2024年1月13日 土曜日


年末には妻方の親戚に不幸があったり、年明け早々には大きな災害や航空機事故などが発生したりと、とてもお祝いムードになれないまま、お正月が過ぎてしまったマフディです。


この度の能登地震や羽田空港の事故で、大切なご家族を亡くされた方には、心よりお悔やみ申し上げます。


また、被災されておられる方々には、お見舞い申し上げるとともに、一日も早く、心休まる日常生活が取り戻せますよう心より願い、お祈り申し上げます。


そして、ブログをご覧いただいている皆様、昨年はありがとうございました。


本年も、どうぞ宜しくお願い致します🙇🏻‍♂️


では、早速で大変恐縮ですが、


昨年の夏に予約していた氷上ワカサギ釣りで使用する限定販売のテント、バリバスのペンタゴン3は、とりあえずゲットできました。


でも、年の瀬から用事と仕事に追われ続けているので、実釣行は来週か再来週以降になりそうです。


天候や体調次第では、ズルズルと‥‥💦


トホ🥲


先ずは現物に不具合がないかどうか検品を行い、序でにテント内に荷物を入れて、レイアウトを確認してみました✨


その際に感じたことを、マフディ目線でレビューしてみますね。



NEWバリバスペンタゴン3の新たなマフディ秘密基地です✨


形状が五角形なので、これまでのスクエアなオガワGF3やヘキサゴンタイプなどの氷上わかさぎ釣りテントと比べると、荷物の配置が難しい💦


それでも、何とか全ての荷物が入り一安心😮‍💨


出入り口が二つあるけど、あれこれと荷物が多くて、出入りには一箇所しか使用ができません。


それでも、自己責任で使用する火器の点火と消火で発生する臭いを、二箇所から一気に換気ができるのは助かります。



↑このように扉幕を背中側にした場合では、火器類がもう一つの扉幕に近くなるので、開閉の際には火器の上に幕を垂らさないよう注意が必要。


出入り口を背中側に向けるか、それとも身体の横側に向けるのかは悩みどころ。



↑その判断次第で、バッテリーを入れたいメッシュポケットの位置も変わってしまう。


うーん、どうしようかな?


中に入って釣座に座ってみると、内側とその天井には骨格となるポール類が無いので、スッキリした開放感があります。



頭上の高さにゆとりがあり、椅子🪑スタイルやソリ一体型のスタイルで使用したとしても、窮屈さが無さそうな感じ✨



天井部には換気窓が二箇所、アウトポールに沿って5個と中心部に1個のDカンがあります。


各ファスナーにはオレンジ色の紐が付いていて、金具の位置が分かりやすいし、開閉が楽ちんです✨👌



↑出入り口も同様です。




↑出入り口は、付属品の連結シートを装着することで、⛺️⛺️⛺️同じテント同士が連結できる仕様となっていて、その都合上のためなのか、扉幕を下側に垂らして開けるファスナーになってます。


