【越前】瓜生城(福井県あわら市) | マッハ4の城めぐりブログ

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みなさんこんにちは、私です。

今回は福井県あわら市、瓜生城(瓜生山城?)です。

詳しいことは調べていないのでよくわかりませんが、杣山城を拠点とした豪族、瓜生氏の城ではないでしょうか。この辺りには古墳がみられることから、「古墳ある所にお城あり」の謎理論のもと、城を求めて出陣です。

 

下三角登り口はここ。 山の中ですが車で行けます。

下三角防獣フェンスを開けて山に入ります。 フェンスの前に何とか駐車できるだけのスペース有り。

下三角目の前の山を直登します。 写真の方面から登るのが若干マシですが、非常に危険です。

 

やっとの思いで尾根まで登ったら、そのまま南へ進みます。

 

下三角北端の古墳らしき。 削平などはされていません。 更に南へ。

 

【 主郭北堀切 】

下三角主郭北下の堀切(堀切A)。 主郭上との高低差がかなりあります。 土橋は確認できません。

 

【 主郭 】

城の最高所に当たる主郭。 古墳については詳しくありませんが、おそらく前方後円墳を利用して郭が造られています。

下三角堀切を越え、北に設けられた腰曲輪的な部分から見る切岸。 おそらく前方後円墳の「円」部分を加工したものでしょうか。

下三角北に張り出した腰曲輪的なスペース。

下三角古墳を外周から。 何となく切岸加工されているように見えます。

下三角古墳の上は削平されていました。古墳は土塁として利用していたのでしょうか?

下三角西尾根側へ。こちらにも腰曲輪が設けられています。 主郭切岸を正面に捉えたところ。

 

下三角薮で少々形状確認が難しいですが、西尾根も巨大な堀切(堀切B)で防御しています。中央には土橋が架かっているように感じました。

 

【 主郭南堀切 】

下三角主郭南下にこれまた巨大な堀切(堀切C)。これで主郭から派生する三方の尾根すべてに堀切が設けられていることが判明しました。

下三角長い土橋が架かっているのも特徴です。

 

【 南尾根遺構(堀切×3、 曲輪) 】

古墳を利用した曲輪、堀切が設けられています。

下三角古墳が曲輪として利用されているようです。

 

下三角薮に隠れて土橋の架かる堀切(堀切D)

 

下三角これを堀切と呼ぶのかは微妙ですが、箱堀形状の堀切(堀切E)

 

下三角南端の古墳らしき。 北端のものと同じように上部は削平されていません。

 

下三角南端古墳から南と東へ尾根が派生しますが、東の尾根の根元にうっすら堀切(堀切F)

 

古墳を利用し、堀切で防御を固めたお城です。

訪問には危険が伴いますので自己責任でお願いします。

2021.12.03