騙し倒し、頑丈な箱の中に正統派日本人を押し込み、鎖でぐるぐる巻きにして動けないようにすることは簡単なんだなと思った。サイバー空間だって明治から太平洋戦争終結まで日本国民をコロッと騙した新聞やラジオの次元と変わっていないし、戦後のテレビと変わらない。こうも思った、ここまで巧妙なやり方になったのは東京都内の東京ガス跡地利用失敗がきっかけだなと。日本政府は東京ガスの跡地に中国軍のベースキャプテンを誘致する話を進めていたが、背景では東京ガスの幹部は都知事になった石原に日中政府の企みをチクった。すると東ガスと東京都は水面下で動き、日中政府に気づかれないよう跡地の除染作業は東京都が引き受けることにして、迅速に不動産登記変更の手続きを済ませた。石原は朝鮮・中華が何をやっているのか知った上で、シナとかチョンとか言うようになった。あの時、派手な失敗をしたから手口は巧妙になった。2020年いまの中国軍は正々堂々と北海道で中国軍のベースキャプテンを建設中だ。

2010年、尖閣諸島中国漁船衝突事件が発生した。国交省傘下の海上保安庁は逮捕・捜査権を持たない組織にも関わらず強制捜査・中国人船長逮捕を強行したため、事態はややこしくなった事件だ。

中国は不当だとし日本に対して貿易規制。天然資源・元素の1つであるレアアースに輸出規制をかけた。しかし、日本の理工業界は待っていましたと言わんばかりの将来へ向けた大きな行動に出て、他者は恐ろしい冷静さに息を飲んだ。

中国政府は日本の経済界の弱点をつく政策にシフトしたつもりになったが、原油高なら原油の代用品を開発・量産したらいいじゃん、くらいにしか考えていない欧米日の経済界をなめきったので、2015年中国はレアアース輸出規制を全面撤廃したのに、時は既に遅しで欧米日の企業は楽に事業再編を成し遂げていた。

双日商事はJOGMECと共同で2億5000万ドルをオーストラリア・レアアースメーカー・ライナスに出資し確保した。日立はレアアースを使用しない産業用モーターを開発、トヨタはレアアース50%減の技術開発を成功し、NOレアアース技術開発にシフトした日本企業は数百社となった。また、レアアース代替技術を開発、昭和電工はレアアースの代替案として磁石合金を開発・ホンダ次世代型バッテリー誕生、レアアース・レアメタルの革命的なリサイクル技術が誕生し、次々と企業は新たな産業にシフトした。

大胆な行動に出れたのは2009年から始まった原油はじめ脱天然資源・代用品開発・人工大量生産に向けた準備を進めていたからだ。

・・・しかしそれはレアアースでいえばのはなしで、レアアース輸出規制の背景では日本企業は多岐な分野に渡り税関で足止めをくらい、中国から輸出できない、日本の貿易船は出港できなくなった。軍事産業・宇宙産業・インフラはじめ電子部品や建設業関係の建材など至る場面で新規事業・メンテナンスで必要なたくさんが。

ボスたちはアメリカ財界が困った事態になっていることを受け1つの仮説を立てた。レアアース騒ぎの翌年度東日本大震災の際、異常な事態が発生した。

311直後、京都・大阪はじめ関西の地方議員は嬉しそうに言った、首都圏が被災したことを喜び、首都圏が被災したから関西は稼げるぞ!!貧乏人の西日本には我慢させて首都圏で稼ごう!!しかも、関西の議員はマスコミの前で発言し報道された。西日本から山ほど地場企業が押し寄せ、大企業に対して通常の数倍から数十倍の高値を吹っ掛けて来たのだ。それに対して首都圏は頭にきてブラックリスト化、突き返し、諸外国に輸出分を買い戻し対応に走ったが、高値を吹っ掛けてきた企業の9割方が関西系だ。東京都は都が被災しても拠点が首都圏以外の企業が入ってこれない仕組みをつくった。当時の日本の理工業界といえば、中国との貿易摩擦の影響で資材不足・3月は決算処理・在庫を残さない時期でギリギリの在庫しかなく、被災した場所を復興しようにも肝心な在庫はない、ガソリンはじめ市民の生活を支える様々なインフラは不能に陥った。速やかな事業編成により巻き返したが、中国は日本の学術会議に怒り狂った。

