2019年5月22日(水曜日)
この日は自作の投光器と、昨年購入した自動シャクリ機を持参して、豊頃町大津漁港にニシン釣りに行って来ました。
現地に到着したのは午前10時過ぎでした。
この漁港では、今年は5月の初めから二週間前までニシンが釣れて賑わっていましたが、先週は全く釣れなくなってしまったようでした。もう終わりかなと囁かれていたのですが、この日は海が大荒れで、魚が漁港に入って来たみたいでした。
ベテランの方々が13組くらいおられ、ポツリポツリと釣れている様子。
私も帰られたベテランさんの空いた場所に入り、シャクリ機に9mの竿を1本と、カレイとコマイを狙える仕掛けの竿を2本準備しました。
すると、直ぐに1匹目が釣れてくれました。
マガレイ?らしきカレイも釣れました。
そして、子ニシンが釣れました。
オトリ15.5cmと、ほぼ同じ大きさです。
ベテランさん達から聞いていたお話しでは、骨や身が柔らかく、脂がのって大変に美味しいとのことで、釣ってみたかったのでラッキーです。
しかし、その後はサッパリ釣れず、夕方まででニシン6匹程度でした。
シャクリ機2台投入したベテランさんは、30匹くらい釣られている方もいました。
夕方からは皆さん帰られて、私一人で夜釣りです。
投光器は、27wのLEDのスポット照射タイプを二個購入。Amazonのタイムセールで二個入りが1529円でした。
竿立ての竿置き部分を外して、そのまま無加工で装着しました。
夜釣りには、5.4mの磯竿を追加して2本での挑戦です。
スポット照射を、それぞれの竿先の下に合わせてみました。
すると、直ぐに沢山の小魚が集まって来ました!
27wスポットタイプのLEDですが、明るさは充分のようです。
試しに1つを消灯してみました。それでも明るいですが、やはり2本の竿出しにはそれぞれに照射する方が効果的みたいです。
仕掛けには、上と下に15.5cmのオトリ反射板を付けて、上には9.5cmのオトリも追加して水面よりも10cmほどシャクリ上がるようにして、上の二枚を投光器で反射させて光らせました。
すると開始直後に、5.4mの磯竿側にウグイが連続して三匹飛びついて来ました。
その後はニシンが釣れ出し、不思議とウグイは釣れなくなりました。
そして、待望の子ニシンが連続して沢山釣れ出しました!
この日の夜釣りは、5.4mの短い竿が圧倒的に釣れて、全体の8割くらいを占めました。
理由として考えられるのは、視認性の違いです。
5.4m竿の仕掛けは、夜光タイプを使用していましたが、9m竿の仕掛けの方は金メッキとケイムラなのでマッチングが悪くて、濁りが強いこの日のコンディションでは、魚にとって視認性が低くかったのかも知れません。
また、近い方が上から照らせているので、深くまで光が透っているようにも見えました。
カレイやコマイ狙いの竿も出していましたが、この日は前日から海が荒れていて、その影響で夕方からはゴミが底を大量に流れていて、仕掛けに絡み続けたので、途中で諦めました。
午前0時を過ぎても、ポツリポツリと調子よく釣れていましたが、徐々にスカリが重くなりまして、後のことを考えて午前1時で納竿としました。
数えてみると、41匹でした。
スカリの下に集まってしまって見えませんが、夜釣りでは7割ほどが子ニシンでした。
子ニシンが沢山釣れて大満足です。
この日の一番大きなサイズで32cmでしたが、ほとんどが30cm未満でした。
早速、子ニシンの頭を落として唐揚げで食べてみましたが、噂通りに骨や身が柔らかく、脂がのって美味しかったです。
翌日、ホームセンター(ホーマック)のカー用品コーナーに切売りの配線カバーがあったので、10φを4mを購入して、上から被せて配線を束ねてみました。
配線の構造は簡単でして、プラス側のバッテリークリップとスイッチの間には、5A250vのヒューズを通してあり、並列配線にしてスイッチを二個使用しています。
線の接続には、ハンダ付けして熱収縮パイプを被せました。思ったよりもパイプが薄かったので、更にビニールテープで保護しています。ギボシ端子を使う方法にすると、もっと接続が簡単みたいです。
線は、VFF平行2心コード1.25㎟をホームセンター(ホーマック)で切売りを5m購入しました。
しかし、LEDの線はこれよりも細いですし、スイッチには太くて入り難かったので、0.75㎟がベストでした。
バッテリーは、家にあった12v70Ahメンテナンスフリータイプをコンテナボックス(アイリスオーヤマBL-21)に入れてあります。
このコンテナボックスには、軽自動車用のバッテリーも入るようです。
軽自動車用バッテリーを固定するには、ブックスタンドとアンカーボルトを使用する方法がネット情報に載っていましたが、私のは重心が低くてピタリと収まっていて、転倒や液漏れしなさそうなので、まだ取り付けはしていません。
さてさて
シャクリ機と投光器を利用してのニシン釣りは初めてでしたが、とても楽しかったです。
バラさずに釣り上げるコツも掴めました。
針に掛かったら無理せずに、ゆっくりと暴れないように泳がせながら岸壁に寄せて、スーッと一定の速さで一気に持ち上げると、途中落ちしませんでした。
この日の途中バラシは1匹でした。
落とさずに釣り上げるワクワクドキドキ感が、とても楽しかったです。(クレーンゲームみたいな感じ)
自作投光器で夜釣りを楽しめて、美味しい子ニシンと、カレイの刺身が食べられたので、
めでたし めでたし〜