本日は2つ目の記事のアップロードになります。


ーーー最近、二十代の女の子が恋人のことで悩んでて、(てか、そんなくだらないことで悩むか、てくらい平和な悩み事)、わたしは言ったんだ。


男ってさー仕事では泣かないけど、好きな女の子のことになると泣くのよねー、年甲斐もなく。それで十分じゃね。


2年くらい前かな、東北の山岳部で立て続けに2度山火事が発生して、ユダヤ陰謀論者たちは根拠ないまま米軍がやったと大騒ぎした。


しかし、この山火事はね、日本の暴力団がやったのよ。内部分裂して解体した暴力団よ。ヘリコプターで飛んでいき、敵方の事務所の屋上に爆弾を放り投げて爆破するために練習でやったら山火事になった。気流に乗って風に流されちゃうから、目標のビルの屋上に投下するのは難しく断念した。


暴力団とユダヤ陰謀論者が結託しているから笑っちゃう。そこは立派な大人の男性が泣くタイミングではないから。


ーーーーー2019年4月9日19時27分、航空自衛隊・三沢基地(太平洋沖、東へ135キロメートル)で訓練中のF35Aが墜落した。乗務員は第3航空団第302飛行隊に所属する3等空佐であった。


空自の戦闘機のパイロットは40歳がボーダーラインで、以降は本人の体力と精神力・試験結果次第になる。陸・海の限界は45歳なのに対して早い。


ーーー死亡したパイロットは私と同じくらいの年齢で、本当は試験だってパスしていない筈だった。


軍用機のパイロットは上の命令に応じ配置するのではなく、自らの志願で訓練と選抜試験を受ける。元々F35の志願者はものすごく少なく、40歳過ぎた彼は必然的に選抜試験を通ったという経緯があり、F4の彼が志願したのにはF35志願者がいないことが理由であった。(墜落の一報が入った瞬間、彼の年齢を確認した全国の自衛官はF35は人気ないんだなと思った)


私はこの通りの人間なので、2016年春から口が酸っぱくなるくらい何度もF35はポンコツだからダメだ、乗るなと隊員には言ってきた、特に彼には。私が当ブログで何度もポンコツだと繰り返した最大の理由だ。


彼とは自衛隊機の整備を学ぶ技術学校で出会った。パイロットは作戦任務だけではなく、実機の設備点検・メンテナンス・修理・操作まで要求されることから、新しい機種の訓練の際は必ず技術学校へ通う。彼と出会ったのは私の会社が戦闘機の開発・指導教官として携わるようになったのがきっかけであった。


初顔合わせの席で彼の上官と挨拶を交わした。上官は部下が待機している部屋に戻ると首を傾げながら言ったらしい。【ヤバイ、民間の女だ、】隊員の全員がぽかーんとして面白かった、あの時の上官の顔が忘れられない、彼はケタケタ笑いながら話してくれたことがあった。


大幅なバージョンアップ(見た目も中身もCPUいっぱい)に伴い、エンドユーザー、実際に乗って操縦するパイロットのフライト・シミュレータ(フライト・レッスン)を通してヒヤリングしながら、エンドユーザーが使いやすく改良していく段階で、当社の役割は主にCPUの部分であった。


パイロットたちはわくわくしながら、遂に日本的な戦闘機、ちょーハイスペックなテクノロジーの戦闘機を楽しみにしてくれていたが、フライトシミュレータで何度繰り返しても通常の操縦さえ上手く行かないし、操作ミスばかりする。それなのに、私はあり得ないハイスコアを連打で叩き出すから物凄く驚いた。


そこへ、レッスンのプログラムをバージョン1から2へと変更すると格段にスコアが上がったパイロットたち。


素人さん的にいうと、スマートフォン・タブレット・パソコン・自動車の全ての機能を完璧にマスターして使いこなしていますか。大半の方は全てを把握していないし、不便はないよう自分なりに把握して操作されているのではないでしょうか。タッチパネルはとても画期的だが、ボタン式のガラケーに比べるとタップミスは目立つ。触ったつもりはないのに勝手に動いちゃう。バグが発生したらどうしましょう。どうにもならなかったら再起動でしょうか。パソコンならリカバリーという考え方もあります。


軍用機をCPU・ハイテク化するということは、パイロットは空で、地上にある宇宙事業の管制センターの全ての仕組みをマスターして、一人で操作しなければならないくらいの世界なのだ、機体やCPUの不具合だとしても完璧に。


わたしはパイロットたちに言った。
貴殿方は悪くない。設計士が使いこなせても、エンドユーザーが使いこなせなきゃ意味がないのよ。


「それでも、我々とどんなに喧嘩をしたとしても、最後は笑顔で身を引いて何とかしてくれます。すみません、勢いでなんでも言葉にしてしまう、というか。」


「大丈夫です、わたし、設計士なので、そういう時こそ、なんでもぶつけてください。」


私は通常業務はもちろん、最初から悪意ある素粒子の影響で飛べなくなったとしても、空の激戦に見舞われたとしても、1機も墜落させるつもりはなかったし、最後まで飛ばしてパイロットを生還させることしか考えていなかった。


わたしは零戦のようなクソな航空機は絶対につくらない、それは日系の総意であった。


日本政府・防衛省は、米軍のような、エキサイティングな映画のような華やかさを持つ、最先端なバージョン1を強く要求したが、代表メーカーと当社はそうではない、見劣りするバージョン2から1歩も譲らなかった。ーーーアナログちっくでも米軍に負ける気はしない。そして世界最高の戦闘機をつくりあげた。今では国際的に考え方も変わってきて、問い合わせも増えるようになったが、当時は日本的な戦闘機はダサイ、最先端ではないと他者の陰口が目立ち、未だに日本政府は評価しない、日本の政治家・学者・評論家がF35に目移りした最大の理由であった。