建築土木関係の日本の学者は中国共産党に対して、日本の建築基準法・東京都の建築基準法を踏まえ、大地震が発生すると東京都はどのように被災するか予想を示したが、東日本大震災では日本の学者の見解は真っ向から外れ、海側埋め立て地を持つ神奈川県・東京都・千葉県の中でも東京都の被害は殆どなかった。石原慎太郎は都知事になると政治家・学者・評論家に任せたら都は財政破綻すると経済界に財政再建を託したが、それはいずれの分野もまたそうで、天災の被災リスクに関しては専門家としてスーパーゼネコンに主導権を握らせた。具体的に建築基準法に則ると、天災が発生した際はどのように被災するのかをあらかじめ予測し回避するために、石原は合法だとしても死者を出したら起訴する仕組みをつくり、建築基準法お構い無しで頑丈に東京都をつくってきた。液状化だって皇居から晴海の海側(都心の半分が埋め立て地)まで全て埋め立て地なのに液状化はない、被災は僅かで済んだ。しかし日本の政治家・学者・評論家は東京都が建設業界と法律お構い無しで地震対策をやっているとは知らなかった。それどころか東京都と建設業界の利権だと非難して具体的な技術手配から目を背けた。

東日本大震災でいえばそれだけではなかった。日本の物理学者は中国に対して日本の原子炉の欠陥構造について説明していたが、日本の政治家・学者・評論家はまさか日本の理工企業は日本の原子力発電所の構造開発はメルトダウンする前提で、メルトダウンしたら溶けた燃料を敢えて落下させ低温の地下コンクリートの中に閉じ込める技術手配をしてると知らなかった。

こうした予想を覆した結果は何度も発生し、それに対して中国共産党は日本の学術会議に対して、日本の政治家・学者・評論家は日本のこと何も知らないんだな!!と怒鳴りつけた。お前たちが言った通りにならないじゃないかと怒り、しかも経済界B派に対してはクソッ!!と噛みついてきたのだ。

当時としては中国が何を言わんとしているのか、官財B派はさっぱり分からなかったが、アメリカから米中貿易摩擦の影響による応援要請を受けたことで分かった。

中国にとっては何でもよかった。紛争・市民の暴動・内戦・戦争・テロ・天災なんでもよくて、中国軍が被災した地域に赴き、被災者の皆さん大変ですね、中国は支援します、中国は出資(土地・建物・金融)します、あわよくば国や自治体が復興費を用意できないと融資して、約束通り返済できなかったら地域と港を頂きますね、などと良い人ぶった姿をしながら被災地支援を装い現地入りし、そのまま中国軍が地域や港を乗っ取り植民地支配・領地認定する寸法だ。アフリカ・アジアはじめ世界各地至る場所で発生していた。日本の官財B派は気づいた。大震災の際、東京都が大きく被災したら中国軍が復興支援を装い上陸して、そのまま東京都全域を乗っ取り植民地支配するつもりで、レアアースから復興に関わる日本企業の資材などを中国の関税で止めて困らせた、大震災で復興できないようにするために。しかし失敗して次にニューヨークを狙ったと気づいた。

日米合同会議で日本の経済人は言った。
「中国によるテロや気象兵器の情報は入っていないか?」直ぐ様米国の最高経済団体は動いた。チャイニーズに支配されたアメリカ連邦政府の防衛機関の中で頑張っている正統派アメリカ人を集め考えられるテロをピックアップしていき、目星をつけながら絞っていった。

説明は長くなったが、CIAの正統派アメリカ人の諜報部員はディエティ・マッケンジー事件の最中、中国が企てたテロを阻止するために必要な情報を収集するために東京常駐して日中を行き来していた。その背景では、日米の経済団体は力を合わせて全速力でテロ発生に備え準備を間に合わせた。

奴らにとっては何度も国際テロを食い止めてきたCIAの正統派アメリカ人が気に入らないから、CIA成り済まし事件を頻回させたり、何かにつけてCIA犯罪だと事件をでっち上げ騒ぎ立てることで、CIAの正統派アメリカ人は追われる身となったのだ。

