ミイラの記事はもう少しなのでお待ちくださいませね。

11月22日。(いいふうふの日)
ナナさんは入籍記念日です。
15年目突入。

ブログで家族のことに触れることはよくないので控えてくれとセキュリティサービスから言われているのだけど、少しだけお付き合いくださいませ。

むかし私が二十代の頃、ストーカーがいて困っていたら、主人と当社の副社長は私の部屋の窓からストーカーを確認すると大きく手を振り「こっちにおいでよ!!」と不気味な笑顔を見せたの。するとストーカーは二人の笑顔にビビりまくって二度と姿を見せなくなったんだ。なんなんだこいつらは、あっという間に問題を片付けてしまったのだ。しなやかさと頭の回転の良さに圧倒されたわたし。主人はいつになく、わたしに向かって優しさを向けられたことをよく記憶している。いまは更にパワーアップして、常に家族には笑顔と安全な暮らしを提供してくれる。素敵なおじさまになられ、笑うとお日様のような皺を見せてくれるようになりました。

国境のあっちの遠いパリには夫婦の思い出のレストランがあってね、イエローベスト運動で行くの大変だった2年連続の次はコロナのロックダウン。何度も当社のパリオフィス地域を封鎖しやがったフランス政府。あっちも、こっちも、みんなおんなじではない事態が多発しているが、夫婦でなんとか思い出のレストランに行けないかと楽しみにしています。

主人はもともと私の会社の副社長の大学時代からの友人で、そして副社長を通して主人と出会ったのが私が高校生のときだ。夫婦には交際期間はない。主人は突然ヨーロッパから東京に姿を見せ、結婚のプロポーズと、求婚を断るなら私との友人の縁を切る、という条件つきで。私は自己犠牲を払ってでも、この人を手放したくなくて即断即決で結婚を決めたんだ。一年後には入籍・式を挙げて。あの時は勢いあったな。しかも自己犠牲ってさ。www。

なんでも遠慮なく相談してね、なんて鬱陶しい、恋人から毎日メール来るだけでもウザく、いつだって仕事と友人が最優先な生活で、男性中心が無理な私が結婚に踏み切るなんて、自分でも信じられなかった。

私の年上の女友達は先祖代々医師一家で、彼女もまた当然のように医師になったんだ。しかし本人はデザイン建築に興味があって、私たちはインテリアコーディネートの国家試験対策の教室で出会った。彼女はずっと建築をやりたくて悩んでいた。そうした彼女に理解を示したのが私の兄の大学時代の友人の弟さんで、彼女の実家と同じ先祖代々医師の家柄の彼。二人が結婚した年、彼女は三十路、大学の工学部建築科に進学して翌年には一人目が誕生、学部を卒業するだけでも6年かかり、いまは5人の子供の母です。彼女はもともと大学の医局にいながら、すでに2つのクリニックの院長もやっていた。今ではかなり事業を拡大しているが、工学部を出て二級建築士の免許をゲットすると、さっそくささやかな建築事務所を立ち上げた。

そうした精力的な彼女は経営者の立場でありながら、子供たちとご主人のヨーロッパ海外赴任に着いて行っちゃったんだ、仕事は全て部下たちに任せてね。めちゃくちゃ思いきった決断で、仕事最優先の私の生き方に考えるきっかけをつくってくれたのは彼女だった。いつだって、周りの反対を押しきって、ばーん!!と。素敵に羽ばたいてね。

私が主人の拠点の国に引っ越したきっかけにもなったんだけど、彼女がそばにいてくれなきゃ、私はきっといろんな場面で余計に躓き、悩んでいたと思うんだ、間違いなくね。

そんな彼女夫婦とも仲良しな私の旦那っち。

我が家はコロナの影響で子供がたくさんいて、主人は入籍記念日の今日ももみくちゃにされています。

リーマンショックの際、国のあちこちでぶどうの生産者やワイナリーが経営難に。そこで主人がファンドを通して新しい会社を立ち上げ、手当たり次第に買収した。皆さん、主人の会社の社員さんになられた。主人のお願いは、うちの嫁はお酒を飲めないから上質なぶどうジュースをつくってよ。次に私が妊娠すると防腐剤とか入っていない安全なワイン(ぶどう酒)とぶどうジュースをつくってくれよ、とな。遂に主人は聖書に出てくるイエスキリストが飲んでいただろうぶどう酒を世に送り出し、いずれも見事にビジネスにしてヨーロッパでは数々の受賞となったのです。