そのために荷物を搬入搬出する際には、その都度に扉幕を巻いて紐固定する手間があって不便に感じます。



↑こんなに邪魔になるから、巻かない訳にもいかない💦



↑出入りだけなら、それぞれの片側を斜めに半分開くこともできるけど、腰を下げた中腰姿勢になるので、足を引っ掛けてつまずきコケそう💦


ベリーロールくるくるスター


良い点は、フルオープンにすると釣座の写真が撮りやすい。


☀️暖かい日は、露天釣りのような開放感を楽しめそうね♪



張り綱は、風の力を上下のポールにY字分散できる工夫がされていて、耐風性が高そう。


程良い長さでベルトに結ぶこともできるので、展開や収納の邪魔にならないのも嬉しい。


φ3mmくらいの極細ロープなので、氷に張り付くような使用にならないように注意が必要かも。



↑スクリューペグとTペグが付属されているけど、マフディは使わないと思う。


このペグはヤフオクやメルカリなどで売られている物と同じっぽいな。笑


スクリュー式は固定力あるし、重いハンマー🔨持ち歩き不要なのが良いですね♪


手で回す手間が負担に感じなければ、便利アイテムと思うのですが、現物はスクリューのストッパー根元までが、9.7cmしかないのが気になります。


真氷では問題無く使えそうですが、設営地が圧雪に覆われていたり、ズボベちゃの状況下では、固定するには長さが足りないケースが多々あると思います。


重い荷物を載せたソリ🛷を引いて、目的地に到着したは良いけど、ペグ使えないからテント設営できないってのは、あまりにも切ない。


ある程度の条件をカバーできる装備を保つことは必要で、その点では使用できる範囲の幅が狭そうなので、自分は持ち歩けないなと判断しました。



↑真ん中の23cm電動スクリューペグは、この付属ペグより10.3cmも深く打ち込めますが、これでも圧雪やズボベちゃでは、僅かに短いこともあるんです。


その際は、予備の26cmや水中アンカーに救われる経験をしております。


ところで、これ使う人は付属の5本では足りないんじゃないかな?


T字ペグが使えない状況下に出くわすことも多いと思う。


では、辛口マフディの厳しい品質チェーック❗️

✨☝️✨



本体縫製、生地、プリント、パターンカットには問題はありませんが、仕上げは部分的に悪いです👎


↑扉幕のシームテープ処理が粗雑で、所々でファスナー生地側へと大きく不均等にハミ出ていて、そのままベタ貼りになっている‼️


当然ながら開閉で金具に干渉するから、噛み込んで浮き上ってしまう部分は、糊が剥がれて白くなります❗️



↑剥がれて白いでしょ!

こんなのが両方の扉にいっぱいあるのよ。



↑逆にこんなに細くて、縫製ラインギリギリだったり!



↑本来はこのように、ファスナーに被らないギリギリくらいの処理が正しいと思う。


処理に一貫性が無いんです。


本体側で気になったのはそれくらい。


でも、付属品のフライシートは縫製が酷かった‼️↓



↑ミシンの生地飛ばし縫いと、生地のハミ出し縫いがありました‼️


なんじゃこりゃー😱‼️

これで良しなの??


お店に戻って相談したら、ストック品を箱開けして、別のフライシートに交換して下さりましたが、大変残念なことに、そちらの物は中心部の縫い合わせが酷くズレている上に、生地裏が捲れ上がったまま縫っていて、更に蛇行縫いが全体に散見されて止縫いがグチャグチャ❗️


余りにもめっちゃ酷かったので、ダメ出しの受取りパス🙅


ダメだこりゃー👴🏼‼️


フライシートは、縫いに丁寧さが感じられないので、明らかに技量不足の者が担当したと判断しました。


アウト〜❗️🔥😤🔥


よってフライシートは、まともな物をメーカー交換してもらうことにしました。


テント上部にフライシートを被せるには、フライシート側のクリップをテント本体側のベルトに引っ掛けて固定する仕組みになっているのですが、どちらのベルトも伸びないPPベルト(ポリプロピレン)が採用されていて、クリップを掛けるにもシートサイズに余裕が無くて一苦労。


突っ張ってピチピチなのに、本体側のPPベルトがクリップの懐より太いから、脱着がやりにくい。


その点では、コールマンテントのフライシートは伸縮ベルトなので楽ちん。


ペンタゴン3も、そうすべきだったと思う。


なので、中心部がいびつに縫い合わせしてあるようでは、より脱着に手こずりそうだから嫌です💦


聞くところによると、何らかの縫製不良などの発生が分かり、出荷前に品質確認をして発売がズレこんだようですが、結果がこれではガッカリですよ😤


55.000円(税込)のプレミアムな価格と中国製品質には、とてもアンバランスな違和感を感じました。


お店で偶然に居合わせたまーまーさんも、ペンタゴン3を購入して受け取りに来店していて、彼が得ていた仲間内の情報からも品質に不安な様子で、その場で一緒に確認してあげました。

