まず最初に。
前回の記事をアップロードしてから、日本全国から東京オフィスに大量の食糧が届いております。

うちのグループ企業のお客さんや取引先や、出会った地域の皆さんや、正直、配っても、配っても、凄まじい量で会社の業務用冷蔵庫と冷凍庫がパンパンです。(わはは、どうなっているんだ!!ありがとう、ありがとう、パッケージを開けるのが楽しみでしょうがない、)白アスパラ美味しかったです。どのように伝わったのか分かりませんけど、東京封鎖しても物流関係は大した支障はないので、たぶん東京オフィスは飢えるようなことにはなりません。ほんとうに困ったら、遠慮なく助けてSOSを出しますので、その時はよろしくお願いいたします。それまでは、どうぞ皆さん、ご自身を最優先にそれぞれ備えてください。

森友事件だけど、アップロードしてから2日後、自ら命を絶たれた赤木氏の上司さんが精神的に参って死にそうだ(自ら命を絶つのではないか)という報道されたのが拍車をかけたらしく、多方面な皆さんが動いてくださいまして、東京が引き継ぐことになりました。なんかもう、次は上司さんと佐川が殺されるのではないかと一気に行政機関が。

もしお時間ありましたら、騙されたと思って、松下電器の松下幸之助の本を読んでみてください。いまを生きる日本人が読んだら、典型的なブラック企業の社長の考え方なので驚かれることでしょう。実際、昭和屈指のブラック企業といえば松下で、容赦なく日本一過労死を出し、他社の技術を我が物顔でパクりまくって散々悪さしてきた企業なのだけど、悪意ある支配を見抜けたらなら、昔とは違って見えるということは日本人の成長を示します。いまは、違って見える、その景色を大切に育んでくださいませ。

辛い時でしょうが、どうぞ皆さま、ご自身を労り、最優先されてください。



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今回のコロナの騒ぎでイタリアではいまのところ少なくとも100人の神父が亡くなられたそうだ。日本神道・日本仏教は何をやっているんだ?永田町といえば統一教会・創価学会・幸福の科学・日本会議は何をやっているんだ。安倍昭恵といえばカミスタイル(カルト宗教)は何をやっているんだ。日本を支配するチャイニーズフリーメーソンは何をやっているんだ?グズ中のグズだな。安全地帯でぬくぬくしているなんてどうかしている。こういうとき、日頃の行いによって差が出るわね。貴殿方の中には神も他者も存在していない、自分を崇拝するとこうなるパターンてこと。

昨年、バチカンのフランシスコ教皇来日の際、司祭ソルンを通して来日の準備にあたり調整会議を行うので参加しないかと話が来た。

フランシスコは元々異教や異文化ウェルカムの人物で、信徒とその他、2つの境界線をしっかりと持って公式発言する傾向が強く、未開の地の訪問にはものすごく気を遣い最大限の配慮を撤退する人物だ。そこでバチカンにとって未知の世界の日本訪問にあたり、日本の民族宗教・歴史や伝統・価値観・習慣など丁寧な確認作業を進める必要があった。そうした中、バチカンは日本人という民族を知れば知るほど、温厚な日本人と死刑制度が結びつかない、死刑制度を肯定するのは何か理由があるのかと言った。

結論からいうと国際法上、刑事処分は組織ぐるみの国際犯罪(いちばん重罪)・宗教的な犯罪(二番目に重罪)・兵士など軍事裁判(三番目に重罪)・一般犯罪と分かれ、それぞれ同じ殺人でも刑は異なるが日本は分かれていないし、一般人も適用される重大犯罪向けのサバイバル刑務所がないのが特徴だ。サバイバル刑務所とは囚人の半分が生きて出れない、暴力が四角い箱の刑務所を支配して囚人同士が腕力で殺し合い、暴力がものをいう。サバイバル刑務所は一般人や経済人が放り込まれたら、まず正気な状態で出所できることはない。大半は精神に異常をきたし車椅子で廃人のような状態になり、出所後は精神病院送りは避けられず、殆どの場合は社会生活に戻ることは不可能だ。サバイバル刑務所とは訓練を受けた工作員だって出してくれと泣き出す始末だし、刑務官は囚人同士の殺し合いに参加しているようなもので、刑務所は武力を認められ、刑務官が殺害されたり一生回復が難しい負傷をすることだってある。しかし日本にはそうした生きたまま体験するサバイバルコースがない、【死んだ方がマシだ】という世界がないのだ。

