元旦から毎日続いていた出勤に開放されたこの日、yasuさんとふぁんさんのお二人にご一緒いただき、糠平湖の氷上わかさぎ釣りに行って来ました。
その糠平湖は、十勝の上士幌町から三国峠へと向かう途中の国道273号沿いの山間部にありまして、帯広市内や音更町から車で1時間ちょっとで行ける釣り場です。
広大な美しい景色に囲まれた湖面の上で、氷上ワカサギ釣りが一日600円の遊魚料で2月半ばまで楽しめます。
今季の糠平湖は、例年よりも湖面の全面凍結が一週間〜10日ほど遅れて、氷上ワカサギ釣りは今月の7日にオープンしたばかり。
まだ氷上の降雪が少なく、透明感のある空中釣座🧊が楽しめ、写真家に人気のあるアイスバブルが見られるとあって、ワクワクドキドキ💓
前日の準備から熱が入ります。
前回の釣行で、ミスって折ってしまった穂先を当日に使うかもしれないので、事務用クリアファイルで修理しておくことにしました。
ちなみに手順はこんな感じです↓
事務用クリアファイルを用意して、ピン📌などで穂先と同じ幅の印を軽く付けて、定規で幅を合わせてカッターで切り出し。
この際、クリアファイルが滑って切り出しが難しいのですが、定規の裏側に両面テープを貼ってクリアファイルと固定することで解決しました。
瞬間接着剤で穂先に固定
お湯を沸かして沸騰した時点で、熱収縮パイプを被せる部分にも瞬間接着剤を少し塗り塗り。
瞬間接着剤が乾く前に熱収縮パイプを被せて、熱湯を注いで収縮させて穂先と密着固定。
先端用の熱収縮パイプをクリアファイルに通してから、先端ガイドを瞬間接着剤で固定。
同様の手順で熱湯かけて、先端ガイド部を固定。
白い熱収縮パイプは1.5Φを使いました。
蛍光塗料を塗ってハイブリッド穂先の完成
間にガイドを追加することもできるし、ファイルと熱収縮パイプの長さでも調子具合が変わります。
釣行では凍結した氷が当たって折れることも多いので、こうして補修して使えるのはありがたいです。
マフディ流の折れた竹穂先の復活方法でした。
そして次の準備
今期の釣行からは、ワカサギ釣り専用に開発された指向角の狭いTD-08振動子が使える魚探を採用しました。
↑こちらのタイプ
TD-08振動子がセットされた本多電子のワカサギパックには、GPS機能が無いPS-610CⅡと、GPS機能がありポイントの記録が魚探内にできるPS-611cnⅡの二つのタイプがありますが、糠平湖では携帯電話が使えない上に、あまりの寒さでバッテリーダウンするので、GPS機能付きを購入しました。
それまで使用していた魚探のTD-04振動子は、指向角度が広い22度でして、それはそれで広域を含めた水面下の状況が分かって、外道レーダーにも役立ってはいたんですけどね。
今期からは、そのように指向角度が狭くなったことで、より仕掛けに近い状況をシビアに判断できるようになったので、画面を常時見やすい場所に設置することにしました。
そこで、画面本体を生け簀バッカンに脱着する仕様にしたのですが、実釣で試してみると魚探の裏側にストーブの熱が当たり、加熱気味になることがわかりました↓
その対策として、架台位置がもう少し手前側になるように変更することにしました。
↑そのためには魚探ケースが邪魔になるので、魚探の蓋を外して使用することにしました。
↑魚探のネジはM6サイズなので、ステンレスステーNO17を購入して取り付けました。
本体側との間にワッシャーを入れることで、ステーが魚探の横面に干渉せずに済みました。
架台の台座はイレクターパイプの土台です。
魚探ケースを外すと、置時計🕰が置けなくなってしまったので、考えた末にコードフックで引っ掛けて脱着できるようにしました。
↑ついでに、仕掛けを掛けるローラー棒もステーを手前側に少し曲げて、前傾させて掛けやすくしました。
準備完了!