⛺️🧐🤔


扉幕のシームテープ処理の粗雑さは、マフディの物と同じ程度でしたが、彼のフライシートは微妙ながらも大丈夫みたいでした。


クオリティが不安定で、🎯当たり品、ハズレ品があるようでは困りますよね‼️


PREMIUM QUALITY

いつもあなたとともに


"メーカーホームページの表紙に浮かぶその言葉が泣いてるぜい"

と思うマフディでした。


でもさ、メーカー側も大変だよね。

要望に反して適当に作られて、無責任にそのまま粗悪品を納入されてるんだもの。


不良返品があれば利益ぶっ飛んで、余計な通信費や送料なども発生するだろうし、検品や梱包の手間も大変だったと思う。


それを納品されて、結局は対応に追われるお店側も同様に大変ですしね。(お店には感謝です🙇🏻‍♂️)


マフディもこの件で、お店に三回も行くことになるわ💦


それまで、フライシート無しです!

まさに負の連鎖

ふ〜😔


こんなことが、他の購入者には無いことを願うばかり。皆さんは大丈夫かしら?


あっ、そうそう


不具合ではありませんが、展開方法の使い勝手について気づいたことがありました。


ペンタゴンシリーズは一般的なテントとは違い、倒した状態からジョイント部を腹部に当てて引き寄せて開く仕組みになっていて、それはとても便利で良いと思うのですが、それなりにテントがサイズアップして大きいので、引き寄せて開くにはかなりの💪腕力と、安全上の注意も必要でした⚠️


引き寄せていると、突然にバシッと強力に吸い寄せられるように接合するので、慣れるまでは接合面やポールの隙間に指を挟まないよう注意が必要です。


分かっていながらも、折り畳み骨組みに親指がちょこっと挟まって、めっちゃ痛かった💦


それくらいで済んだから良いけど、中心付近のジョイント部の接合で指を挟むと、怪我の程度はそれなりに大きいと思います⚠️😵



↑マフディ流のコツとしては、先ずは手袋🧤をはめて手を保護します。


テントのポール全て真っ直ぐに伸ばした状態にし、倒したままジョイント側に立ち、ポールの一本を上に向け、上と左右の吊り下げフック3箇所を外してジョイントの底に手を入れやすくする。



次にジョイント上部を腹に当てて、ポールを持って少しだけテントを開いておき、両手を重ねて掌を水を救うような形に少し凹ませながら下側のジョイント底に当て、その両手で引き寄せて突起に差し込むと、スムーズに展開できると思います。



↑手の掌を少し凹ませる理由は、中心部から突起部が出て接合されるので、手の掌に強い衝撃を受けないようにするため。(凹ませても多少は当たるので、手袋の装着は必要)


両手を重ねて添える方法は力が入りやすく、慣れるにつれて展開も早くなり、無駄な腕力が要らなくなります。


しかし、この方法でもジョイント部には注意が必要です。



↑特に、骨組みの根元位置は要注意‼️⚠️

これ、🧤手袋のたるみが挟まっただけなので脱げば良いけど、皮膚だとヤバイよヤバイよ🙅


こうなると強くロックされているので、片手の力では解除できないと思う💦


その間は、拷問並の悶絶が続くこと間違いなし‼️



大きな血豆は覚悟だね🩸😱ガーン



↑ジョイントには、気をつけるポイントが数箇所ある⚠️


↑これを見ると、設営の手順が分かります


でもね、これも気をつけてください‼️



↑🎥動画のこのシーン、両手で掴むこの方法をマフディもやってみたけど、めっちゃ重くて均等に力が入り難くて、ジョイントを引き寄せられなかった💦


真似をすると、ジョイントの掴み方次第では怪我をする可能性もあると思う‼️


これ、右手のゴム手袋の親指先端部が、ジョイントの間に挟まっていると思うよ。


指先のゴムがちょこっとだけ挟まって、抜こうとした瞬間に動画カットしてるように見えるもの。✨👀


正直に、"こうなるから内側に指が入らないように気をつけてね"って動画にすれば良かったのにね。


以上


マフディだけは知っているぞコーナーでした〜グラサン


剛性に影響するポールの直径を、デジタルノギスで測定してみました。



FRP製でφ8.48mmあって、それなりの剛性があるようです✨


マフディ所有の4本ポールのオガワGF3(2.9kg)や、6本ポールのプロマリンアイスドームLEA500R(4.4kg)と、ほぼ同じ直径です。


テントの剛性を上げようとすると、重量や開閉のしやすさにも影響するので、サイズを含めて設計が難しいと思うけど、テント重量が3.4kgで5本ポールですからペンタゴン3は優秀ですよね✨