なんで化学の味しかしないワインに何十万円も出さなきゃいけないのか、そんな主人。そして今年もまた、何があっても、ぶどうは美味しく成長して、今年のぶどう酒とぶどうジュースが完成しました。

本日の夕食会はバーベキューにしようかと思って。大人コミュニティはお客さまもいらしてワイン会です。そこで大人のワインにはビーフのスモークをつくって、子供のぶどうジュースには手で食べられるラムチョップの香草焼きをつくろうかと。ナナさんお手製のヤギのミルクのチーズと野菜ジャムも完成したので、ひっそりと添えて。準備中です。

感謝の言葉では足りなくて。へんてこな家で育ち、病気の私がこうして家庭を持てるなんて、家庭というコミュニティの中にいることは仕事よりハードルが高くてとても。それを、14年間楽しい時間にしてくれたのも、何もかも機会を与えてくれたのが主人なのです。いろんなことがあったけど、どんな時も私のところへやって来て支え向き合ってくれた。そんな主人の笑顔の一部になれるよう、二人で歩んでいけるよう更に精進したいと思います。

また、私たち家族を支えてくれた皆さま、深く感謝するとともに、これからもよろしくお願いします。(ペコリ、)



・・・
スイス留学中の邦人高校生Mちゃん。
中学一年生から単身で留学し、現地で医学部受験に向けて頑張っていたのだけど、コロナの中近隣国の我が家へショートステイすることになりました。

もともと彼女のご両親と私家族は独身の頃から仲良しで、明後日、ご両親はこちらに到着します。だけど精神的に不安定で感情の起伏が激しく、ものすごく心配しています。

・・・何年か前、恩師からのお誘いにより、私の出身校(籍を置いていた日本の私立中高)で公演したことがあったんだ。

その先生はね、クラスを受け持っているわけではなく、子供たちの留学をコーディネートすることが専門で、卒業生の相談にも乗ってくれるので、これまでどれだけ支えられてきたか、素敵なおばあちゃんになられました。

まだ高校生の私が留学から一時帰国した際、留学を延長するか、切り上げるか、一緒に考えてくれたの。たとえば夏休みを利用して、高校生が外国の現地企業にインターンシップで行くプログラムなどもあるから、いったん留学を切り上げて日本に戻るのもアリかもよって。けっきょく私は留学を選択し、更に国境を渡りポーランド企業のインターンシップも行ってみた。先生は留学中の5年間何かと気にかけてくれた。何度もステイ先に電話やお手紙をくれ、難しい局面をなんとか乗り越えることができた。まるでナナちゃんの居場所はここなのよ!!いつでも帰って来なさい!!ってくらいに。

今でも文通で繋がっている彼女から卒業生の立場から公演を頼まれたら、やっぱり断れませんのよ。そんな先生が言っていたんだけど、私の世代が子供の頃は全身から感情が溢れ分かりやすかったんだって。哀しいことも、嬉しいことも、ね。だけどいまの子供はさっぱり分からない、良い子で。

最近もコロナのことで電話が来たのだけど、連絡が取れない生徒がいるみたいだ。

たとえば、理由もなく死にたい奴はいない。もし死にたいなら、それは死にたいんじゃなく逃げたいだけだ。それを間違えたら取り返しつかないのよ。私が子供の頃は、子供は、自ら命を絶つ、という手段が人間にあることさえ知らなかったから子供の自殺は聞かなかったが、間違った解釈によって日本社会全体が逃げる手段の1つとして自殺を選択するようになったのは何故なのか。いつの時代から、逃げたい、は、死にたい、へ変換され、勘違いは取り返しのつかない事態を招くようになったのか。