日系代表メーカーと話し合い、ボツにすると分かっていながら真剣にバージョン1を開発した、それは如何に危険が伴うのかを、現場のパイロットと防衛省と日本政府が知ることで、パイロットの安全最優先を維持していくためだ。しかし、それは無意味であった。日本には現場のパイロットの安全性を考える権力者は政治家・学者・評論家・軍事アナリストはいなかった、1人も。むしろ、日本には戦闘機を開発できないとほざいた。


ロッキードは、機体の制御システムは全てCPUにして、見渡した方向を認識できる(フルフェイス型のケーブルが繋がった)ヘルメットディスプレイを導入した。機体に6基の赤外線映像センサーを備え、機体のお腹の部分も含めてパイロットの死角をなくす分散開口システムを導入したが、彼は事故発生時、通信技術・部品の不具合が立て続けに発生して訓練を中止した。万が一の無理がきくアナログの仕組みは全て排除して、機体の振動や損傷がタップ1つを満足にさせてくれない技術をF35に突っ込んだ。エンジニアたちは操作ミスのフォロー、CPU制御不能に対する修復技術などをバージョンアップしたら何とかなると主張を続けたが、スマホさえ安定させることができない奴らが、どの面を下げてものを言っているんだ。


(例えば、自動車のブレーキが不能になったら、アナログ自動車なら力尽くでサイドブレーキを引けばいいけど、CPUエンジンだと5万トンの力が必要になるから止められない、という補助的なアナログ仕組みをF35から全て排除した、という意味)


現場のヒヤリングを、パイロットと親しくなることを避けてきたアメリカと、パイロットと衝突しながらも現場最優先でやってきた日本。


私はロッキードと複数のジョイント開発しているから守秘義務はあるため、詳細は述べられないが、F35構想が出た段階から何度も衝突して決別した。


ーーー2019年4月9日19時27分、79ー8705のレーダー航跡が消失してから2秒後、機体は着水した。


直ぐに米軍から通報があった。機体の制御システムのサーバーにアクセスして大体の位置情報を確認すると、当社の衛星カメラで、その瞬間を特定した。暗闇だから日中のような鮮明さはなかったが、はっきりと映し出された。


機体は海面上空14.5度・時速1469km/h(マッハ1.2)くらいに見えた。実際は海面上空は13.1度であったためもう少し遅い。態勢を整えようとして集中したロックオンの2秒間、次の瞬間、(音速の世界の2秒は長すぎるくらいで、)機体は天と地上を過って鳥が海面の獲物を狙うように一直線で突っ込み、着水した瞬間、機体と彼の肉体は大破して砕け散った。


戦闘機に乗るためにはウィングマークを取る。計器飛行といって、窓は外が見えないように隠して計器だけを見て目的地まで飛ぶ。視界ゼロの状態で目の前の計器だけで完璧に操縦して任務を遂行するのだ。パイロットにとっては最大の難関テストだ。訓練当時、視界は悪く、彼は計器以外頼れるものはない中、CPU制御システムの不具合が発生し、ヘルメットディスプレイは正解に機能しなかったのだ。ハンドルを左へきったら右へ行ったくらいのはなし。更にはデータはリアルタイムじゃなかった。


彼の魂は、CPU制御システムの不具合を確認した瞬間、体から抜け天へと飛んだ。


日本の閣僚から電話がきた。【私だ。例の件、いますぐ動いてくれ。マスコミへのリリースも忘れるな。責任は全て私が取る。】


私は子会社に命じた。
「F35、海上で墜落。捜索を行うから水中聴音機を用意して。」


場所的にいうと、潜水は最浅で800メートル必要で、最深いなら2500~4000メートルあった。着水位置の真下を探査しても意味ない。なんせ深海から機体を引き揚げるのは元々技術的に難しく、場所を特定するだけでも試行錯誤は必要だ。


ふだん目にしている浅い海は全体のほんの一部で、海底95%は深海で光が届かない暗黒の闇の深海だ、ヒトの想像を遥かに超える未知の世界で、静かだと解釈しがちだが実際の水中は空気より振動することから、1キロメートル先の音も確認することができる、潜水艦なら10キロメートル先のアタックは可能だ。よって海底の表面探査は新種生物の採取程度のロボット技術になるが、深海は静かすぎて音が通り雑音だらけなので通常のやり方では太刀打ちできない。


先ずは人工物(機体)と深海生物や鉱物などの接触音をアルゴリズム化するために、水中聴音機を海底に沈め20日間毎日録音調査を行い、エコロケーション(反響定位)を特定していく。次にこのデータと類似する場所を特定するために、水中聴音機で深さ4000キロメートル×半径1000キロメートルを録音し続けていく。深海のどの場所なのか特定したら、つぎは潜水探査によってカメラで確認して潜水士の出番だ。


沢山の人が遺体の回収を神に祈った。


私は埼玉県入間基地にある入間気象隊にお願いした。F35が海で墜落して大破した。当時の海の環境と上空のデータが欲しい。入間には激震が入り、夜なのに大勢のスタッフが基地へ戻り対応した。今度はそのデータと機体のフライトデータ、墜落の映像をアルゴリズム化したデータを合わせ、着水から海底へと沈む過程の解析を急がせた。