2020年。菅政権は学術会議と距離を置き、一部の人間を外して問題になったので私は言った。

2018年人工台風・記録的な豪雨が東京都を直撃し都内の至るところで被災した。(木が倒壊して原宿の山手線の線路をふさいだ)台風上陸の前、日本の学者は建築基準法を踏まえ学説と共に都内の地下が浸水すると大演説を行ったが、結果は浸水どころか地下の問題は何一つ発生しなかった。こちらもスーパーゼネコンの排水技術を手配したから何一つ発生しなかったが、学者は肝心なことは何一つ知らなかった。

「もう日本の政治家・学者・評論家の見解はいつもでたらめだから、中国から干されたんじゃないですか?」

・・・ディエティ・マッケンジー事件を経て、次の舞台はアメリカ。

2016年といえば日米にとって異常な年でもあり、トランプが翌年1月大統領就任する大統領選挙の終盤の年でもあった。

その中の1つ、中国からサイバー攻撃を受けている世界ランキング1位・2位はアメリカ・日本だと駆け巡った。米国では国防総省がアメリカ全体で実装している防衛システムのサイバーセキュリティは穴だらけでシステムダウンしまくり、月1のペースで深刻な事態となったが、日本の防衛システムは回避するための技術を実装しているから、サイバー攻撃を受けまくってもシステムダウンしない。

またアメリカ海軍とCIAはこちらも繰り返し月1単位で作戦任務を失敗した。そして失敗の原因は米軍の作戦任務に必要な情報を集め分析しているCIAの情報作戦の失敗だと発表された。

翌年17年トランプ大統領就任後、トランプは大統領命令で、CIAの職員(諜報部員はじめ正統派アメリカ人)は所定の位置につき、通常業務に戻れと発表した。次に海軍SEALSは何度も作戦任務を失敗してぼろぼろだから建て直すと発表した。

同年伊勢志摩サミット直前、私はディエティ・マッケンジー事件の際、立て続けに証人が殺害された事件について不信感を持った。明らかに情報が漏れているし、その情報管理システムのことなら少しは知っていたので、プログラム上何が起きているのか予想してからFBIオフィスに行った。

たとえば事態はこうだ。ナナの情報を検索すると別の人物の情報が混ざっている、またはA氏を検索したらB氏の情報が出てくる、至るところで紐付きが狂いまくりプログラムになっていたが、PC操作専門の情報分析管は正しいプログラムのソフトウェアだと信じて情報を入力するし検索する。とにかく防衛システムのプログラムは至るところで深刻でPC離脱は急務で、アメリカ連邦政府は実機は頼れないとして昔の人海戦術にシフトした。そして作戦任務を失敗することはなくなった。

次に国防総省が防衛システムに実装していたセキュリティソフトウェアだ。欠陥だらけでサイバー攻撃を受けまくりでシステムダウンは止まらないからアンストして、別のセキュリティソフトウェアをインストした。トランプは宇宙軍創設を発表したが、宇宙軍とは空軍傘下の宇宙・サイバー軍を独立させたもので、こちらが開発したサイバーセキュリティを採用することになった。この時、アンストした欠陥だらけのソフトウェアは民間に払い下げたが、アメリカ国防総省は忘れなかった。敵地のシステムをロックオンして監視するために信号を仕込み、パウロA派、朝鮮系・中華系・メキシコ・親中派の国や民族・宗教、他者に成り済ました連中(在日を含む)などにばら蒔いた。私は思った、防衛システムのセキュリティソフトウェアがマトモならシステムダウンはしないし、民間に払い下げるような真似はしない。たった一年か数年前日常茶飯事でサイバー攻撃によりシステムダウンさせまくりで報道されていたのに、なんでアメリカ国防総省という組織の名前だけで信用し購入するのか、頭の中で情報と情報が結びつかないのか。この手の無能な人間は情報収集には余念はないがプロは情報収集しないと分かっていない。今さらアンストしてもCPUは信号に支配され、敵地には信号を探し当て取り除く技術はない。