(ゴーンが海外逃亡したのはサバイバル刑務所に入ると思ったからなのか。日本にサバイバル刑務所自体がないって知らなかったのよ。欧米の実業家や資産家や企業幹部はサバイバル刑務所が怖くて自分を死んだことにして海外逃亡することは珍しくない。ふつーに政治家もやる。逆に創価学会の池田はとっくに死亡しているのに死亡手続きできないのは彼がつくった借金が大きいため、死亡後の相続手続きしちゃうと創価学会自体が経営破綻して消滅するからだ。同類が米国のディヴィット・ロックフェラー。財産整理や相続手続きの準備が整ってから死亡を発表した。ほんとはマイケル・ジャクソンが生きているなら、巨額の借金返済できなくて、借金から逃げるために死亡したことにして逃亡した。但し、ゴーンみたいな間抜けな逃亡劇は知らない、)

日本の刑務所や拘置所は国際的にも見てもものすごく整った環境だし、死刑囚だって個室と衣食住は補償され優雅なもので、一般社会がやだから自ら犯罪により逮捕された、死にたいけど死ねないから死刑判決を取れそうな無差別殺人を行い自ら拘置所の生活を選択する人間だっている。サバイバル刑務所があったら、こうしたケースも減るだろうし、死刑制度の議論も前向きになるのだろうが、肝心な体制を持たない国だから、刑務所や拘置所は保護施設化していることから、日本人にとっては死刑という選択肢を外せないのは必然なのかもしれない。

日本の刑務所と拘置所はぬるすぎるのよ。

(刑事裁判が非公開なのは国際法違法だし、刑務所を支配しているのは日本の暴力団で、暴力団の幹部が優雅に胡座をかき毎日を過ごすのに対して、刑務所の外で受ける報復が怖いから暴力団の犬のように動きまわる刑務官。自衛隊より先に刑務官に銃を持たせたら?)

ところが、国際版の司法制度を知らない日本人にとっては、なにゆえ世界から死刑制度はよくないと指摘を受けるのか分からない。日本には中立的な立場から情報を提供する人間がいないからだ。しかし、日本人はしっかりと正しい知識を得る機会さえあったら、議論は可能になることだろう。よってバチカンが日本で死刑制度に切り込むなら、キリスト教の信徒、異教の信徒、いずれも理解を得られるよう丁寧に扱う必要がある。(結果、サンフランシスコ教皇は日本で死刑制度に切り込むことはやめた。)

以前、日弁連の幹部とこの話になった際、弁護士さんたちは犯罪者の人権とか言い出し、日本国民は知る必要ないくらいのことを話し始めたのよ。私は言った、いやいや、権力に決定権利はないから、権利は日本国民にあるから。

読者の皆さんは日本にもサバイバル刑務所をつくって死刑制度を廃止するとよいですか、それともサバイバル刑務所は必要としない、死刑制度を維持する今の仕組みがよろしいですか。日本の官財B派は何度も話し合ってきたけど、正統派日本人がどちらを選択するのか皆目検討がつかないのです。

・・・昭恵が芸能人らと一緒に桜をバック撮影した写真が週刊誌に掲載され、一部が加工され、タレント男の子くんの写真は何年か前のものだと騒ぎになって、自民党の支持派はそこまで無能なのか。花見の場のリアルタイムのきれいに撮れたタレント男の子の写真をゲットできなかったから、合成しただけなんじゃないの。安倍総理が反論しないのはレストランの花見会合は事実だからだろう。