では、内部の使い勝手について


テントサイズとしては、二人で使用するには中途半端な大きさなので、ソロで使用するのが無難だと感じました。


荷物をセットしてみて、困ったと思ったことが一つありました。


それは、頭上のDカンの高さ以外には、コード類を吊るす手段が無いこと。


電動リールの外部電源ケーブルを、叩き台より少し高い位置くらいに吊り上げて使用したいのですが、それができないんです。


オガワGF3


GF3ではテント内のポールに生ゴム紐を結んでコードを通したり、扉幕の紐を利用したりすることで程よく吊り上げていたのですが、ペンタゴン3ではそれができない。


アウトポール式テントなので、見事なくらい中がスッキリしている。✨😳


電動リールの電源ケーブルを吊り上げているのは、ケーブルやコネクターを濡らさない目的もあるけど、叩き台にケーブルを干渉させたくない理由が大きい。


そうすることで、誘い、アワセ、巻き上げなどで電動リールを持ち上げても、叩き台にケーブルが引っ掛からしないし、ケーブルも軽く感じるから便利なのよね✨👍✨


叩き台から電動リールが落ちても、水面まで落ち難いからリールの水没防止にもなる。


今回のペンタゴン3では、仕方なく延長ケーブルに繋げて頭上のDカンを使用したけど、あまり天井に近い位置ではDカン同士の間隔の幅が狭くなって、外部電源ケーブルが肩や腕に干渉してしまう。


叩き台より上になる高さくらいにも、Dカンや輪っか紐があって、その近くにメッシュポケットがあると便利なんだけどな。


最近は電動リール率が高くて外部電源ユーザーも増えているし、左右にあると利き手や二刀流にも対応できるし、スマホを入れたりもできるから、そんな仕様に魅力を感じる方も今なら多いように感じる。


最後に外観ですが、


タケノコみたいなノッポ君ですが、カラフルな色合いがオシャレでカッコいいと思いました✨


で、自分の評価ですが、


気に入ったし、買って良かったと思うけど、今のところは満足度は75点くらいかな?


そこは人それぞれですよね。


企画力、機能性、デザイン、材質、ソロを意識したサイズ感、などは優れていると思いますし、これほど軽くて剛性が備わっているテントは、なかなか無いように思います。


そうは思うけど、手前味噌🥸



↑自分でカスタマイズしたGF3やGF-3の方が軽くて、設営が超〜楽ちんだし、風対策したから使いやすそうな予感がしました✨


フライシート一体型で脱着も不要だし、ジョイント接合に力使わないし、雨傘の開閉並みにワンタッチなの。


その上にデメリットを克服しようと、自分なりに努力してカスタマイズしたオンリーワンテントだしね✨


先ずはどちらも使ってみないとね♪

楽しみです♪


さて


今回もご興味のない方にとっては、どうでも良い内容を長々と恐縮です。


新年特長増刊号になってしまいました。🫣💦


とりあえず、欲しかった物がゲットできたので


めでたし めでたし〜


PS. 1月19日

その後、19日が経過した日にお店から連絡があり、フライシートの交換品が届いたとのことで受け取りしてきました♪



中心部の縫製ズレも無く、生地飛ばし縫いも無く、蛇行縫いも無く、ぐちゃぐちゃな止め縫いもありませんでした!


けど、新たな初期不良をテント本体に発見‼️



生地本体に繊維の断線を発見しました。

結局は、テント本体も交換する羽目になりました。


箱出しの際は、シワくちゃで分からずに見落としてました💦


あっぶね〜🫢


点検は大事ですね。

あー良かったウインク音譜