私は言った。
二週間海に触らなければ回収できる遺体のカケラは出てくる。


西東京の米軍横田基地からC1輸送機(お尻が扉の大きなダンボ機、時速800km)が飛べると連絡がきて、都内にある米軍オフィスは機材を横田基地まで運ぶために当社の東京オフィスまで向かったと言った。ロシア政府軍から、北方領土からロシア戦闘機がマッハ2.5で向かい警護するから、場所を教えてくれと問い合わせがきた。(日本の政治家・学者・評論家・マスコミは、ロシアと中国は墜落した機体を狙っていると嘘をついた)翌日、アメリカとロシアは海面に浮く機体の複数のパーツを回収して、米軍が水中聴音機を沈めてくれた。(日本政府は官邸不在で空自の出動命令を出さなかった。)


日本政府は言った。
「フライトレコーダーは回収できるのか」


「だから言ってんじゃん。F35の機体は全てCPU制御システムで管理されているって、なんでレコーダーなんだよ。サーバーにアクセスしたらいいだけじゃん。バカなの?」


(日本政府の命令なしな)海上自衛隊・アメリカ海軍・日本の海底探査のJAMSTEC(ジャムステック)・海底探査の日本唯一某民間企業・日本の領海でアメリカ軍と海底遺跡発掘調査している米オレゴン州立大学・日本唯一の民間の潜水技士(技術者、当社の子会社)。その中で深海探査・採取で強いオレゴンが最高トップに立った。


チタン製のケースに収めた水中聴音機を沈め、録音を開始すること23日目、騒音に満ち足りた海からパイロットの肉体と機体の音をキャッチして、それぞれの専門家が目的地へと出発した。昼夜問わず任務にあたり、墜落事故からおよそ一ヶ月後5月4日~5日、深海から大破したフライトレコーダーや機体の複数の一部を回収した。以降試行錯誤は一ヶ月間ぶっ通しで続いた。


6月4日、(参加していない)一切関知しようとはしない日本政府は捜索を打ち切ると公式発表したが、現場では作業続投、政府発表2日後、2019年6月6~7日遺体の一部が回収され霞ヶ関は公式発表した。以降8日間に渡り、彼の体の一部と機体の一部の複数を回収した。


彼のご家族と三沢基地の愉快な仲間たちは震えが止まらなかった。


私はロッキードの本部に電話した。
この度はご支援ありがとうございました。ちょっとお話しなければなりません。しかし、今は混乱しているため、また改めて。ーーロッキードは絶対に謝罪しないことは分かっていた。


2016年の春頃、悪意ある素粒子の影響で毎週米軍機が墜落して、日本社会には物凄く不安を与えた。その背景では、日米共に墜落すると、それぞれ適したスタッフを派遣して支援し合い、ずっとやってきて、そこへ日本駐留が決まったイギリス・カナダ・オーストラリア軍なども加わった。みんな、みんな、助け合いながらやってきた、そして今回も。


ロシアのサンクトペテルブルグには米国ロッキード社の分室があり、サンクトペテルブルグ~東京間は軍用機で飛べば2時間(民間なら3時間)以下で到着するため、墜落翌日には東京入りした。


ロッキードからF35組み立てを引き受けた三菱のエンジニアは三沢入りしていたが、私は墜落の一報を受けてから、一度もF35のパイロットがいる三沢基地には行っていなかった。パイロットが話をできるのはエンジニアしかいなかった。東京では、官財の設計士やエンジニアが集まって、F35に乗れ、というのは酷だろうと囁いた。


米国トランプはF35を購入しろとは言っていない。元々、ロッキードはF35を日本に営業していない。民主党政権がロッキードに接触して段取りして、次の自民党政権に引き継いだ。理由は簡単だ、F35の技術を日本を経由して中国へと密輸することが目的だ。防衛省には記録が残っている。100機購入については後ろめたさと金融緩和による米国の対日本の貿易赤字が大半の理由を占める。


F35は沢山の技術や部品を抜かれ、米国では国際犯罪・残業スパイ立件へ向けて情報部が調べているが、その影響もあり、F35は機体もCPUもよりガタガタになったのだ。トランプとしては日米貿易赤字を解消したいのであり、軍産に限らず日本が輸入してくれるなら何でもよかったのだけど、海勝負な日本だからこそ、配置は難しいF35をなぜ日本政府はドカ買いしたがるのか、かえって米国政官財軍に不信感を与えた。

私は宮城県にある松島へ行った。
日本三景の1つで311では酷い津波で被災した。今では復興しているが、姿形は変わってしまった。三沢基地はあの時、完全に被災して軍用機は1機も飛べず、三沢は何をやっているのかと非難された。(実際は滑走路が地震の影響でガタガタで飛べない、動かせなかった。)311では、三沢で大の男が、沢山の自衛官が泣いている姿を見た。


三沢基地ではみんなが待ってくれていて、私は質問した。

F35に乗りたいヒトは手を挙げて。
F35に乗りたくないヒトは手を挙げて。
私はパイロットの解答を持ち帰った。


日本政府は事実を隠蔽してパイロットによる空間認識を間違えて操縦を過ったことによる墜落だと発表した。(機体が傾いているのか、水平なのか分からなくなる、ベテランでも起こりうる現象のこと)


報告書を提出する当日、ロッキードのテストパイロットが米国から来社した。


F35日本導入には何年もかかった。まず日系メーカーはロッキードから提供された図面や仕様書等により、F35組み立て・メンテナンスを勉強する。→今度は日本でロッキード指導のもと実際に1機をつくる、その時、最初のテスト飛行で操縦したテストパイロットが来日したのだ。彼は日系メーカーが組み立てたF35でアメリカへ飛んだ。今回、墜落した機体がまさにそうだ。