大人も子供も無駄に情報が多い分、結論を出すのが早すぎるのよ。しかもひとりぼっちで狭い世界の中で。

私が留学していた頃はインターネットの情報も乏しいし、親も留学のことは分からないから、先生だけが頼りだったし、困ったら先生しか思い浮かばなかったんだ。きっといまの子供たちは、先生が電話くれるってことは結論を急がなきゃって、インターネットでリサーチしているんじゃないのかな。私が様子を見てくるよ、仕事ついでにでも。

(読者の皆さまへ。コロナにおいてお願いがあります。)
単身でヨーロッパ留学中の邦人中高生子供が極めて厳しい環境に置かれています。国によって様々な仕組みがあるのだけど、中には現地の慈善団体を通してパトロン(学費や生活費支援)とマッチングして留学してるケースがあります。途中で留学を切り上げて帰国するなら、それまでの留学費用を全額負担しなければならないし、日本の学校教育の仕組みの上では、日本の学校に籍を置いて留学しているわけではないなら(現地の学校に籍がある)、彼ら、彼女らの最終学歴は小学校になってしまうので、日本に帰国しても行き場がないので留学を切り上げるのが難しい。しかもいまは秋休みのタイミングで学校の寮から出なくてはならなくなったのよ。夏休みはコロナ特例解除で寮滞在OKもあったのだけど、今回の秋休みは無理ぽくて。

コロナの騒ぎになってから、ヨーロッパの幾つかの国で邦人コミュニティのネットワークをつくって、困っている邦人子供のサポートや受け入れを継続してきたのだけど、つい最近、行き場を失いホームレス化していた邦人子供を保護、急遽、邦人駐在ファミリーがショートステイで受け入れることになりました。

大学生や社会人でもコロナの最中の海外移住生活は大変なのに、中高生がコロナのど真ん中で、長い時間、異常な状況に晒され続けるって、ものすごく負担だし、何よりも孤独で辛いんじゃないのかと思うのよ。日本の外務省や大使館や領事館にも協力を求めているのだけど、もし、外国住まいの読者さんがおりましたら、ご近所さんの日本人の暮らしはどうなっているのか気にかけ、積極的に対話の機会を設けてください。また、困っているなら迷わず日本大使館へ行って正直に話して助けを求めて下さい。どうぞ、よろしくお願いします。



・・・
(前回の記事のコロナさん、びっくり。)
いまの東京都は1500ヵ所の病院(クリニック)で検査できる。また検査結果は数十分で出るし、陽性なら、当日のうちにお世話になる病院・治療方針または入院・ホテル待機・自宅待機まで決定するよ、しかも1日で全ての段取り対応可能なのは5000人あまりだ。

1日の処理能力が5000人っていつの間に?費用はどうしたの?。実は厚労省と東京医師会はコロナに限らずこの際だから感染症パンデミックの体制をつくりたがった。しかし政府(安倍政権)が動かないため、東京医師会が会見して先にいくと暴言を吐きまくった。元々、日本企業団のファンドには5%はいかない少々出資している東京都。口を挟めるほど出資しているわけではないが、日本企業が判断して東京都の体制をつくるために費用を負担したってわけ。

(国はコロナの影響で法案を通して全国の自治体に予算を配布しました。そのお金を何の予算に振り替えて遣い込んだの?維新の会はさ。コロナに限らず維新の会は国が社会保障費として大阪府市に支払ったお金を、何の予算に振り替えて遣い込んで来たのでしょう。都構想は大阪府が大阪市のお金を遣い込む仕組みのこと。弁護士や政治家・学者・評論家ではなく、会計士さんに助けを求め精査してもらってください。ほんとうのことを教えてくれます。)