昭恵に何を言っても無駄でしょう、悪気はないのだから。悪気ないってね、病気なのよ。

前から気になっていたが、なにゆえ、アジアの一部地域のみ、中華はじめ中華の犬的な国の政治家はまったくコロナ感染のリスクを持たないのか。よその地域では細心の注意を払っても、ロイヤー・政官財軍の幹部の感染者を出しているのに、日本の政治家は遠慮なく毎夜遊んでいるので、あらかじめワクチンを用意していた、とか何か違いはあるのでしょうかね。

そもそも桜の花見は遊びの席ではなく慰霊の儀なのだけど、総理夫人として、このタイミングでの花見に何を思うのでしょうか。よくもまあ、神、神、ほざけるわ。



日本政府はわけわからんことを言っている。

財務省は国民に現金を出したがらない、現金ではなく地域振興券(地域利用限定の金券)かポイント還元とか、なんで現金はよくないのかと。

いや、それは(何度もブログで話しているが、)現金の紙幣の原料が不足しているため、紙幣の増産かけられないから、一斉に銀行に集中されると現金不足に陥るからじゃないの。それゆえ私は財務省からCPU(実機レベルの)の減税処置の準備を急いでくれと依頼を受けたんじゃ、違うのか。

東日本大震災や熊本地震の際もそうだった。政府与野党はそれらしく動くだけでうだうだ、完全にコピペしている。自民党の杉田は国会でもっともらしく発言してNOと騒ぎ、正義ぶっているくせに、平気で賛成票を投じる。言わなきゃバレないと思っているのか、永田町のやることなんていつもそうだ。3月の年度末(実務の切り換え、新年度の予算)とはいえ、やり方は酷い、朝鮮・中華に対する支援策はいつだって早いくせに。

世界各国のコロナさん補償。
米国は現金13万円支給・イタリアは現金30万円以上支給・イギリスは休業・賃金の8割補償!フランスは休業・賃金全額・スペインは休業・賃金全額・香港は現金14万円支給・韓国は現金8万6千円現金支給。

よその国は既に入金にシフトしているが、日本の遅れぷりにはもうひとつある。よその国は、政財界がうまくいくと減税になって、うまくいかないと増税になり、ここ10年間でも何度も減税・増税を繰り返し、元々、実務レベルで(事務方・実機)簡単に対応可能なシステムだからスピーディーなのだ。日本はうまく行ってもむしり取るだけじゃないか。

法人税を減税したって、企業は一定以上の従業員数(正社員・フルタイムのパート)になれば、会社が負担する社会保険はじめ雇用保険税ははね上がるため、会社側の納税額の総額は毎年増え続けてきた。大企業としては5割の人材をリストラして、ふつーに法人税を納税する方が楽だ。また、日本全国の中小零細企業担当の税理士さんにヒヤリングされてみては。クライアント企業には正社員・フルタイムの従業員を減らしてくれ、増やさないでくれ、じゃないと会社が負担する雇用保険税の人件費で会社が潰れると助言しているから。

いまの財務省筆頭に日本の官財。
安倍総理リベンジ・円高から円安へとシフトしたタイミングの背景では、財務省は円高の無策なまま放置してきたら、このまま無策だと年明け年度末決算で中小零細企業が10万社が経営破綻すると公式発表して、金融緩和→円安と同時に官財は走り回って間に合わせたが、当時と同じように今の財務省はあと1ヶ月くらいで中小零細企業が経営破綻すると、それを食い止めるために走り回っている。



ーーー悲惨なことになっているニューヨーク州とカリフォルニア州(ロサンゼルス)。

診察室で診察待ちの患者さんが、気付いたら亡くなっているのよ。いまの欧米はコロナ検査なしでコロナ確定診断を出している状態なのだけど、この2つの地域でいうなら、たぶんコロナ問題はいまはまだ序の口で、これから数ヶ月後が一番よくない状態になるのではないか、というのが今のホワイトハウスの予想だ。