彼は当社の東京オフィスで分析結果を確認した、ヘルメットディスプレイは不具合、尚且つ、映像はじめデータはリアルタイムではないことを確認した。それなのにどうやって計器を正解に把握して操縦するの。彼は三沢入りして日系メーカーとパイロットと何日も対話を続けた。


私は日本向けの報告会で言った。
「貴殿方は自衛隊全体で最難関の任務をご存知でしょうか。それは迎撃システムの運用です。人を殺害したり乗っ取られた島を海から地上へ上陸して攻撃・奪還することではありません、迎撃システムです。空と地上のチームワーク。いくら技術が進んでも、それを使うのは人間だから、ヒトに適した設備と訓練とチームワークが無ければ迅速には動けない。それ故、警察や政府軍・自衛隊の中でも、機械ありきりの任務は最も難しく、いちばん団結力を要求される。貴殿方はパイロットにとって、機械の操縦は何よりも難しく、機体の制御システムの全てをCPUにすることが、如何にパイロットの危険と恐怖になっているのかわかっていて、F35を推したのか。人殺しは武器じゃない、貴殿方だ。」


今の自衛隊の現状。
戦闘機のパイロットを用意できるのは、あと5年か7年。とにかく志願者がいないのと、早々と退官してしまうことから、パイロットの年齢は40代が平均値になり、老体に鞭を打っている状態で、現役の今のパイロットが引退したら、もう態勢を維持することはできない。今はパイロットや陸空海に限らず、とにかく退官者が多く、新しく入ってもどんどん退官して後を引き継ぐ人間がいない。現場の自衛官は日本政府と防衛省と自衛隊本部にはついていけない、もう、自衛官には権力者の事務方に対する不信感しかない。集団的自衛権から始まった蓄積した我慢が爆発している。


(今回の吉本の騒ぎと似ているな)現場を無視した一方的な命令・支配・監視、貴殿方とは一緒にやれない。


ーーー政治家・学者・評論家・防衛省の幹部・自衛隊の幹部・軍事アナリスト、全員素人。素人が権力を握って採用権を乱用し、素人の沸騰した脳ミソから飛び出したくだらない見栄やプライドのために、現場のベテランは汚れ仕事をやらされ、素人がベテランを殺害しまくり。そんなに人殺しが好きなら、君たちに武器を持たせて現場の最前線に招待するわ、自分たちでやんなよ、必ず君たちを最前線にぶっ込んでやるわ。軍事力肯定派なら、王室であろうが、公爵・伯爵家であろうが、政治家・学者・評論家・軍事アナリストであろうが、一般人であろうが、身内から軍人を出すのが民主主義国家の鉄則で、そんなことはどこの国でも当然のルールだ。それが出来ない、言っていることとやっていることが違う連中を独裁支配者、悪党というのよ。私には愛国心言っている奴が悪党に見えてしょうがない。愛国心ほざくには相応しい人間なんていないじゃない。


自衛官と若者たちは永田町を見透かして愛想尽かした。


そして私は強く言った。
「だから言っているじゃん、F35を志願するパイロットは一人もいないって。」


(ロッキードは予定より早く制御システムのバージョンアップを決定したと発表したが、アメリカ軍はF35の運用は見送り、40年前開発したF15を採用した。しかも、F35はやめて、日本が引退を決定したF15を80機購入することを決定した。しかし、日本政府はF35の購入計画の変更はなし、制御システムはバージョンアップしていない、不具合だらけなのに訓練を再開した。当社は制御システムの再設計に加わることになったが、バージョンアップには軽く5年はかかると見ている。)


亡くなられた彼はなんて言うかなー。
残念だけど、日本の政治家・学者・評論家・軍事アナリストは何人のパイロットが死のうが、何人の自衛官が死傷しようが、喉元過ぎたらなんとやらで、無視しとけば無かったことになるくらいしか思っていない。



ーーー
https://ameblo.jp/mahiko-ran/entry-12502527244.html
ミイラを追いかけ続けたら、最終章(おまけ)
2019-08-07 17:56:12
↓↓↓コピペ
私は独立してから25年になるが、沢山の日本人が、なにゆえ日本はジェットエンジンさえ開発出来ないのか、新しい開発をやろうとすると必ず米国に潰されていくと豪語した。


それは、日本はホワイト国ではない、優遇処置から外されているからであります。たまたま日本には様々な世界オンリーワン技術があることから特例解除は沢山あるため、ちょっと分かりにくいでしょうが、日本は元々戦後国連で警戒国指定され、広島長崎の原爆の真実・戦時中世界最高位であった大量破壊兵器開発・製造の史実を公表して然るべき対応を取らないと永遠に制約条件の解除はないし、自由に開発することはできません。それゆえ今でも米国さえ日本が軍事力を持つこと、自由に開発する事を禁じます。


東京裁判では太平洋戦争は侵略戦争だと認められました。ならばなぜ侵略戦争なのか、それは国際法上、政府軍を海外派遣する際には現地政府の許可が必要なのに、日本政府は何一つ手続きを踏まないまま、土足でアジア諸外国の空・海・地に上がり込んだので侵略戦争だと解釈されたのです。しかし、裁判中日本の政治家は、そんな法律があったとは知らなかったと反論して何一つ反省することはありません。日本は米国の統治から抜ける際には、日本国民の生活が落ち着いたら史実を公表して然るべき対応はすると約束したが、実際の日本は約束を放棄して東京裁判の動画の生フィルムを非公開にして、更には日本の正統性を主張するためなら幾らでも嘘をつき、はなしはねじ曲げ、散々精神論を並べ立て今日まで来たのです。