ボスたちとしては、エボラ騒ぎの際、日本にはバイオセーフティ4の患者さんを受け入れる施設がない、保健所や病院の検査技官を粗末に扱ってきたことから、技術的に検査技官が育っていないので検査が進まない、ミスがものすごく多くあてにならない、様々な対応可能な検査技官が育っていない、という、何もかもでたらめにやって来た日本の体制を改善したかった。ちゃんと用意しとかないと、エボラみたいな厄介な患者さんが出た際、不手際が原因で第二の被害者を出すからだ。そんなのを、グローバル企業から世界各地を体験してきた立場の人間としては見過ごすことはできなかったのだ。

ファンドは複数の自治体にアプローチしたら逃げられたらしい、お金は出すって言っているのに。たぶん現実を受け止めるのが怖いから、向き合うことはしないでやり過ごしてしまいたいのだろう。お金ないから何もできませんなんて、逃げの常套手段でしかないのです。

少し違う都知事の小池百合子はやる気あるわけではないのだけど、彼女はパニックに陥っているだけなのよ、よいのか、悪いのか。

いわくつき真っ黒すぎる日本財団(笹川)がまったく相手にされなかった理由だな。最初、大学や研究施設が集中している茨城県つくば市(都内から電車で45分)に陽性者の宿泊施設(仮説)をつくろうとしたら、つくば市市長は日本財団に噛みついた、おまえ、勝手に何をやっているんだよ、許可しない、出ていけよ、と。次に日本財団は東京都に問い合わせるが無視された。けっきょく財団法人関係各所の施設や駐車場に250床つくったが、誰にも呼ばれていなかった。

私はパトロンが誰かなのか、というだけで、こうも違うのかと思った。

ワクチンの良し悪しはともかく、ワクチン、ワクチン、最優先で確保、大騒ぎしているが、日本政府は酷く勘違いしていたよ。製薬会社との確約には優先順位が含まれていないのだけど、筆頭株主でもない、債権者でもない、何一つ研究支援していない日本が後回しになるのは当然だろうが。それをIOCも日本政府も分かっていなかった。何故なら彼らには、仕組みや、いわゆる確約や契約条項を読み込める人材がいないからだ。

前にも話したけど、ワクチンは流行(または、効いてくれないと意味がないタイミング)の3ヶ月前までに接種しないと効果がありません。インフルエンザなら遅くても11月末までに接種しないと2月の流行期には効果が出ないため、感染リスクはあります。だけど病院としては、ワクチンの有効期限はあるし、仕入れた分のワクチンは売りさばかないと病院経営に影響するので、3ヶ月前じゃないと有効的ではない事実を隠したまま、1月になってもワクチン摂取を推奨している。また、ワクチン陰謀論でインターネットで騒ぎまくりの開業医のうち、6割くらいの病院が現実社会ではワクチンを打ちまくり、推奨している。どうなっているのか、

もともとワクチン陰謀論は、貧困者に医療を提供する必要はない、という考え方の連中から始まっているのよ。コロナは存在しないって言っている連中だってそうよ、医療を提供したくないから認めない。日本の隣国の台湾だってそうだし、ブラジルなんて首相がコロナは存在していないと大騒ぎした挙げ句、本人の感染が明らかになって騒ぎになったが、ブラジルは国策で感染者に医療を提供しないで監禁していることがバレて問題になった。ベーシックインカムを導入して社会保障を完了させたがっている連中は医療を万人に提供したくない傾向が強い。

全てのワクチンが有効だなんて思っていないが、納得できないようなら、今でも体験できる発展途上国、病気になっても医療を頼れない地域で何年か生活してみるといいよ、まじで地獄を見るから。マラリアは手っ取り早いのでお薦めします。

なんでこんな話をしたかというと、ちょっとムカついたことがあってね。EUというよりもヨーロッパ東西なんだけど、とあることで要求してきたのよ。で、わたしは言ったわけ。

読者の皆さま、ご存知のように、日本はヨーロッパ東西に対する関税が高いので、輸入すると販売価格ははね上がる。ところがチェルノブイリ原発事故以降、ワインに限っては日本がヨーロッパ東西に対する関税をほぼゼロにしたために、日本でのワインの販売価格は異常に安価になった。このワインとは、原発事故の影響で土壌汚染地域の葡萄を扱っているわけ。調べたのだけど、内密・内輪で貿易交渉を行ったのか、当時のやり取りの記録を確認できなかったし、ちょっとむかし過ぎて知っている人間を見つけられない。