(世界中の医学界がコロナ終結へ向けて急いでいるが、)
はっきり言って、日本在住の日本人の大半には関係ない話だけど、ここ数年間、世界的に合法化された大麻や、日本的にいうコカインなど違法薬物の使用は直ちに中止してください。コロナ感染すると、たぶん即死くらいの待った無しの状態に陥るリスクが高いので控えてください。

万能薬だと神話レベルの大麻は、使用後、重体化・死亡・頭がおかしくなるケースは一定数いて、大戦後、なぜそうなるのか原因を特定することができなかったので世界全体で使用禁止された。いつも根拠無しのユダヤ陰謀論者・パウロA派・中華の影響よね、ここにきて国際的な合法化がスタートしたが、大麻の犠牲者が爆発的に増え続けていることから、2019~20年、毎年年明けの国際学会で論文の報告が相次ぎ、欧米の一部の地域が崩壊へ向かっていたのだ。即死する、若い世代の死亡の確認の理由だと思われる。イタリアは大麻大国だし、スペインやアメリカもそうだけどドラッグ大国だ。

いま、医学界の国際学会が全世界へ向けて大麻はじめドラッグ使用を禁止するように公式発表するしないで揉めているが、私から言わせたら案の定であり馬鹿げているのだ。大麻の効能が事実なら天皇家と将軍家だって、子供が大人に育つ確率は4割きっているわけないのだ。

私は面白くないのよ。

日本政府は日本のコロナ感染者の半数以上が外国人だという事実を隠しているが、中国人が無償で日本の国民皆保険を利用してコロナ治療を受けているのよ。わざわざ中国人を来日させて治療を受けさせといて、しかも中国人の自費はなしで、それなのに日本国民の対応はこうも遅れるとは。

大震災の際、日本政府は半島と大陸に100兆円以上のマネーを出していたわよね。

(嗚呼、何もかも面白くないのよ、これ以上は言葉にするのは難しい。精神衛生上よくないです、)



↓↓↓過去記事からコピペ・・・
(ナナの会社の)あの速さと攻撃性・勢いは日本にはなかった。力の加減を知らない人の集団だ。創業からやってきたものはまったく新しいものだった。科学技術のシーンだけでなく文化そのものを変えてしまったんだと思う。会社が誕生する前と後では、古代・現代くらいの大きな違いが出る影響力と破壊力があった。日本の保守的な社会に挑んでまったく新しい生き方を見出して、それを提示したんだと思う。生きる意味を失った日本人には適していた。

早い段階で100億円を売り上げていた。
僕らはメジャーの金融機関。
進化させれば100兆円を売り上げるプレイヤーになると思った。進化できると思ったんですよね。僕がそれを感じたのは会社の前に人柄だった。初めて会ったとき、あまりにも自然体だったので驚いた。自然体でここまで破壊的なら、もしかしたら彼らは伸びるんじゃないか。幹部と社員がぶつかるっていうのはすごくいいことだと思ってました。そのほうが組織は強くなりますから。

(社内で死傷者が出たとき、)
派手な動きをとにかく控えるんだ。シンプルだよ。極意は力を使わないことだ。パワーを駆使せずとも高度な演出はできる。少ないパワーでゼロに近い状態で驚かせてくれ。



(創業4年目からいるスタッフ、私より歳上)
ナナは今と変わってないといえば変わってないけど、とにかく不思議なやつだった。でもカリスマ性はあると思った。

僕はナナと仕事をしていくっていうよりも、科学技術も、金融設計も、ビジネスも、経営も、世の中も、真理も、引っ掻き回していく、ていう方が楽しくて面白かった、引っ掻き回すためにこの会社を育てていく、みたいな。ナナとは偶発的な出会いというかね、でなかったら、僕はまだ日本の研究所にいたと思う、平凡なね。

日本で真の意味でグローバル企業といえば、やっぱりうちの会社だけだと思う。日本的な要素や価値観をうまく取り入れたりとか、エキセントリック的に変わっていく、みたいなとこ、ここぞというとき日本の文化をぶち込んでいくとか。