官財B派は分かっているし、日本はまた同じ過ちを繰り返しているから、戦後一度も政治家・学者・評論家には心を開いて来なかった。東京裁判はあくまでも裁判なのであって、日本側の精神論は通用しないのよ。情けをかけるとは、法律や制度設計を尊重し、互いを支え合い、共に生きた先にあるもので、罪の意識もない、一度だって反省しない、反省を未来へ生かして成長していく、それらをやってこなかった連中にかける情けはないのよ。


コピペ終わり。


この記事をアップロードすると、大勢の日本人は驚いた。リーマンのずっと前、ナナさんの会社を外資系転換させたのは日系老舗大手、日本は貿易規制かかっていて自由に研究開発・貿易・契約できないから、日系理工パイプ役をやれと指示を受けて外資系転換したナナさん、ブログでも記していたけど、もしかして日本はホワイト国じゃないから?


(軍事技術特許出願は一般の特許出願とは異なり、基本は民生品の技術転用は不可能で、技術的に古くなると民生品に転用するのだけど、日本はホワイト国じゃないから軍事技術を民生品に転用できない。そういう制約条件を含めて日本は開発してきたのだけど、分かっていて日本の軍事技術を批難しているわけ?)


「そうだよ、日本がアメリカ以外から軍事機器や武器を調達できないのもそのためだ。たとえば、戦闘機を開発しても、戦闘機の技術を民間旅客機に転用できないし、その反対も禁止されているから、研究開発費用は米国の2倍かかるし、あれも、これも、日本は独自開発はできない。原子力発電所だってそう、昔は大半の国が開発・建設規制かかっていたが、日本は今でも原子炉の独自開発・製造は禁止されたままだ。(日本の原子炉の設計はアメリカ)そもそも、日本だって旧ソビエトと同じようにホワイト国じゃないから、原子力発電所そのものの研究開発・建設・運転は禁止されたままだ。いまは特例解除されているだけ。軍産だって、日本はホワイト国じゃないから、海外で軍事機器や武器を販売できないため、イギリスとロシア1機ずつしか売れなかったし、軍産の営業をすると意気込んだ安倍内閣が営業をやめたのも、それが理由だ。」


(三菱のF35組み立て事業の大赤字をどーするんだよ。)


日本の軍産の年間売上高はそれぞれ1社に対して3000億円から数百億円で、軍産・理工としては小さく世界軍産の最下位であり、しかも数を売れないから黒字どころか大赤字だ。通常、重化学は1コ軍事機器開発やるなら、5000億円の年間売上高を見込めないと製品化しない。


自民党は日系企業は軍産が採算合わないと分かっていて、安倍は日本の軍事機器を営業すると意気込み、外遊を開始したが日本がホワイト国じゃないと知らなかったのよ。なんせ日系軍産には何の相談もなく、いきなり軍産営業を発表した日本政府にドン引きしたもの。そんな安倍は三菱に何の相談もなく、いきなりF35の100機買いを決めてきてしまった。安倍は三菱を潰して中国に買収させるために、そんなことやっているのか。三菱を外資系に売却したら国際法違法行為ですけどね。


どうやら、日本の政治家・学者・評論家は、戦後70年間、散々はなしをすり替え、他人に責任転嫁して嘘をついてきた結果、自己洗脳のスパイラルから抜け出せず、そのまま、何が真実であり何が嘘なのか、さえ、分からなくなってしまったらしい。あるいは、単純に無知なのか、または悪意を持って他者を陥れるためなのか。


当事者である官財は忘れることなんて出来なかった、とてもじゃないけど。


経済界としては、確かに日本政府に対して日本の軍産は採算合わないから何とかしろと言ったけど、それは史実を公表して研究開発の規制解除・ホワイト国をゲットしろ、という意味で言ったのであり、海外営業しろなんて言っていない。更に今度は、日本国家は公金が底をつき、軍産関係の支払いは難しくなり、再契約(支払い再計画)を要求した。ついに重機のコマツは日本政府に対して愛想つかして軍産撤退を決定した、日本は軍用車さえ用意できなくなるよ。日本政府は軍事機器・武器を分割で購入しているが支払いは滞り、5兆円の支払いの見通しが立っていない


なんでこんなことになったかー。


ボスたちは直径1メートル級の見た目は真っ白な紙飛行機の偵察機を見せた。これはいま、あちこちの政府軍が導入しているが、同時期に開発していたのが、米軍の戦闘機ふうのグローバルホーク。グローバルホークは、米国ライアン・エアロノーティカル社によって開発された無人航空機。現在は買収先のノースロップ・グラマン社の製品になっている。攻撃能力を持たない純粋な偵察機であるが、なんで日本政府はグローバルホークを買ったんだ?ナナの会社の紙飛行機でよくねーか。


紙飛行機は軍事技術の集大成だから、たとえば一部の技術をライセンス化して自由販売することはできない。日本はホワイト国じゃないため、海外から自由に技術を持ち込み販売することもできないから、ナナの会社の日本の客は官財学の一部の特例解除のみ。


太平洋戦争時中、紙飛行機くらいの大きさの日本の偵察機は今のドローンよりハイスペックで機体は安定して、偵察機なのにビビったフランス軍が撤退したエピソードがある。ナナの会社は当時の偵察機を改良して、更に新しい現代技術を駆使して、世界最高位の偵察機を完成させた。アメリカ軍は戦闘機並みの大きさで、こっちは1メートルだぞ。