そして当日を迎えました。
糠平湖五の沢駐車場に現地集合し、午前6時に湖面に向けて出発。
yasuさんは、二日前の8日にも一足早く御家族とXポイント周辺で爆釣を体験されたとのことでして、今回もその近くで釣ることになりました。
氷の綺麗な場所を選び、魚探の探索は一切無しでの一発決めでテント⛺️設営です。
早くも氷の厚さは20cmを超えていて、ガチガチの硬さです。
朝は全くの無風でしたが、自作電動スクリューペグで張り綱を6本ガッチリと固定しました。
のんびりと釣りを楽しむために、各自釣り穴は一つにして、🎣🕳一刀流の入魂遊びにしました。
ふぁんさんの魚探の振動子も広帯域仕様なので、マフディが200K Hz、ふぁんさんが300KHzに設定して混信を防いでテント内で二台を使いました。
(あら、拡大画面は湖底が合っていません💦)
ベタ底から20cmくらいの間に、ワカサギの良い反応が出てます。
午前7時18分、一足早く準備を終えたyasuさんが仕掛けを投入。
すると、落ちパクの多点連掛けが続きまして、あっという間にツヌケです🤭
早くも休憩して、暖かいコーヒーを振る舞ってくださる優しいyasuさん。
↑この日の氷上面気温はマイナス20℃を超えていると思われ、🕳穴開けした際に出た氷クズが再凍結していて、せっかくの空中釣座を台無しにしてしまう凸凹状態!
その氷クズで、生け簀バッカンや叩き台がガタガタと不安定になっていたので、ケレンの登場です♪
✨ワァーオ!これ、凄すぎる!!!✨
めっちゃ便利で感動♪
超〜簡単に氷🧊が削れるの✨👍✨
手にも負担を感じないしね!
こりゃ糠平湖必需品ですわ。笑
ガチ氷🧊地域の方にはオススメですが、
欠品前にお早めにどうぞ
↑マフディのはこちら
刃厚1.4mmの丈夫な方
さてと、
釣座の凸凹は平らになり、無事に準備が完了したマフディ。ワカサギ外しが逆に付いてるが、話に夢中になり全く気付いていない。笑
↑マフディは、切りの良い午前8時00分に開始しました。
この日、ヘッデン外すの忘れて、帰りまでずーっと頭に載せてましたとさ 🤖💦
あちゃー、魚探の画面下に🕰置時計がセットできるようにしたのに、持ってくるの忘れてるし😵
落ちパクで釣れて、ここで外し機を戻して何事も無かったかのように写真を撮るマフディ📸
床冷えが酷くて穂先ガイドが凍結しそうなので、前回のかなやま湖で使用した自作竹穂先、かなやまリミテッド323 ICE-MAX®️を今回も使いました。
↑この日、ふぁんさんは購入したばかりのレイクマスターCT-ETをシェイクダウン!
取り扱い説明書の持参を忘れたとのことで、操作が感ながらも、3連、4連の多点連掛けを続けてバラバラと調子良く釣ってます!✨👌
↑マフディも絶好調✨👍✨
とにかく仕掛けを落とせば、バラバラと幾らでも釣れる爆な状況!
でも、がむしゃら釣りは大人の事情で封印ね💦
前回のジプロックLにドサッと入った🐟が、🈵冷凍庫に手付かずで眠っとるのよ。😰
yasuさんからの事前情報では、魚体が大きく1.5号針が最適とのことでしたが、この日も確かにその状況通りでした。
けれどもマフディは、狐0.8号針の使い古しのポンコツ仕掛けで、21mをドキドキしながら釣り上げて楽しみました。👾👾👾
0.8号針を使っても、マイクロやチビサギが全く釣れない。
yasuさんが言われてたサイズばかりが、クローンのように釣れます!
釣りを真面目に取り組むふぁんさんは、水深の深さと多点連掛けに有効な袖針1号を選択して、釣果への影響を確認しています。
ふぁんさんは、翌日にソロで数釣りに挑戦されるので、この日はあれこれと探っての事前テスト。
落ちパクで釣れ続けるので、何かと手を止めることの多い余裕の三人です。
皆がほぼ50匹となったので、三人で外に出てマス釣り🎣の仕掛けをセットしました。
3連4連が続く爆❗️
その後も、仕掛けを落とせばバラバラ✨🎣✨
セーブ⚠️
糠平湖で700匹釣れたときよりも、遥かに魚影が濃くて途切れることがないのよ!
このコンディションで数釣りチャレンジしたら凄い数になりそう。
「トラブル無ければ、魔界できるよね」とyasuさんと意見が一致!