そしてアメリカ合衆国は防衛システムの至るところに潜む奴らの潰しにかかった。リアルタイム中。

・・・大震災311、東日本(東北)を襲った津波の生放送の映像は日本のカメラメーカーさんとジョイントした当社のものであった。社員は津波の情報が入ると会社の衛星カメラで状況を確認して、これはヤバい、危険だと直ぐに霞ヶ関に報告、国立研究所→関係省庁→当社の衛星カメラ(電波)を繋ぎ一斉にテレビ生放送した。

その生放送の映像は日本だけではなく世界中に衝撃を与えた。専門企業にとってはあり得ない映像だ。原発を正面から撮影し、地震や津波の際は揺れている映像は、もともと原発前に設置してあるカメラ映像だけど、海から撮影した映像はない、200キロメートルに渡る東北を襲った津波の映像は同じ方向→向かって右方面から斜め下へ撮影されているため、カメラ本体・映像・通信技術の専門家なら、誰だって衛星カメラの映像だと分かる。世界中の技術者が驚いたのは衛星カメラの映像が液晶テレビのように解像度は高く高画質であったことだ。日本のカメラ技術は異次元的なスペックだけど、その中でもずば抜けた高画質だ。世界中の専門家は通信技術に注目した。

発狂したのがアメリカ軍の技術部であった。米国の衛星カメラの画質は昔のブラウン管時代の白黒か剥げたカラーレベルだ。(震災の際、民主党が米国に衛星写真を売ってくれと打診し、米国から一枚5万円(?)だと言われた、というエピソードがある。)米軍は日米の衛星カメラの画質の余りの差に疑問を持った。おかしくね?米軍は様々な日本の技術提供を受けており、ふつーに声をかけて、ふつーに契約して、ふつーに技術提供されてきた。それなのになんで日本はこんなに高画質なのに米国は酷いの?しかも電波は悲惨だ、ぶちぶち映像は途切れる。グーグルの衛星カメラより酷い。技術担当者(必要な技術を引っ張る)に確認した。なんでナナ社の衛星カメラ技術を採用しないの?ナナ社は最初から候補に入っているはずだよね。しかし、入っていない、なんで?ナナ社は米軍のジョイント先なのに?すると、最初から候補にはなかったという回答がきた。

米軍の幹部は納得行かないから当社に問い合わせた。そしたら、うちで決まっていたが米軍がキャンセルしたという。米軍はじめ防衛機関の衛星カメラと情報管理システムは毎日サイバー攻撃を受けてトラブル続きだし、情報は抜かれまくっているから、どうなっているんだ?てなった。そして徹底的に調査したら、多岐に渡って他社や他者に成り済ました中国製が仕込まれていると気付いた。そして被害を報告・刑事告訴に踏み切った、というわけ。

・・・ネイサンは米国滞在中のナナちゃんにつけたイギリス民間軍事会社の傭兵から報告を受けた。テロ未遂事件が2回発生した。警護の最中、僅かの時間、警護対象者のナナを確認できなくなった、いや、すぐに居場所を確認しました。(なんだって?)

ネイサンは大剣幕で私に電話してきた。部隊長の指示には従え、傭兵の指示には従えとあれほど言ったろ、なんて言えば分かってもらえるんだ?

「私の傍に誰もいないから安全な場所に隠れたの。」
「へっ?誰もいなかった?◯◯もか?」
「ええ、」

オバマ大統領時代、何度も銃事件が発生して無差別殺人事件という残酷な結末をもたらした。その中で、銃乱射の時間は僅か十数秒しかない事件が多数発生し、たくさんの陰謀論をうみ出したが真相はこうだ。元々、政府軍など特殊部隊の標準武器の中には一秒間の連射が数十発から百数十発まであるが、実際に使用された銃はいずれも連射ではなかった。ならばどうやって僅かな時間のうちで殺害できたのか。

メキシコの国際マフィアは当社が日本企業とジョイント開発したセラミック技術を盗んだ。このセラミックで球体の弾をつくった。特殊なジェルでコーティングしたベストに数十発のセラミック弾を埋め込み、セラミック弾ジェルベストをつくると、それを着せた人間を目的地に配置した。銃弾一発攻撃するとベストが破裂した拍子に飛び散ったセラミック弾が一瞬で何十人の周囲の人間を攻撃する仕組みだ。世界各地の至るところで発生しているセラミック弾ジェルベスト事件。