戦後70年間、ずっと、ずっと、日系理工はホワイト国じゃないから、不利な制約条件下、散々苦悩を続けてきた。いつか、若者には自由に研究開発させてやりたい、先祖代々、日系理工の悲願だ。ナナに帰国しろって言えるか?こんな状態で。


2010年、中南米グアマテラ付近の国の副大統領が来社した。


財政経済は事実上破綻して、国民の社会保障の入金は遅れ、公務員のお給料はストップした、このままではハイパーインフレになる、財政経済破綻して内戦化する。しかも近隣国とは300年に渡り国境沿いで衝突しており、いまは最悪な状態、いつ空爆になるか分からない。欧米圏に相談したけど門前払い。リーマンショック・東日本大震災の日本の経済界の記録的な成果を聞いた。ダボス会議で日系企業に接触して、経営ノウハウを提供してもらうことを考えたが、そしたら経団連は他者の外交問題には一切タッチしない、その辺まで踏まえ相談に乗る日系ならナナさんの会社しかないんじゃないのかと聞いた。


うちの幹部はドン引き、英語もろくにできない。しかも、驚くことを言った。アメリカ共和国の仲間入りしたくて相談したら門前払いされた、アメリカは冷たい。いやいや、アメリカは共和国を募集していないよ、てか、いまも、むかしも。募集しているのはヨーロッパのEUとイギリス連邦だ。イギリスは3ヵ国が審査待ちだけど、面倒見るための資金が用意できないから審査は止まっている、いまはどこも募集していないよ。(ええええっ?!)よって、日本も募集していないし、てか、日本が共和国だった時代はない。(もっとびっくり)


ーーー日本共和国の一員になりたかったらしい副大統領。じつはこういう勘違いはわりと国際的にあるのよ。(日本の官財は大爆笑したっけな、)


うちの幹部と話し合い、即断即決OKして財政経済破綻状態から脱却させ、社会保障と公務員のお給料の支払いを開始して、年末までに間に合わせた。


先ずは、軍事的に国境沿いで衝突しているため、その国境沿いの土地を丸ごと買収した。しかも内陸部十数キロメートルに渡って全て当社の名義で買収した。そこにでっかい日本の国旗と当社のロゴマークの旗を立てた。つまり、近隣国にとっては、国境沿いを軍事攻撃して、当社名義の土地に着弾すると日系企業を軍事攻撃したことになるのだ。これだけで相手国は武装解除した。


なんてことはない、世界の大半の国は日本が戦争しない国、70年間一度も戦争していない国だとは知らないのだ。日本の巨大資本と、当社に対するリサーチで、下手したら、当社の巨大資本で軍事機器と武器を買い付けて軍事介入されたら、近隣国は1日で滅亡するレベルだから、桁違いな資本にビビりまくったのだ。


リーマンショック・東日本大震災のとき、ギリシャは4500億円のお金を用意できなくて財政破綻まっしぐら。ギリシャは元々手当たり次第にあちこちから借金して、国家の最後の砦のIMFからも借金して、尚且つ、ギリシャは毎年何度も借金返済は遅れ、どんどん金利は上がっていった。IMFはイギリスも融資を受けて計画的に完済しているが、契約通り返済出来ていたら問題ない仕組みなのに、いつも行き当たりばったりなギリシャは何度も返済を滞るから金利の火だるまになった。なんせ、一年間の前半で国家予算を使いきってしまうような国であり、国民は年収500万円とか700万円のサラリーマンは毎月のお給料振り込みから二週間で使いきって、給料を上げろと不満だらけ、という日本では考えられない金融倫理の国なのだ。それゆえ、ギリシャ人の民族性を知っている人たちには、ギリシャの主張は胡散臭いと警戒したし、民族性通りの結果をもたらしたと言えた。そのギリシャは東電に噛みついた、東日本大震災では、政府は東電に1兆円ずつ公金を投下していて、どうして東電には金をくれてやるのにギリシャにはくれないの!!ずるい!!私なら東電に一発で5兆円を投入した、投資家が離れたのは福島原発が原因ではない、東電が倒産すると思ったためであった、ならば投資家を取り返すために5兆円を投入した方が早い。


わたし、笑っちゃった。
資本上、ギリシャより東電の方がでっかい!!
この心理を利用した。


当社の幹部は国境沿いにあった灯台にあがりりと日本の漫画のキャラクターの真似をしたり、笑うセールスマンやってみたりした。誰が見ても、(ぷっ)と笑っちゃう感じの。彼の派手なパフォーマンスを確認した近隣国の政府軍は唖然としてポカーン。そのうち最高司令官が出て来て、指をさして笑いながら日本のアニメの物真似をする。お互い笑っちゃって、うちの幹部はジェスチャーで、そっちに行くからと示すと、近隣国の政官財軍はウェルカムで国境を飛び越えた。


あとは散々あっち側の言い分を聞き、互いの落としどころを見つけ、もう1ヵ国を合わせて3ヵ国・国連承認・永久停戦へシフトした。


財政経済破綻については詳細は省くが、国の金融システム・財政の仕組みと、その傘下にいる国民を繋ぐCPU上の仕組みを改良して、新通貨として新たな仮想通貨を発行することで、仕組みのお金の回転を繋いでくための電子マネーを発行して、勝手に仮想通貨を基幹通貨に換金して動かした。基幹通貨は10円の価値しかないなら、仮想通貨は100円の価値で、国民と国は元々つかっていた通貨を使用しているつもりだが、主役の通貨を新たに発行した通貨にして通貨の表裏を錯覚させたのだ。つまり、仕組みを繋ぐためだけに存在して、実際は存在していない仮想通貨だ。(説明はへたっぴでごめんなさい、)これを日本でやると銀行の手数料はゼロになる。次の世界金融システム以降までの仕組みなので、あくまでも一時のお楽しみになるがメガバンクで決定した。