そこでわたしは、日本とヨーロッパのやり取りで何がどうなったのか教えてよ、じゃないと目の前にある案件を日本に持ち込むことはできない、て話をしたのだけど、まあ、何だかいらっとする事態になったのよ。

日本政府のやり方が気に入らない。
たとえば日本のトウモロコシを中国輸出して、アメリカから遺伝子組み換えのトウモロコシを輸入して日本国民へ。日本の高品質を中国輸出して、日本国民には低品質へ。スーパーの生鮮食品の品質が落ちたのはこのためだ。そうした奴らの常套手段の阻止を開始したのが今年の春でブログを通して読者さんにもご協力いただきました。

もともと種子は権利化してそれぞれの国の同意がないと海外へ持ち出す、または持ち込むことはできない、また、栽培を全面的に禁止する国際条約があるのだけど、違法行為を確認した場合は、国が生産者に代わって相手国に対して、(または国際裁判所を通して)それを止めさせ、損害賠償を請求することができます。

以前ブログで紹介した、私がイスラエルから持ち帰ったサボテン化の種子もまた、日本とイスラエル当局の厳正な審査のもと日本へ持ち帰った経緯があり、個人・法人格ともに種子を国外に持ち出し栽培することは厳しい司法制度により規制されているのだ。

ところが無断で日本から韓国や中国に持ち出す手引きをしたのが民主党とか学者や評論家、日本人に成り済ました朝鮮系・中華系だし、地盤を引き継いだのが自民党なので、日本人の生産者の被害者は国に助けを求めても無視の一点張りだ。また、種子法改正の目的は彼らが種子を無断で国外へと持ち出すし、生産者(農家や個人)が自ら海外に持ち出すからです。ユダヤ陰謀論者が種子法改正を阻止しようと騒ぎまくるのは加害側の張本人がユダヤ陰謀論者に目立つからだ。それゆえ自分たちが諸外国へ農作物や種子を持ち逃げしている件には触れないのよ。



(幾つか前の記事で東京弾丸出張しないと宣言したわたし。なんで記念すべき瞬間こやつはいないんだ!!)

10月23日、イギリス政府は来日して日英政府は2兆円規模の新たな経済連携協定を合意して署名した。英国にとってはEU離脱後初の国際協定となり、英国際貿易相は「独立した英国では、独立した貿易協定を締結するのは不可能だとか、何年もかかるとか言われてきたが、そうした否定論者が間違っていたことをきょう証明できた」とコメントした。

(ちょっとお浚い、)
イギリスEU離脱が決定すると世界中の経済界は騒ぎになった、特にEU圏外の財界は。元々リーマンショック・東日本大震災と経団連は世界経済史上初の快挙を連打で叩き出しているので、日本企業的な、全世界何が発生しても経営地盤を維持して被害は最小へ、スピーディーに乗り越えていくための経営構造の改良は常に他者の眼に晒されるようになったことから、イギリスEU離脱に対して経団連の動向が注目された。経済人の世界は財閥だろうが、大手だろうが、中小零細企業だろうが、全ては結果によって信用がついてくるからだ。結果を出せないってことは根本的に自分が間違っていた、てだけなので。反対に日本企業でいちばんあたふたしたのが資生堂だな。何十ヵ国とイギリスに集まった経済人会議の際、経団連は沢山の企業が渡英した。ボスたちは私のことを知らない日本企業に言った、ボスたちがOKするまで発言を控えてくれ。会議の最中、様々な国籍の外資系企業はイギリスから撤退する、撤退する、大騒ぎになって、(ちょっと待って、)私は発言した。あれ?日本はイギリスEU離脱に伴いイギリス進出を更に拡大するつもりなんだけど、外資系撤退後、空白になった市場を頂きたいなと。

