図画工作 ガクマ(β) | 特撮好み

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「ゴジラ」「ウルトラマン」などの特撮関連のフィギュア,イベント,観光の話題を書いてる他、ソフビ人形を改造しての図画工作もやっております。

更新ペースはその日々の状況によりますのでよろしくお願いいたします。

 中古で購入したガクマ(β)のソフビ人形を可動できる仕様にしてみた。


 「ウルトラ怪獣シリーズ」のソフビ人形を可動フィギュアにする工作。
今回は『ウルトラマンティガ』に登場した岩石怪獣ガクマ(β)をチョイスして、一様の完成にまで至ったのでまとめたいと思います。

 使用したのは「ウルトラ怪獣シリーズ」[86]ガクマ(兄)
 『ティガ』放送当時に発売されたソフビ。
日本ではそれ以降再販されてないものの、中国では塗装クォリティをアップした仕様で限定発売されてる模様。
 タグ名義は「ガクマ(兄)」。初期の頃はそういう名義だったんだなw
ちなみにソフビの足裏の名義は「ガクマ」で区別なしの名義。
何気に色んな名義ありますが、とりあえずこの図画工作のコーナーでは現在定着してる名義「ガクマ(β)」で通していきます。



 ちなみに今までと違い“四つん這い”の怪獣だった事もあり中々手を出さずにいましたが、ガクマは以前から図画工作でやってみたかったウルトラ怪獣ではありました(汗)

 改造はいつも通り【ソフビに直接関節を仕込む】やり方。

 頭部の角は針金を仕込んで取り外し可能にして向きを変えれる仕様に。
 “四つん這い”の怪獣なので如何なる構成になるか不安あったのですが、首から執筆,腰と各仕様は概ね正統派怪獣と同じ感じとなりました。

 関節は口,肩,脚にボールジョイント、首,ひじから手首,腰,ひじから足首,尻尾にダブルボールジョイントを使用。

 サイズの良さもあってか、今回は特大ボールジョイントを多様に使ってる結果になりました。



 このままだとまだ見栄えが悪いので、仕上げの塗装を行い一様の完成。

 ボディは「つや消しブラック」。

 爪や背中は「機体内部色」
 角や背中横側は「レッド」「RLM23レッド」を混ぜた赤色。
 灰色部分はソフビの成型色のままでいいかと思い無塗装。
 仕上げに「Mr.スーパークリア つや消し」。

 やってはみたものの、まだ玩具感ある雰囲気な塗装仕上がりになってしまったか(大汗)
ただ、元のソフビ塗装がかなり簡略されてた分、だいぶ見栄えは良くなった気がしてます。

 『ウルトラマンティガ』第2話「石の神話」に登場したガクマ(β)。
 劇中でガクマは二体登場。
話の発端となった“採石現場の作業員を石化”を行ったガクマ(α)。
ガッツウイング2号がガクマ(α)を撃破した直後に出現しティガと本格的に戦ったガクマ(β)。
 生物を石化するという恐るべき能力、複数の同種が存在、舞台となる“久良々島”の「神獣」と呼ばれていた、など怪獣として多彩な魅力を持つ素晴らしきウルトラ怪獣である。

 背中と腹。
塗装したおかげかソフビ時から随分印象が変わった印象。

 ソフビの造形は爪や顔など細かい箇所が異なってる仕上がり。手脚の造形も若干異なる。
ただ、発売時期を踏まえるとまぁ良い具合に出来てる気はする。

 可動はそこそこ。
関節箇所が目立ってる点は多いものの、肘や膝関節は頑張れた気がする。

 先でも触れた通り、頭部の角は針金を仕込んで取り外し可能にして向きを変えれる事が可能。
ツノの向きなどイマイチになった点はあるも、これが出来てこそのガクマ(β)なので、やった甲斐はあったはず。

 大きさはご覧な感じ。
横幅の広さもありウルトラアーツよりウルトラアクトの方がぴったりなサイズ感かな。






 他色々…

 ウルトラアクトのティガと並べる。
悪くないサイズ感だと思う。
 それにしてもあの『ティガ』初期を飾るウルトラ怪獣というのに、同時期のゴルザ,メルバ,キリエロイドらに比べると明らかピックアップ機会が無いな…
ガクマ(β)対ティガ!
 関節面や塗装面と荒い仕上がりな点は多々ありますが、概ねは頑張ってやれたとして今回のところはここまでとしときます。