とにかくいまは緊急処置として欧米圏の特例解除命令をゲットして対応したから、次の対応は年明けやりましょうと言った。元々、次の世界金融危機以降、移行していく世界金融システムがあって、欧米日・イスラエル・ロシアは合同開発しているが、その一部を切り取り実装してみた。たぶんこれが存在しているが、存在していない、繋ぐ役割しか果たさない仮想通貨の世界初で、日本で仮想通貨と言うようになったのは、当時の実装に関わった人間が入り口になったためだ。


しかし、日本の官財B派は怒り狂った、余計なことやるんじゃねーよ!!元々官財にはあった、歴代日本政府は外交がまったく話にならないから、官財が海外で問題を起こしても力にはなれない、よって官財レベルで対応可能な範囲で動け。さもなくば現地でくたばれ!!日本の政官財は助けない。失敗したらどうするつもりだ?下手したら3か国は本格的に開戦して、国境沿いに立てた旗の日本は巻き込まれた。そうなっていたら、お前らの首だけじゃすまないぞ!無断で日本の看板を乱用するな!せめて領事館の許可を取れよ!


我々は素直に無茶をしてごめんなさいと謝罪した。しかし、こっちは黙っていない。彼らは二度と戦争はしない、大量破壊兵器は持たない、協力しないと約束して誓約書つくって国連の承認を取ったもの。


「なんだか、むかつく!!その日本の官財の態度はやだ、いつものマイナス思考やだ、」


「ここまで言っても、お前らには分からないのか!」


「大戦前、日本は国連議会で全ての貿易国を失い、終戦後、米国に統治され、日本の官財は貿易再開するために世界各国に貿易交渉を行うが一か国もゲットできなくて、復興のアシストで日本上陸したアメリカのゼネコン、グレイ建設が米国最高経済団体を説得して、これじゃ日本人は可愛そうだ、アメリカは日本を貿易国として受け入れようと温情をかけ、日米貿易は再スタートしたが、それでも日本はアメリカ以外の貿易国はゲット出来なかった。そんなとき、世界で二番目に日本と貿易をやると立候補したのがグアマテラはじめ周辺国だ。彼らは言ってた。ラジオや新聞で日本国民の現状を知って、可愛そうになって、何か力になれるのではないかと立候補して日本の産業界を受け入れたが、そしたら日系企業の産業界は凄くて、今でも日本の産業界がいてくれるから何とかやれているって。もちろん、地域や宗教柄、流産した女性が死刑になったり問題は多々あるから、日本は公言できるような国ではないが、戦後日系企業が何があっても撤退しないでやってきたのは、当時の恩があるからでしょう。それなのに、どうして放置するの?3ヵ国は私のラスボスに会いたいと言っている。」


うちの幹部の○○くんは悪くない、うちの幹部は悪くない、八十代までいる執行部のおじいちゃんたちは悪くない。彼らが教えてくれたの、だから、ナナ、この案件は断れないぞって。


ボスたちは盛大に招かれ現地入りした。空港から首都までの数十キロメートルには政府軍の兵士や警察官が並び、延々と敬礼。最初はペコペコしていたけど途中でやめた。ボスたちは知った、はあ?!ナナ社は政府軍を買収したのか?!


うん。
なんかさー、企業のM&Aとか飽きちゃって、前々から政府軍の買収を狙っていたのよね。欧米圏がOKしてくれたからやれたんだけど。ひとまず、最低限の軍事機器と武器を残して、あとは高級品の軍事機器とか武器は中古品として諸外国に売却して、その代わりロケットランチャー(手持ち、設置型のちょーちょー短距離大砲)をいっぱい購入したの。4トントラックの荷台に設置するいちばん大きいタイプ、価格は1セット5000万円でお得だし、国境警備なら、それで十分でしょう。軍事費を下げたんだけど。だって開戦しないなら最低限でいいじゃない、あとは警察官を訓練して兵士並みの射撃、戦闘技術さえあったら問題ない。


スイスは永世中立国だと有名だけど、これは世間がイメージするような美しいものではない。100年以上前、スイスは大陸戦争の中、人口200万人にして遂に大国に植民地支配された。そこでスイスはドイツ・フランス・イタリアに直接交渉して、二度と戦争はやらない、貴殿方の国境を攻めたりしないから、スイスを独立させてくれと交渉成立させ、独立宣言したが、これは、別に、戦争はよくない、とか、人殺しはよくない、とか、倫理的な話ではなく、スイスさえ安全ならあとはどうでもいい、誰の味方もしない、誰の敵にもならない、他人が幸福だろうか、不幸だろうが知ったこっちゃない、スイスはスイス一本でやっていく、という解釈なのだ。スイスが戦争をやらないって決めたのは、軍事力は金がかかるから、軍事費を国民の内政へあてると考えたためだ。それ故スイスの政官財軍は欧米東西に対しても辛口であり、言いたいことは言うし、やりたいことはやるのだ。洞爺サミットのとき、スイスの首相が日本のマスコミを通して、日本人は何をやっているんだ!!いい加減にしろ!!と怒鳴り付け、マスコミは生放送したエピソードがあるが、スイスの政官財軍が説教を始めると何時間も続く世界屈指の辛口大国なのよ。