(はっ?!!)その瞬間、国際社会におけるイギリス撤退論は終わった。日本の経済界は便乗して、外資系の皆さん、どうぞ遠慮なく撤退してください、日本がいただきますからwwwと笑った。日本バブル崩壊以降何度もあった、国際社会はみんな右へ行くと行っているのに経団連だけ左へ行って一人勝ちした、てパターン。リーマン・東日本大震災では黒字決算で乗りきった日本の老舗の世界企業が出揃っていたのも信用になった。

英国の財界はロスチャが先頭に立って便乗して、「なんだったらロンドンと東京都は独立宣言して1つの国になるか?」日本の財界「そりゃあナイスアイディアだ、煩わしさも消えるな、」わはは。(国際社会はきょとーんだ!!)マジで?マジでいっているの?日本企業の皆さま。うん、EU離脱が原因で撤退することはないよ。日本の財界のB派は別のことを考えていた、君たちとは事情が違うんだよってね。

日本は世界の雛型、日本で発生する良いことも悪いことも全て世界で発生するが、反対に世界で発生することは全て日本で発生する。イギリスは内心それって悪く捉えると日本は世界中で発生する全ての悪いことが発生する国ってことじゃん、そんな国とは付き合いたくないと思ってきた。しかし正統派日本人は宇宙の太陽系の鍵だ、神の子は神の子になる、正統派日本人が全滅するってことは人類滅亡を意味することになるから頑丈な鳥かごに入れて守ってきた。その結果どうなったか。イギリスの経済界にとっては日本進出したらいちばんお金になる重工業・建設業・インフラ関係なんて日本進出(輸出)は完全なゼロで日本との貿易関係は存在しないのです。露骨に避けてきたし、反対にイギリス進出する日本企業には貿易規制かけまくりで、(高関税はもちろん自動車も一年間で何台までしか売ってはいけない、など細かい貿易規制をかけてきた)イギリス金融が日本進出したってたかが知れていた。イギリスの出資が日本企業の筆頭株主になったことはないよ、(えっ?!!)

イギリスの財界は先進国の中でも世界一日本を避けて来たのよ、明治からずっとね。

日本の政官財としては、ヨーロッパ東西の主要な企業が日本進出しない理由が神学論とは予想もしなかった。とくにイギリスはゼロなんて、ヒトは意外と知らない。私から言わせたらヨーロッパは神の子の日本を避けてきた、単なる厄介払いよ、日本人にとって、隣ふうなロシアがめちゃくちゃ遠い理由だな。

今回の貿易交渉はそうした壁を一枚破った結果だ。

イギリスはもともと一年間を通して天候がよくないので農作物の生産量は限られていることから、並行して必要不可欠な畜産業も拡大するのは難しく、常に食糧難に晒されているため、加工食品や冷凍食品に依存している国だ。そこへコロナ・ロックダウンで食糧不足が深刻化。農家さんは畑を耕すことをやめた結果、朝昼晩の食事はじゃがいもだらけの事態に。そこで緊急対策として、加工食品や冷凍食品不足で困っていない日本がアシストすることになったんだけど、コンビニエンスストアやスーパーに日本メーカーが溢れるようになった。

そして最近またロックダウン。(ちーん、)

・・・
ある時オーストラリア在住の邦人は日本の外務省に噛みついた。日オの多岐に渡る分野における大々的な国際交流イベントを考えていたのに日本の外務省は聞く耳を持たない。なんでナナさんが持ち込んだ案件は即断即決でOKしたのにオーストラリアは駄目なんだ、どうして日本大使館も外務省も日本の経済界も一切協力してくれないのかと。代表格は「日本スペイン交流400周年事業」だ。ナナさんが窓口の国際交流は大企業だけでもうん百・一千社が参加するし、日本の伝統文化各位・霞ヶ関も大使館も積極的に協力してくれる。それなのにオーストラリアのことは完全無視な外務省。オーストだけでない、ナナさんが窓口以外の国に対して消極的だ。余りにもしつこいのでオーストラリア進出中の日系大手は言った、ナナさんが窓口になっている案件はお金かからないんだよ、相手国は日本に対して金銭的な支援・インフラ整備・技術提供などを要求しないし、たとえば日本が技術提供するにしても格安でライセンスし合う仕様(日本も同等な価値を持つ技術を提供してもらう)になるから互いにWINだし、貿易交渉だって楽だし、日本に対する還元はソッコー結果が出る。つまりは、日本は相手国を接待する必要がないんだ。外務省としては大金を必要としないので、わざわざ財務省の許可は必要ないし、関わる官財関係先は最低限の費用とリスクで済むから、ナナさんが窓口になると官財共に積極的になるんだ。報告を受けた財務省がどうせやるならしっかりとやれと、おまけでお金を出してくれるのもそのため。