"翌日のプレッシャー大のふぁんさん"💦
と、
余裕ぶっこいて、多点連掛けを楽しむ三人でしたが、ふぁんさんとyasuさんの仕掛けがお祀り❗️
マフディとふぁんさんの仕掛けも祀りました❗️
かなりの時間をかけて、最善の努力を尽くしましたが、残念ながら仕掛けポイポイ💀
次も使い古しのポンコツ仕掛けを取り出して、1.5号のSASAME貫きの鬼👹を使いました。
針先が外側にキュッと反っていて、刺さりが良かった記憶がある。
大きめの夜光留も深場に効果がありそうで、全長、枝間、ハリス長もこの日の状況にピッタンコ✨
昨シーズンの最終戦の阿寒湖で、ふぁんさんと二人で魔界達成した際に使用した使い古しだから、やや刺さりが甘いけど、まだ十分に使えました。笑
yasuさんは200匹時点で一旦終了。
マフディも201匹釣れた時点で納竿としました。
この日の昼食は、ふぁんさんがコック👨🍳さん。
キムチ🍢おでんを料理して下さりました。
超〜絶品の激美味いおでんでした✨✨✨
ごちそうさまでした♪😋
調理での遅れを取り戻すふぁんさんの追い上げには、マフディが予備として持っていたクリスティアAIRと自作竹穂先を使いました。
ここでトラブル発生❗️
巻き上げする際に、大きめのメカニカルな異音が発生です。
"スプールを外して確認しても、異物は無し"
"モーターチューブの滑りでもなさそう"
"ネジの締め具合も確認してみましたが、緩みが原因でも無い"
そのまま実釣を続けるものの、音がしばらく続いていました。
摩訶不思議❓
もう一台のネジと交換してみようと、再度ネジを外したら、ネジが指先から転げ落ちました❗️
右手側で落ちたのに、何故か足下を通り過ぎて左側へとコロコロ
私の前にあるバッカンを横切って通り過ぎ、その影となる穴に🕳吸い込まれるように消えてしまいました。
まさにピタゴラスイッチ
マフディ、日本で最初にクリスティアAIRのネジを紛失した人になったかも💦
もう一台のネジと交換しても異音は続きましたが、さらに実釣しているうちに、音は突然に消えました。
異音の原因は不明なままです。
ネジは湖底に沈んでしまい、回収できませんでした。
ストーブ熱で氷が程良く溶けて、空中釣座が綺麗でしたが、その分、穴への奉納もしやすいみたいね。😵
あっ、そうそう、
↑ファクトリーbの叩き台を前傾して使えるように工夫したのですが、ツルピカ氷✨でもスパイクが効いて、安定して使えることが確認できました。
良かった、良かった。
その後、ふぁんさんも直ぐに追い上げて、200匹で納竿
その間に、yasuさんも20匹以上追加して遊んでました。
全員二束オーバー達成してカンパーイ🍻✨
この頃、風が強くなってテントがバタバタして怖かった。ペグ打っておいて良かったです。💨😱
荷物を分担しあって、帰りまーす。
この日、マスは釣れませんでした。
だからワカサギの濃さが安定していたのかも。
氷上を歩いていると、綺麗なアイスバブルも見れました。
あれれ、これで終わり?
何だよー!
一人200匹くらい大したことないじゃん❗️
って思うでしょ
でもね、本当に爆で釣れるのよ。
わしゃ、釣らんけど。
翌日に、その状況をソロで体験して数釣りチャレンジしたふぁんさん。
それを証明してくれます!🧝🏼
✨ドサッ✨
周辺にツアー団体様が沢山居たり、一台のレイクマスターCT-ETがトルク不足で巻き上げ不調だったりと、マイナス要因が多々あったようですが、午前7時に開始して正午12時10分で501匹釣れたみたい。😽👍✨💮
トラブル無く昼に700匹釣れてたら、魔界目指そうと思っていたらしい。
これでも午後3時くらいまで頑張ったら、800匹くらいは釣れたと思うよ。
さて、
異音が発生して原因不明な状況に加えて、スプールネジを紛失したダイワのクリスティアAIR。
もう一台のスプールは、それまでのブログ記事の通りにクリスティアCRTαの限定アルミスプールを付けていましたが、使い難いのでその日は初めて標準スプールに付け替えて使用していました。
念のために外してみたら、何と、何と!
スプールシールが大幅に中心からズレて貼られていました!
↑これで出荷するダイワの品質管理はひどいわ❗️
シールが、スプールよりも大幅に外側にはみ出てるの💢
使って無かったから、全然気付かなかったわ❗️
サポートセンターに連絡したら、二台とも修理に出すことになりました。
お近くのクリスティア取り扱い店に持ち込み下さいとのこと。
ネジ紛失は別として、こんなことで修理に出していたら、大切なシーズンに使えないわね。💢
で、
持ち込みに行って事情を説明していたら
変な人が大声で絡んで来る❗️
アメブロガーくりぼうが、高そうな竿持って立っていた。
笑
週末に糠平湖に行くらしいから、ポイントを教えてあげた。
世の中って、繋がっているね
めでたし、めでたし