コスタリカは国民投票で軍事力を放棄した国だけど、コスタリカもまた日本人がイメージするような平和的な解釈ではない。軍事力を放棄したとは戦争はやらないという解釈だが、解散した政府軍の高級な武器と軍事機器を売却して、警察官の沢山の武装部隊を結成して、この部隊は通常の政府軍の地上戦よりも派手で容赦なく撃って撃ちまくる、国際的に見ても極めて野蛮な警察組織だ。しかも国境沿いから全国に配備した。その国境とは海もあり、日本的な海保を残して、1ミリでも異国籍の漁船が侵入したら撃ちまくりで容赦なく全員殺害する、過激な警察組織なのだ。コスタリカはただ単に高級な軍事機器と武器を持っていたら安心するけど、持っていても使い道はないし、財政的に維持できないから、高級な軍事機器と武器といえばの政府軍を放棄して撃ちまくりOKの警察レベルの対応まで下げた、というはなしのだ。


それを中南米でやってみたわけよ。

なんかさー、アジアが安住の地になったら、自衛隊の高級な武器と軍事機器は最低限だけ残して、あとはもう要らなくないか?(日本の警察官は撃って撃ちまくる?うわーいまでも想像できないけど警察レベルまで下げようよ)


ボスたちはひたすら謙遜して、当社から政府軍を買収することを決定した。やっぱりこうなるよなー。


私は、ボスたちが円高で大変という話題を取り上げたので言った。

「だったら、CPUの中に架空の第三国をつくって、仮想通貨を発行して、300円くらいの円安にして一般市場で仮想通貨と瀕死の日本円を売ったり買ったりしたらいいのにー。そしたら日本全国・大手から中小零細企業まで助かるかも。」


はあ?!おまえ、絶対にやめろ!!それじゃなくても国際社会から散々睨まれているのに、それこそ日本は完全に怒らせ、資源・貿易・産業・流通を維持できなくなるぞ!中南米の国々は笑ったけど、その中南米の助けを求める声をシャットアウトしたのが欧米圏の政官財軍・マスコミであった。だって財政破綻状態だと報道されたら、金融市場は反応してハイパーインフレになることは目に見えているから、無視してやるから、いまのうちに再建しとけ、という意味であった。


大半の国は多角から考えられないから、無駄なすれ違いを招くことは分かっていた。少々丁寧に説明しないと。わたしはよく分かっていた、これまで、欧米日はできても、新興国と途上国はできないから、諦めた仕組みはたくさんあった。


リーマンのとき、欧米企業が日本企業に対して、なぜ外資系買収をやらないのかと追及した。日本企業の本音としては買収額だけでも高額なのに、再建まで入れたらお金は幾らあっても足りないと考えたのだけど、私は、だってバブル全盛期の頃、買収しまくって飽きた、買収しても面白いことなかったし、リスクを取ってまで欲しい企業ないんだもん、なんかもっと面白いネタを持ってきてくれと答えた。ボスたちは欧米以上に発狂していたけど、今のままじゃつまんないじゃない。


ボスたちは言った、軍事開発は採算合わないから程々にしようぜ、今時、ホワイト国になっても、民生品の開発は電力離脱・半導体離脱以外は成熟しているから、ハイスペック過ぎる軍事技術は転用しても不人気で客を確保できないんだよ、時代が違うんだよ、ブラウン管のテレビに液晶画面入れても客は買わない。


日本の経済界は思っていた、もう、もう、軍事技術を頼るのは時代遅れだ、そんな時代はとっくに終わった、別の方法を考えるしかない、




2019年1月、経団連は発表した。

ちょー円高になっても経営地盤を保てるよう経営構造の改良は完了した。日本の経済界トップ4500の企業は日経平均株価3000円でも経営維持できるようになった。その経団連はさいきん、韓国の自動車産業界は倒れると号令をかけた。


さいきん、カンボジアの過剰債務・債務不履行の報道が一気に増えている。興味ある方はウェブでご確認頂くとして、国民の3人に一人が自己破産の状態に陥り、国民一人頭の借金は米国どころではなく、計算でいえば日本人に比べると4倍くらいの借金で多重債務者だ。そんなカンボジアに入り込んだのが中国で、以前話した、中国に支配された東アフリカ諸国のようになっていて、街は中国人と中国企業だらけで、もはや中国に植民地支配された国だ。


そんなカンボジアのことで中国の財界から連絡がきた。中国はカンボジアをチャイナマネーで買収してカンボジア国を解体、解散させ、吸収合併に着手する日を決定したと。日本人の皆さんはぼさっとしていると、日本もこうなると、よくカンボジアをチェックしといてね。


そこで、ある時、沢山の日本人は尋ねた。

1000円札を10回転させると一万円になる。回転は遅いと不況、回転は早いとバブルというが、回転数を具体的に表現すると、どんな感じになるの?


リーマンショックの回転率でいえば、トヨタは10分毎に100億円を失っていったが、米国ビッグ3は1分で100億円を失った。次の世界金融危機はもっと酷くなるし、中国の回転率はアメリカより酷く、金融システムはカンボジアと同列だ。その中国がカンボジアを買収して解散させるというのだから。世も末だわ。


(ええええっ?!)


「ユダヤ陰謀論者の多くはまんまと騙されて、自分も被害者だと思っているんだろうか。」


「いや、自分を見つめ直すことができる人間なら、容易く陰謀論に騙されることはないし、気付いたら切り替えは早いものよ。病んでいる、危険だ、だから騙された、そうじゃないでしょ。彼らを選んだ瞬間があったのよね。あいつらにはみんな騙されたけど、私もしてやられたけど、国だけはそうならないで欲しかった。」