ナナさんは他者から舐められていないから、間違っても接待を要求されない、そんことやればナナさんから軽蔑されるからね、それがやなんだよ、他者は。スペインのブルボン家はプライド高いしな、

で。関税引き下げやスペインの財政破綻まっしぐらの地域に日本企業が進出することが決まった。

また、ここに来てわざわざ来日したオーストはホストを当社や当社の取引先を指名してきた、日オ国際交流の窓口になってちょ。オーストは元々、国土に対して人口が少ないので、人間が食物連鎖の最高位から脱落しやすく野生動物の方が強いので、日本には食用として輸入をお願いしたい。

(コロナの影響で今年から経済界は忘年会・新年会は全面的に禁止へシフト。来年4月から完全に接待(食事・お酒・女の子がいるお店など)は禁止へ、もし隠れて違反しているのを発見したらペナルティ。会社の内部監査は厳しくなるだろう。また来年4月から週3休みを決定した企業は増えている。きっかけがなかっただけで、以前から対策したかった部分にメスを入れたわけだ。コロナで1ヶ月~数ヶ月完全に従業員を休ませたことで、これでもやっていけると自信がついたのだな。接待嫌悪感は安倍政権が外交で散々みっともない姿を晒したからだ。てか、安倍政権が発展途上国に対して金銭的に支援したインフラ整備は日本企業は受注していないよ、いずれも外資系で中国とか。)

スペインとの貿易交渉中のこと。

スペインのフランス寄りの地域と日本人の食の好みは酷似しており、日本人から喜ばれる食材が多い。

関税引き下げが決まったら、日本全国のスーパーに卸すのも視野に入ってくるので、日本人は何を輸入したら嬉しいだろうか、どうせなら日本人好みがいいね、日本人の食文化に馴染むといい、家庭の料理技術で取り入れることは可能なのか、て話になったんだ。

そこへ若い世代が、遺伝子組み換えではない、肥料や農薬、飼料は厳しく規制されているとか、加工食品なら食品添加物や化学調味料。いろんな制約条件つきでリクエストした。聞いているのか、聞いていないのか、年長者の官財たち。

(原油は動物や植物の死骸、石炭は植物の死骸なので、しっかりと精製して不純物を取り除いたら有害ではありません。)

彼らは日本のやり方が間違っていると分かっちゃいるが、そうはいかない理由もまたあったんだ。

日本は全国の自然環境、人が住める平地面積に対して人口が多すぎるので、汚物の浄化、循環が追いつかない。技術が進歩しても昔の下水道は建設技術が甘く日常茶飯事で汚物が漏れまくりで土壌を汚染し地下水の大腸菌は危険値となった。(日本は井戸水も役所の検査が必要になった理由だ)たとえば天災が発生すると、集合住宅地の下水道管が破裂して街の土壌は汚物まみれになる、こうした事態が何度も発生した。今度はそうならないための技術開発へ、数十年かけて全国の水道管を入れ換えたが、いまは老朽化が進み汚物は漏れまくり、土壌の大腸菌まはみれの事態へ、昨今は天災の影響により下水道は破損しまくり。工事が追いついていない。民主党の「コンクリートからヒトへ」が問題をより深刻化させた。最近は下水道の大腸菌漏れによる農作物の食中毒が増えた。給食が目立つようになったのはそのためだが、家庭菜園の皆さまは地下水の水質検査をされているのでしょうか。(ひゃ、)