ヒロ(うちのCOO)は、うちの会社の中ではナナの最大の理解者でナナを後ろから俯瞰しながらプロデューサーをやっているというのが、僕らの中でものすごく大事なポジション。人も神の創造物も、ものすごく大切にしている、という点では素晴らしいですね。人格者です。

ーーーすべてが崩壊していく。
仕事にでかけるのがいやだった。ナナとも何も喋らないような。普通の会話ができない。仕事のやり取りだけ。つらい時期でした。当時は要求してくるナナに対して怒りを感じたり反発したりしていましたね。僕はもともと東京は転職を機に移住したので、どれくらいの能力を要求されるのか、ナナを目の当たりに見ていましたから、実際には、ナナの会社は東京というより世界なわけで、到底自分にはそこには及ばないんじゃないのか。ここまで来たせいで、自分の家族が崩壊していったり、自分が信じていたものが崩れていったりと。ナナが僕に求めるものに対して応えられない自分のレベル?素質、このポジションではもうやっていけないんじゃないか。自分はいない方がいいんじゃないか、その方が自分も楽なんじゃないのか。クビになる前に家族のためにも転職することを何度も考えました。悩んでいたのは自分だけではなくて、オウムの朝原は事件発生時40歳で犯罪者の多くは事件当時二十代から三十代なんですけど、、ならばなぜ若者の高学歴者がテロを企てたのかと世の中を震撼させましたけど、(社会問題になった産業による環境問題が原因で)辛い時期は長かったんです、僕らの世代は、特に当時はまだ新米の僕ら若者にはとても。だからといって、彼らがやったことは決して許されるわけじゃないですけど。日本ではセミナーが流行っていて、意識改革とか、自己啓発とか、後に社会問題になるような事件が起こって、日本人は、熱しやすく、冷めやすい、という側面があるんですけど、、あの頃はカルト宗教にのめり込んでいく理科系の人間は少なくなかったんです。彼らの真意はわかりかねますけど、科学の世界というのは、疑って成果を出すというのが仕事なんですけど、かたや熱狂的信者のような科学者もいて一種の洗脳、トランス状態に陥るわけですね。で、科学を通して自分の内側を意図的にすり替えられていくというか、そこに暗黙の圧力も段々と加わってくるので、錯乱状態のような、そこから段々と抜け出せなっていく。神のような存在からいわせれば、僕らのような人間は悪魔のような存在なんだと。お前たちのせいで地球も人もダメになったんだ、だから自分は改心していく、そういう生き方をするんだ、ということをすりこんでいく、自らね。僕にとっても簡単なものではなく、難しいことをいくつか受け入れただけでなく、とにかく落ち込んでいました。その大部分は、自分は良い科学者ではないと感じていたことが原因だと気付くまで時間はかかりましたね。

・・・
プレゼン直前でもナナとは一言も言葉を交わさなかったし、誰ともほとんど言葉を交わさなかった、もう本当に同じ空気を吸うのもいやだったんですね。まあ、すべてが自分を攻撃してくるだろうと。敵に見える。そう感じていたんですね、クライアントではなくて。何かを言ったらまた責め立ててくるんじゃないか、また暴力のようなことがおきるんじゃないか、怯えていました。

↓↓↓(日本がバブル崩壊して金の切れ目は縁の切れ目、日本の政官は国際社会に対してカネやインフラをばら蒔いても無意味になって、小泉時代はカネでモノを言わせるなと非難され、保険の米国を失い何をやっても上手く行かなかったころ。↓↓国際コンペ。)

・・・
クライアント「やっぱり変更して、このプラン。このご時世だからね、シンプルな方がいいんじゃないのかな。」

僕「変更となると、全体を変えることに。」

「じゃー、変えろよ。」

・・・
ナナ「ちょっと待って。・・・うん、無視しよー。紙に書いた図面と実際は違うから、向こうが心配しているものにはならない。」

僕「でも、もし、プレゼン本番でリジェクト(やり直し)出されたら、」

「んー、ヤバイよねー。しかも面と向かってオーダー出されたものを。業界を追放されかねない。でも、プロジェクトを守るのもしごとー。正攻法を身につけないと。日本はそろそろ次の段階。何かをしないと上に行けない。策を練るのは罪じゃない。このままやっていくのは日本が辛くなる。」

