顔面神経麻痺が完治する為にステロイドの次にやったことは、

 

鍼治療です。

 

結果的に気づいたことですが、

 

この鍼治療のメインは、顔面神経への血流改善です。

 

初期の治療開始だったこともあり、自分は一度も顔面に鍼は刺していません。

 

首・肩の凝り改善、顔面神経に関する身体の反射ツボの刺激です。

 

顔どころか、首や肩にも鍼を刺していない。

 

手や腕、脚、お腹、背中でした。

 

ステロイドの投与が終わると、西洋医学的治療はほぼ終了となります。

 

ステロイド投与が終わったからと言って、劇的に顔が動くなるようなこともなく

 

このまま何もせずに時間の経過を待つだけということに疑問を感じました。

 

入院中にいろいろネットで調べると、鍼治療も一定の効果がある様でした。

 

ドクターに鍼治療を相談しましたが、「エビデンスはない」とあまり積極的ではありませんでした。

 

でも、このまま何もしないという選択は自分にはなかった。

 

退院し、数日は身体が辛くて動けなかったので、退院して数日して鍼を予約しました。

 

発症10日目でした。

 

電車で行ける体力もなかったので、自宅からタクシーで往復しました。

 

鍼治療にタクシー往復で2万円くらいしたと思います。

 

でも、背に腹はかえられない。とにかく必死でした。

 

その時期、その鍼灸院は混んでいて、次の予約は1週間後でした。

 

治療は時間との勝負の面を感じている中、

 

1週間も間を開けることがもったいないと感じました。

 

そこで、もう一つ鍼灸院に行くことにしました。

 

本当は2つの鍼灸院を並行させるのは良くないと思います。

 

ただ、どちらも今回初めてお世話になる鍼灸院であり、どっちが良いのか見定める目的と

 

予約が取れなかった穴を埋めるためにも最初の1週間は2箇所行ってみました。

 

2箇所目は2回行きました。

 

結局、最初に行った鍼灸院の方が自分的に手応えがあり、そっちを継続して通うことにしました。

 

継続した鍼灸院には、週3回、全部で12回通いました。

 

鍼治療は全部で14回実施したことになります。

 

鍼治療で、13万くらいかかったと思います。交通費は別です。

 

最初の1週間は、タクシーや自動車で送迎してもらいました。

 

後は電車で行きました。

 

鍼の治療費は毎回高いなと思っていました。でも、早期の短期決戦で挑みました。

 

治療的にも経済的にも一番効率的だったと感じています。