その時は遠隔型の仕組みだったので、私はセラミック弾のベストを着せられた男の子を強引に引き連れ走って路地裏に入ると適当な飲食店を見つけSOSを出した。冷凍庫の中は電波が入らないので遠隔型の爆発でも回避できるからだ。レストランの方々はすぐ冷凍庫の中身を取り出しスペースをつくった。私は自分のバックから工具セットを取り出し、セラミック弾ベストの解体に集中した。

「なぜどいつがベストを着ていると分かったんだ?」

「銃を構えた男が路上に飛び出して来ると一瞬にして街は騒然としたの。怯える一般市民と私のセキュリティサービスがいた。その中から、そうじゃない表情をした人を探したの。私は銃を振り回す男が余所見した瞬間を見計らったのよ。ネイサン、お願い、怒らないでちょうだい。話をしている場合ではなかったの。」

私がアメリカの任務を終了後、家族の元に帰るとダグラスはイギリスへ戻った。

ダグラスは10年以上前の事件を振り返り確信した。なぜナナはネイサンに心を閉ざしたのか。ネイサンはメキシコマフィアの事件の際、二人の偽装IDを用意して他者に成り済まし逃亡することを考えた。だけどナナにとって成り済ます行為はタブーだった。日本の国策の朝鮮系・中華系が日本人に成り済ます司法制度は多くの人間に兵士が想像できないような苦しみをもたらしたに違いない。だけど説明したところで信じてもらえそうにないから、ナナはネイサンの人生を台無しにしたくないからと偽装IDを突っぱね大胆な行動(ロンドン裁判出廷)に出た。ナナがアメリカやイギリスではなく日本を選択したのは共に闘える人間がいるからだ。反対にナナがマッケンジーに心を開けるなら、彼は旧ソビエトのヤンキー作戦でアメリカ人に仕立てあげられ人生の多くを権力に支配されたからだ。

ネイサンに対して、夫がナナにつけた傭兵の警護記録をもう一度検証しろと言った。その傭兵らはナナの警護の最中散々振り回された。寝首を襲うようなことはやる、警護を交わして行方を眩ます、事あるごとに傭兵の指示を拒み散々振り回し、夫はナナと日本をよく知っているネイサンに相談した。ほんとうに能なしの傭兵なのか?◯◯国の元特殊部隊員だぞ?能なしなんて考えられない。ナナは特殊部隊員と諜報部員の行動を把握できるんじゃないのか?

ネイサン「そのことで話し合うなら、ナナだけには聞かれたくない。どうも気に入らん。あんな態度を取ったことは一度もなかったのに、」

ダグラス「彼女は成長しつつある。」

「いや、悪い習慣を身につけつつあるんだ。」

ダグラスとしては警護対象者が臆病過ぎて生きる力が欠けていては困る。自分の身を守るための常識と用心深さを、ある程度身につけていて欲しい。ナナの周りには常に頼れる人材が揃っているが、もし何らかの問題が発生したときに、彼女が安全な場所にたどり着けるようにしておきたい。ネイサンをうまく説得するのは簡単ではない。彼女にはもう絹にくるまれて大切にしまわれているつもりがないことを理解させるのは。ナナには強くなってもらいたかった。強くなってもらう必要がある。

「ナナは昔とは違い臆病な女ではない、真の強い女性なんだ。ネイサンが手綱をゆるめてやらなければ、彼女は自由を手に入れるのと、(イギリスを立てるという意味で)ネイサンに満足してもらうのを同時にやろうとするから参ってしまう。(出張明け3ヶ月経過しても体調は戻らない)求めているものを与えてやれば、ナナはきちんと身を落ち着けるんじゃないのか。ネイサンの眼を逃れようとする代わりに身の安全について考えるようになる。彼女はじゅうぶん過ぎるくらい注意深い人間だと思うがね。ネイサン、一段落ついたらナナをイギリス軍の訓練施設に連れていこう。自分の身を守り、我々を援護し、周囲に目を配る方法を教えてやろう。何があっても身を守る方法を。正統派日本人が望んでいることでもある。」

・・・
わたし東京弾丸出張。
日本人は囁いた、今のところ日米のB派は劣勢だけど何とか頑張って欲しい。