このままじゃ駄目になるって言われた気がしましたね。一般的に理工で言えば、女性がそのまま上に行って配属されたら困るんですよ。やりがいのある仕事はまずまわって来ませんから。どこの国もそうです。いまでも、女性で認められているのは、ナナと、フランスの重工業の社長、二人くらいじゃないですかね。(二人とも物理学者)

・・・
クライアント「で。先日お願いした変更プランは?」

ナナ「はい、もちろん、です!」(にこっ)

・・・
僕「ナナ、そんな嘘、次のプレゼンで約束と違うとひっくり返されたら、最終審査まで生き残れないぞ!混乱を避けるためにも今から手直しした方が、」

「ーー、○○くん、人生どうしたい?」

「はっ?(汗)」

「いや、まあ、1日のうち、ほとんどの時間、仕事に使っているじゃない。意図しなくても、仕事イコール人生なわけよ。○○くんはアタマいいから、いろいろ考えちゃうんだろうけど。失敗ばっか気にして仕事しているとさ、人生にしみついちゃう、というか。クライアントの言いなりになったら、100%負けちゃうからね。」

あ、一般論で返されちゃいました、ばしー、みたいな。僕に、気がないだけなんだなと。僕の事を誘ってくれた時の気持ちがー。あ、いまはそれが欠けていて、僕はそれさえあったら、大切だったから、今はないから辛いんだなと。これは、もう、会社を辞めようと、一区切りついたらーー。コミュニケーション能力は低いくせに、こういうときだけ分かっちゃうなんて辛かったですね。

・・・
霞ヶ関「例のコンペあるじゃないか。」

僕「はい。」

「あー、いや、あまり、本気を出してやらなくていいから。困っちゃっててさー。いきなり米国が貸してって言ってきただけだから。もう決まっちゃっててさ。(出来レースってこと)日本をよく思っていない審査員が多いんだよね。(派閥があってね)ま、○○のプロジェクトを最優先して頼むよ。」

「えー、あー、っと、このレース、勝つなってことですか。そのこと、うちの社長は?」

「いや、(コンペに参加することに意義がある)あいつには勉強になるんじゃないかな。」

いったん、ペンティング(問題発生して未決の状態)かかったプロジェクトだから、なかなかハマるチームがいなくて、でも最初から内定先は決定した出来レースなわけですよ、だから仕切り直すために、アメリカ連邦政府の依頼で日本政府は日本企業を当て馬にしたんですね。そしたら若者の視点で挑戦するのも悪くないんじゃないかとうちを。つまり、それはいわくつきの仕事だが、お前たちがやれよと。日本の政官財の本音では、国民の眼があるから、国際コンペでしくじった時に責任を取る奴が欲しかったんですね。ちゃんとした2チームあった上で、そのうちの1チームは噛ませ役で、日本はポジション的にZチーム。当然、日本では、予算は一円もつきませんし、霞ヶ関には準備室もありませんでしたからね。コンペの二次審査を通過した日、日本では誰も結果報告を待っていませんでした。一晩で状況が変わって、最終審査では政官財が出て行かなきゃいけなくなったわけで。なんせ、プロジェクトの総工費は6500億円ですからね、決まれば首脳会談は避けられませんでしたし、棄権した外務省は叩き起こされたようなものです。

(日本でもそのプロジェクトは話題になりましたよね。だから日本だけプレゼン会場には控え室もなかったんですか。)

そうです。落ち込むと頭の回転が早くなるんですよね。僕なりに彼女には操を立ててるつもりだったんで、やろうと。ナナは逆行してて、まるで産卵に向かう鮭みたいだった。ナナは男になったり、女になったり、それをしなやかにこなしていく。

・・・
日本の官財「君が説得してプレゼンを成功させたんだって?」

僕「いや、あのプレゼントは殆ど、うちの社長の仕切りで。」

「そう?ナナ社長は○○さんが一人でやったって言ってたよ。上からも評判よくて、今度は○○さんの名前で出すといいよ。」

(それで会社に留まられたんですか)