日本の水道水に塩素が入っているのは地下水が大腸菌まみれだからよ。日本人が発展途上国などで生水を飲むとお腹を壊すのは生水の大腸菌の影響です。で、その地下水で農作物をつくるのよ。それはよくないから日本では、農家さんは電気で安全な地域から地下水を引く仕組みをつくった。大腸菌まみれの野菜さん、大腸菌まみれの野菜を食べた家畜を食べるの?大腸菌まみれの種子で翌年度の農作物をまたつくるの?やばくねーか?つまり、官財としては遺伝子組み換えに切り換える以外の手段がなかったのよ。しかも人口が多すぎるから生産量を確保するために無理やりな肥料や農薬を必要としなければならなくなったしね。

また、日本はもともと、人口を無理やり増やす政策にシフトしたのが明治なのよ。明治からずっとね、肥料・農薬・家畜の飼料は100%輸入に頼った。それを国内自給自足へ切り換えろと種子法(ふう)をつくって国内シフトさせたのがGHQだ。人口を増やさなかったら、かつお節でお味噌汁の出汁を取ることを維持できたが、人口増加の影響でほんだしみたいな化学に頼るしかない事態へと陥ったのだ。

日本には背中の骨が極端に曲がって小さくなったおじいさんやおばあさんがたくさんいらっしゃる。もともと骨はカルシウムではなくコラーゲンで出来ているのだけど、何十年と極度の栄養不良に晒されると骨は縮まって、ぐいぐいと曲がって、小さくなっていくのよ。日本はそうした時代が長かったことを、先祖は語らずとも示している。官財の年長者はそれぞれ自分の生きた人生の中で、それはそれは厳しい食糧難を体験しているから、空腹を凌げるなら、あとはなんでもいい、贅沢をいうな、くらいに思っている。それは、全国民の食糧を確保するという最大の条件をクリアした上での、いまの仕組みの代替案を確保できないから余計にね、

高齢者が生きた時代は現代の日本人の想像を遥かに超えて無限ループの厳しい毎日だったんじゃないのかな。彼らが築き上げた未来があったとするなら、老害だと片付けてしまうのは違うと思う。

きれいなうちに子孫が責任を持って閉じてやらなきゃさ、良い時代だったね、と。だから私はイスラエルからサボテン化の種子を持ち帰り、日本全国一斉に切り替えられるよう準備を開始したのだけど、

話は戻して安全な食品をスペインから持ち帰りたい若者たち。

そもそも安全な食品を考えていないなら、君たち若者を同行させたりしないよ。こうやってやるのよ。

わたし「ねえ、ねえ、これおいしい、どうぞ、(試食してみてください、)」

年長者がつまんでみて、
「お、いいんじゃないのか?どれくらい持ち帰れるか(日本へ輸入)聞いてこい、」

「はーい、」

・・・えっ?!!すんなり通った。
しかもそれだけ?
ボスたちは私のことを信頼してくれているから、いろいろ言わない。

ナナさんはいつもそこまで事細かく考えているんですか?

「うん、自分が自分じゃいられなくなるくらいなら、全てを放棄することだ。自分を取り戻すためなら、現状はどうなっているのか、相手が何を考え、どう行動を取るのか確認して知ることが重要なのよ。それから初めてこちらの要求を通すためにはどうしたらよいのか計画するわけ。国内外で摩擦を生まないためには必要ね。」

幹部は君たちを信頼しているから仕事を任せたのであって、それなのにわざわざ言う必要はないのよ。世代が異なる人たちに話を進めて欲しいなら工夫しなきゃね。子供じゃないんだから、ちゃんと考えて。それとも貴殿方は幹部から信頼されていないと思っているの?さあ、信頼された人間に相応しい仕事をされてください。

私にとっては何を食べるかより、誰と食べるかの方が重要なのです。

ではまたね!!