「いえ、僕は科学者なんです。業務の引き継ぎもあるんで、まずは辞表を提出しなければならない。そんな時でしたね。向こうから相談あるんだけどと。ここで始まって、ここで終わるっていうのは科学の世界には基本的にはないわけで、でもエンドレスだからこそ苦しい側面はあって、破滅的であり、破壊的で、科学者の創造物は自己説明なんですね。自分が何者か分からない、だから自分の科学を通して自分を語るわけです。これが科学者の創造理由なんですけど、ところが彼女だけは違うんです。神学論的にいうなら、僕は内なる悪魔を追い払うために悪魔と手を組む道を選択したんですね。それでも、おそらく彼女は自分と関わる人が、そうした運命に巻き込まれてしまうのではないかと怖かったに違いありません。責任を感じ自分のことを責めてきました。自問し続けました。なんだかんだ言っても、うちはもうナナあってのものなので、すべてを失ってもいい、もう一度、人と同じステージに立てるなら。もう未来のことなんて考えられなかったから、ナナの話を聞いて、ああこれは、ナナしかミッションを遂行できる人がいないんだと思いましたね。要は。ナナはナナなんだと。

ーーーどうして◯◯くんは私になりたがるの?私は研究所にいた◯◯くんを尊敬した、それじゃ駄目なの?

終わり。

・・・
あの頃は世界中の途上国が思いきったインフラ政策に踏み切った。こちらの国にとっては、日本人の6500億円は6兆5千億円くらいの価値があったし、科学技術は育っていない国なので専門学者も話にならない。欧米日がコンペに参戦したが、大人と子供くらいの差で、米国は裏金を用意して接待してプロジェクトの話は殆どしていない、説明したってどうせわからないから楽しくない話は殆ど省いた。しかし日本はどこの国が相手でもいつだって頭が硬い。日本の科学技術は如何に優れているのか、プレゼンには隙がなかった。仕事を取るというより、アメリカの科学技術には負けないという、くだらない意地だ。私の会社は途中から参戦したのだけど、その時点でクライアントの頭はコチコチで気難しく、めんどくさいことばっか考えていた。まるで陰謀論やカルト宗教やマルチ商法に引っ掛かみたいだ。問題はないのに問題を山積みにして、妄想した問題に躓き、ほんとうは楽に飛び越えられるハードルを天まで昇るが如く高くして動けないでいた。

幸い日本企業はおまけな仕組みがものすごく多く、お客さんを楽しませる、という点では十分だから、100個くらい並べ、お客さんとの対話を大切にすることを入り口にしてコンペを勝ち抜いた。それは、仕事のチームワークだって変わらないんじゃないか、ずっとそうやって来た。

私はいつであったか、西の天皇家の某人物に言ったことがある。

元々明治から今日まで西の天皇家が国際社会に招かれたことはないし、欧米の支配層には相手にされていないし、どこの宗教からも拒否され、接近すると嵌められ叩き落とされてきた。西の天皇家が迎え入れられたことは一度もないのだ。だけど、それは欧米のせいなのではなく、自分が変わっていかないと、自分を取り巻く環境は何一つ変わらないし、原因は西の天皇家の中にあると分かっているはずだ。

東日本大震災からずっと言われてきた。東日本の市民はなぜ避難しないのか、被曝して病気になって死ぬだけだ、日本にいたら殺されるだけだ、東日本の人間は頭がいかれているから動けないでいるだけだ。

しかし今回コロナの騒ぎになって、欧米圏は国民が国の命令に従わないから苛立ちを隠せないし、国民にとっては、家にとじこもって、じっと辛抱することで精一杯なのだと権力者は気づいた。

私が知っていることはほんの一部に過ぎない。だが、明日起こることを考えれば、その一部を私が理解していることは重要だ。いったん事態が動き始めれば、凄まじい勢いで進展することになる。便利ほど不便なものはない。